数週先になりますが(現車があるのになんでそんなにかかるねん!と思いますが)アバルト595の納車日が決まりました。
コペンとのお別れ日もそのあたりということになりましたので、今回は好奇心もあり「愛車売るなら無料で一括査定」というサイトを利用して売却することにしました。
サイトに必要事項を記入して数分後に電話が鳴りやまない感じになり、5社ほど査定をしてもらうことになりました。
1社は「時間があれば今すぐ見たい」ということでちょうど時間があったので見てもらいました。
もう1社も「今日の夕方なら行けます!」ということで見てもらいました。
もう2社?は日時を指定して見てもらうことに。
最後の1社は「他社とバッティングではできない。単独で見たい」とのことなので時間をずらして見てもらうことに。
というわけで、現時点では2社に見てもらいました。
一括査定サイト経由の出張査定は毀誉褒貶の激しいところで、服装や言葉遣いのような主観的なものを除けば「査定額と実際の売買額が異なる(契約後にイチャモンを付けられて減額)」とか「強引に契約を誘導される」と言ったところでしょうか。
一括査定サイトから情報を買い、ガソリンと人件費を使って査定をする。査定に来る人は歩合?でしょうから「夢みたいな高額査定を出して口八丁で契約を取り、のちにイチャモンをつけてオークション相場まで減額。『それなら売らない』と客が言うならキャンセル料を払わせて収益とする」のが構造的に避けられないと思われます。
ただし、今はインターネットでなんでもかんでも表に出される時代なので中古車業者も無茶なことはしなくなっている、とも思います。
インターネットに転がっている悪評も針小棒大でしょうから相当に割り引く必要があります。
現在のところ2社に見てもらいました。2社とも大手です。
1社は紳士でしたが、もう1社はダメでしたね。
「契約を急がせる、言うことがコロコロ変わる、クルマの扱いが雑、金額は明かさない」という悪評通りでした。
売る側としては金額が分からなければ契約はできないのが通常だと思いますが、買う側としては契約が確信できなければヘタに数字は出せない、という理屈なのだと思います。
ダメな1社は「今すぐ契約をするなら、上役に掛け合ってどこよりも高い値段を出す」「逆に即決価格をあなたが言ってくれ」とも言っていましたが、紳士な1社は「『今すぐ契約をするなら、上役に掛け合ってどこよりも高い値段を出す』と言う査定員が居ますから、全部の査定が終わって一晩考えてから結論を出した方がいいですよ」と言っていました。疑心暗鬼を植えると同時に業界の闇をほのめかすことで信頼を得ようとする情報戦でしょうか。紳士だからスムーズに売買できるとも限りませんし、ダメっぽかったけど実際にはスムーズに事が運ぶかもしれません。何が正しいのかさっぱりわからない恐ろしい世界です。2社の対応をした後「ナニワ金融道」をかつて愛読していたことを思い出したことから、ナニワ金融道が想起されるような体験だったようです。
一般的に、自社店頭に並べるための買い取りと、オークション代行のための買い取りがあるようです。
「当店はコペンみたいな趣味車を得意とするのでオークション代行ではありません。中間マージンがないから高く買い取れます」という惹句もこれから聞くことになるのでしょうが、それも「口八丁で契約を取り、のちにイチャ(略」ための情報戦かもしれません。すべてを割り引いて聞かないといけないようです。
紳士な1社は満足な数字を出してくれました。オプションや後付け装備も詳しくメモしていました。「契約後にイチャモンを付けて減額はしません、今日出した数字をお支払いします」とも言っていました。が、世はナニワです。それもいちいち割り引いて考えないといけません。
ディーラー下取りが一番楽だという身も蓋もない話になってしまいますが、傷がついているコペンでもそう大きな減額もなく買い取ってもらえそう(現在は半導体不足で中古車市場が活況)なのでひとつ懸念は解消しました😃
Posted at 2022/02/11 11:41:41 |
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コペン | 日記