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禁煙男爵のブログ一覧

2018年07月31日 イイね!

フィアット500 試乗!

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アルファオーナーになるためには500を候補から蹴り落とさなければ決心がつかない、蹴り落としてやる!と前回書きました。



ネットで見つけた年式走行のごく浅いツインエアーを目当てにディーラーに行きました。
アイスコーヒーをいただきながら担当の方とあれこれお話しをしました。


「ま、話をしていても仕方ないでしょう、まずは乗ってみましょうか」ということで早速試乗です。
商談テーブルのすぐそばに500があったのですが、すでに胸キュンでした。
外見だけはミトより500のほうが好きだ、と認めざるを得ません。500はデビューから10年くらいになるのでしょうか、初めて街で見かけたときから今日まで全く飽きることがありません。こんな素晴らしいデザインはとても珍しいと思います。


さて、走り出す前に最も大事なチェックです。ドライビングポジションがでるかどうか。
500にはテレスコがつきません(付けてくださいよ!)。ドライビングポジションが出なければ候補対象外です。
「イタリア人は腕が長いためか、イタリア車はハンドルが遠い、500もハンドルが遠い」という情報に接していましたからポジションが出なければちょろっと乗らせてもらってお茶を濁して帰ってくるつもりでした。

そして実際にシートに座ってシート位置、背もたれ調整をすると許容範囲のポジションが出ました。今の軽自動車と同等かそれ以上のポジションで座れそうでした。足にシートを合わせるとハンドルが遠く、ハンドルに合わせると足が近くなる傾向はありますが許容範囲でした。

担当の方の指示に従って走りだします。ややチープながらもポップな内装にも胸キュンでした。ミトの内装は洗練されて高級感がありますが胸キュンはしませんでした。

走ってすぐにスポーティでもプレミアムでもないことが分かりました。そもそも立ち位置が違うのだから当然ですが、ミトとは比較になりません。ハンドリングも曖昧でアクセルレスポンスも鈍重でデュアロジックも鈍重でロードノイズは軽自動車と同等に盛大でした。しかしながらアクセルを踏んだときのツインエアサウンドの高まりも盛大でした。

しばらくのって気づいたのは街中の試乗という限定された状況でもツインエアのサウンド、体の延長ようなコンパクトな車体、クラシカルな雰囲気のあるデザイン重視の丸メーター(夜はオレンジに光ってキレイらしい)、ポップな内装などが相まって「楽しい!」と思ったことでした。笑顔がこぼれる楽しさです。

笑顔になる、あるいは楽しい、という感覚はミトでは全くなかったものでした。
それと同時に私が車を乗り替えるときに求めていたものは、ひょっとして笑顔になっちゃうような楽しさであってスポーティさそのものではない…ということでした。

「ドリルを買いに来た客が欲しいのはドリルではなく『穴』である」という有名なフレーズがあります。
私が欲しかったのはスポーティな車(太くて薄いタイヤ、赤いブレーキキャリパー、大きいホイール、パワー、低い着座位置、固い足…その他)ではなくて「楽しさ」でした。

スポーティなら楽しいはずだという思い込みがありましたが、様子が変わっていきました。
500を土俵から蹴り落としてアルファロメオオーナーへ、とディーラーへ来ましたが急速に旗色が変わっていきました。





Posted at 2018/07/31 09:19:36 | トラックバック(0) | Fiat500 | 日記
2018年07月24日 イイね!

ミトと500の相撲

ミトと500の相撲ミトから後光が失われて一候補に格下げなり、Fiat500ツインエアに試乗してから考えることにしよう、と前回書きました。

500はデビュー当初(もう10年近く前になるのでしょうか?)から大好きなデザインでしたが「外車」しかも「イタリア」ということで乗ろうとは思いませんでした。そのころの私の外車全般に対するイメージは「1つ修理すると2つ壊れる」というものでイタリア車は「1つ修理すると3つ壊れて帰ってきて雨漏りする」というものでした。
その後2台輸入車を所有し、輸入車に対する偏見はなくなりました。部品代工賃代が若干割高であること以外は国産と大差ありません。

さて、500です。第一候補のミト(ああ、あの、あこがれのアルファ)を買うためには500のネガティブな点を心に浮かべて候補から蹴り落とさなければなりません。
・いかにも大衆車
・そのくせ割高
・ロードノイズうるさそう
・スポーティじゃない
・オートマが鈍重
・アクセルレスポンス鈍重
・パワーなし
・ロールしまくりでカーブが怖そう
・テレスコなし
・着座位置高い
・ナビなし(あるけど後付けっぽいし高い)
・いい年の大人が乗ると恥ずかしそう
・内装デザインはいいけど安っぽい
・白いハンドルが手垢で汚くなる
・ハンドルの革がヨレて汚くなる
・純正ワイパーがビビる。社外品もビビるという噂も。
・ツインエアはエンジンオイル要件が厳しくて、そこらへんで売ってなくて、値段が高い



などなど。
特にテレスコがつかないことが一番のウィークポイントだと思いました。ドライビングポジションが適切でないと疲れてしまいますし、そもそも不快感を抱えたままではどこへ出かけるにしても楽しくありません。
サイズの合わない靴で出かけるようなものですね。ネットでは「ハンドル遠い」や「ペダル近い」や「何をどう調整してもポジションがでない」と言われています。
試乗させてもらってドライビングポジションが出なければ候補外です。土俵から蹴り落として迷うことなくアルファオーナーになるんだ、そう思ってフィアットディーラーへ行きました。

Posted at 2018/07/29 10:18:07 | トラックバック(0) | Fiat500 | 日記
2018年07月24日 イイね!

FIAT500

FIAT500
ミトの実車を見て胸がキュンとしなかったことと、もう一つハンコを押せなかった理由があった、と書いたのが前回でした。


ミトの商談テーブルがアバルト595のすぐそばにありました。
ディーラーの方が書類を作ったり席を外している間にアバルトを眺めたり触ってみました。
外見や内装は第2候補のFiat500がベースですのでよく似ています。

このアバルトの後ろ姿、横の姿、屋根からお尻にかけてのライン、全体のこじんまりとしたたたずまいに胸の奥がキュンとしていたのでした。ミトの商談中に500のスタイルにキュンキュンしていたのでした!

ミトを見ても胸がキュンとしない、500(正確にはアバルトですね)にキュンキュンする、これではすぐにはハンコを押せなかったのでした。


家に帰ってから1週間ほど悶々としていました。
フィアット500ツインエアとミトを比較した時、実際の支払いの面ではそう変わりません。
それなら大衆車じゃなくてプレミアムメーカーの、よりパワフルで、よりスポーティで、より定価が高くて、より大きくて(安全で)、よりお得感のあるミトのほうが良いに決まっています。
ミトを買うんだ、ミトを買うんだ、さあ、勇気をだしてミトを買うんだ、と自分を励ましますがどうしても「ミトを買います!」の電話をかけられません。胸がキュンとしなかったのは当日緊張していたからではないか、と思い近所のディーラーにミトを眺めに行ったりしました。それでもキュンとしません。

どうしても最後の一線が越えられず電話ができませんでした。

もし色が黒やシルバー系を選べたら…
ホイールがコンペティツィオーネデザインだったら…
三角グリルがフェイスリフト前だったら…
などと思ううちにアルファロメオというブランドのヘイロー効果が薄れていきました。
「ミトか無か」ではなくミトが候補の一つに格下げされていきました。


そして「Fiat500のツインエアに試乗もしないで何かを決めることもできないでしょう」と思うようになり、フィアットディーラーに試乗&見積もりの予約をしたのでした…。

Posted at 2018/07/27 10:05:23 | トラックバック(0) | Fiat500 | 日記
2018年07月22日 イイね!

なぜ踏み切れないのか…ミトに躊躇する理由

なぜ踏み切れないのか…ミトに躊躇する理由
ミトか無か…、と印鑑をにぎりしめて勢いこんでディーラーへ行ったもののどういうわけかハンコを押せなかった、と前回書きました。


ハンコを押せなかったのは「現物をみてもビビッとこなかった」という直感的なものでした。
「とりあえず、今日のところは家に帰って、ご飯たべて、寝て、起きて頭を冷やしてからもう一度考えよう」と思い、ディーラーから帰ったのでした。


それからしばらくはミトを買うかどうかを悩みに悩む日々でした。毎日めぼしい個体の動向をチェックしていました。

ミトに乗りたい理由はたくさんありますが、今回はミトに躊躇する理由を挙げていきます。
・燃費が悪い
・ピーキーなじゃじゃ馬を期待してたら紳士的な車だった
・最小回転半径5.5と取り回しが楽ちんではない
・色が好みじゃない(高年式で手の届く個体は白か赤)
・アルファはプレミアム。大衆車慣れしているので気をつかいそう
・内装は嫌いではないが好きではない
実車を見たときに胸がキュンとしなかった
・タイヤ太くて(215幅)かっこいいけど交換が高い
・かっこいいからいたずら心配
・アルファの象徴、三角グリルがフェイスリフト前のほうが好み
・スーパー(という名の現行グレード)のホイールデザインがどちらかというと嫌い

などなど…。完璧なクルマなんて存在しないのですから、全部難癖とも言えますが、特に大きいポイントは実車を見てそのデザインに胸がキュンとしなかったことです。結局直感的感覚的なものでした。
私がクルマに求めるものに、外見の好みが大きなウェイトを占めていることも分かりました。

しかし、年式浅いアルファを、この価格で乗れるのはラストチャンスです。これを逃したらもうアルファオーナーにはなれません(年式にこだわらなければなれますが…)。



そしてディーラーにて躊躇したのにはもう一つ理由があったのでした…

Posted at 2018/07/24 10:27:23 | トラックバック(0) | 日記
2018年07月22日 イイね!

アルファロメオ ミトに試乗&見積もり!


Fiat500とそう変わらない額でミトに乗れる!
あの、あこがれのアルファロメオだ!
もうミト以外眼中になくなった!と前回書きました。


ミトに惹かれたポイント
・流麗デザイン
・革シートなどプレミアム感がある
・スポーティな味付け
Alfa Romeo
・純正ナビ(カロッツェリア)が最初からついてる

などなど。

ミトは生産中止となり、後継モデルも出る見込みがないようで、つまりは廃版です。
このため国内にある在庫や未使用車が売りに出されて安くなっているようです。

財布の事情から通常ではアルファロメオには手が届きませんし、今後は高級・本格スポーツメーカーにシフトすると噂されていますので、ますます手が届かなくなります。
つまり、年式走行の浅いアルファロメオに乗るには、私にとってこれがラストチャンスです。


印鑑証明と実印を握りしめてお目当ての個体を扱うディーラーへ行き、コーヒーを飲み、話を聞き、実車をなめまわすように見て、試乗をさせてもらいました。

実際のミトの印象
・写真や脳内イメージの流麗デザインの印象とちょっと違った
・内装は軽はもちろん500などより数段上質。ちょっと地味
・TCT(オートマ)は発進時以外はウルトラスムーズ。ダウンシフトでブリッピングしてかっこいい
・エンジン音は上品で静か。
・乗り心地、ハンドリングは絶妙。固くなく柔らかくなく思った通りに曲がる
・荒っぽくアクセルを踏めなかったのでどれだけパワフルなのかはわからなかった

古い設計のイタリア車なのでもっとポンコツでクセの強いものかと想像していましたが、自動ブレーキなどがない他は現代的で常識的な範囲という印象でした。目をつぶって乗ったら(見ないと事故ってしましますが)ドイツ車と区別がつかないくらい洗練されていました。


そしてオレンジジュースを飲みながら商談です。
ミト熱に浮かされてからは「MITOか、無か」が私の人生訓になっていました。ミトか、今乗ってる軽自動車か、という意味です

下取りやオプションその他もろもろ、とにかく安くしてくれと粘っていたら満足な額が出ました。
文句なしです。
しかし、どういうわけか、全く自分でもなぜか分からなかったことですが、さんざん粘ったくせにハンコを押すことができず、帰ってしまいました。

自分の人生であの、あこがれのアルファに乗るチャンスはこれが最後なのに、なぜ躊躇を?



Posted at 2018/07/22 10:17:23 | トラックバック(0) | 日記

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