「MITOに乗り替えたら絶対サブウーファーを付けるぞ!」と思っていました。これまでの車歴でサブウーファーを付けたことはありません。
乗り替えたのはMITOではなく500になりましたが、やはりサブウーファーは絶対につけたい装備です。今回は新車なので、最初に装着すれば長く楽しめるはず(壊れたり不具合が出たりサブウーファー自体が不快なら別ですが…)です。
納車翌日に早速オートバックスへ行き、作業を依頼しました。
取り付けてもらったのはDYNAQUEST DQC-800Bというオートバックスのオリジナル製品で、μ-DIMENSION Black Box X8のOEMだそうです。ネットの評判がよいので指名買いです。
助手席のシート下の収まるかどうか分かりませんでしたが、オートバックスの方に相談をしたら実物を実車にあてがってもらって収まることを確認してくれました。そのうえでの作業依頼となり実店舗の良さをしみじみと感じることができました。
サブウーファーの大きさが345×240×68mmです。ギリギリというかピタリと助手席の下に収まりました。ただ、マットと干渉する位置にしか設置できないのでマットを外すか、マットを切るか、マットをウーファーにかぶせておくか、です。後席に人が乗る場合にはつま先が当たるかもしれません。固定方法はマジックテープです。固定力は十分で通常の走行でずれることはまずなさそうです。
大きさがピタリ、なので本体にある位相、ゲイン、ローパスの各種調整(画像のDynaQuestプレートがわの側面、助手席ドア側シートレールに面したところにあります)が困難です。助手席背もたれを前に倒して一番前にスライドさせてようやく指先がアクセスできるかどうかです。指の太さ長さによってはアクセスできないかもしれません。アクセスできても手さぐり(指先さぐり)での調整となり、また、そのスイッチ操作も簡単ではありません。助手席ドア開口部からのアクセスもシートレールが邪魔をして困難です。頻繁にそれらを調整するなら別製品にした方がよさそうです。
もうひとつのよく使うリモコンゲインコントローラー(低音の音量調整)はグローブボックス内に設置してもらいました。大きさは相撲取りの薬指くらいの大きさで両面テープで貼り付けるようになっており、運転席から調整できる位置に貼り付けました。
私は特にこだわりや知識や「耳」がないので一度そこそこのセッティングをしたらあとはグローブボックスのゲインコントローラーだけで足ります。
幸い、私の手なら本体の調整スイッチにどうにかアクセスできるので困ることはなさそうです。
ちなみに調整スイッチ付近が青く光るようですが、シート下に設置しているので基本的に見えません。
肝心の音質ですがサイズが345×240×68mmですので、低音スピーカーとしてはどうしても小さく、物理的な限界があります。残念ながら大きいスピーカーから出る本当の低音は出ていません。低音はスピーカーの大きさに強く依存するので本当の低音が出たらそれはそれで物理法則に反していて怖いのですが…。
ピュアオーディオの世界から見ると論外でしょうが、クルマはリスニングルームではないのですから、ロードノイズや各種ノイズにかき消されない程度の「それっぽい音」が出ればそれでよいのです(それがよいのです)。その意味ではこのサブウーファーは
「つけて良かった」です。
ウーファー付きの音に慣れてからゲインコントローラーでウーファーの音を絞ってみると、それはそれは貧弱なスカスカな音に聞こえてもうサブウーファーなしには戻れません。やはり「つけて良かった」です。
軽(スピーカーをコアキシャルタイプに替えた)から500に乗り替えて純正のままのスピーカーで感じたのは「軽と比べたらずいぶんまともな音が出るようになった」ということでした。その「ずいぶんまともな音」が貧弱なスカスカに聞こえるのですからしつこいようですが「つけて良かった」です。
他の製品との比較はできませんが、価格帯としてはこのタイプの製品では中の上あたりでしょうか(オートバックスのプライベート品なので価格帯が中の中に収まっていますね)。
取り付け費用を含めて39,000円ほど、取り付け時間は2時間でした。輸入車なので割増工賃でした。
Posted at 2018/08/27 11:36:14 |
トラックバック(0) |
Fiat500 | 日記