納車まえから500の「ワイパーがビビる」持病(?)を心配していました。
これほど分かりやすい症状が出て、対策品を出す暇もたっぷりあったわけですからさすがに最新型では完治してるかな、と思っていた時期が私にもありました…。
さて、納車後すぐに雨が降りました。雨が降ったので500に乗りこんでワイパーを動かしてみました。案の定、思い切りビビってました。1回のふき取りで運転席側、助手席側ともドドドドドと5回くらいビビっているのを見た瞬間、ボッシュのゴムを即決しました。
ビビる純正を長い期間放置しているのですからフィアットとしてはモーターが壊れるとかそういう機能上の問題はない考えているのでしょうね。単に精神衛生上の問題と思われます。
純正のビビリは私の精神衛生上は論外なのでまずはボッシュを試してみます(ディーラーではベロフを勧めていました。ベロフは撥水剤を含んでいる?ので個人的には避けたいです)。
BOSCH A300Sです。AMAZONで2300円ほど。長尺の箱で送られてきました。送料はかなりかかるはずです。そう思うとお得・破格・便利と言いますか、どこかで何かが歪められての、どこかで誰かの涙が流れての到着とも言えるので微妙な気分です。
純正取り外し、ボッシュ装着作業は比較的簡単な部類です。「なんか入らないな、あれ?角度変じゃない?」と思ったので、とても簡単ではなくて「比較的簡単」です。
作業中に何かの拍子でワイパーアームがガラス面に戻ってしまうとガラスを割って数十万円コースになるのでタオル等で養生しておきます。
純正とボッシュでは「くの字」に曲がる力が全然違い、ボッシュに比べて純正はがっちりした樹脂パーツで強く曲がるようになっていました。ボッシュはそれに比べると「くの字」に曲がろうとする力は弱めです。
フィアットはいろいろなことを考慮し天秤にかけたうえであえてそのような設計にしているのですから「ビビるから設計ミス」「ゴムの品質がよくない」という簡単な問題ではないのでしょうね。
装着後、雨が降り、作動させました。フロントに撥水加工はしていません。
結論は
「うーん…純正よりマシ程度かな…」です。
間欠なのか連続なのか、そして雨量によってビビることもあればビビらないこともある、という感じです。
ビビらない状態であってもワイパー出発点や折り返し点で「キュッ」「ビッ」という音がしていて常にあと一歩でビビる感じといいますか、ぎりぎりでビビってない、という感じです。純正と比べれば症状が緩和したことは間違いありませんが、とうてい完治とは言えません。
しかしビビリが気になっても「とりあえず様子見」をして、ボッシュで「解決とする」のが現実的かもしれませんね。ベロフ(現在ではボッシュ比の倍の価格)が気になりますが、ボッシュ劣化時に検討したいと思います。
国産車ワイパーのウルトラスムーズ動作を0、フィアット純正の盛大ビビリを100とするとボッシュは70という印象です。
Posted at 2018/09/02 10:26:45 |
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Fiat500 | 日記