カーライフとの向き合い方が固まってきたからFiat500には長く乗れるだろうなどと偉そうなことを書きましたが、それから2年とちょっと経った現在、早くも飽きが来ているのか乗り換えたいという欲が出てきていて困っています。
正確には飽きたというよりも生活に潤いが欲しくて「新しいクルマがほしい」と感じています。実際500は好みなのです。本国ではEVにフルモデルチェンジしましたが仮にその新シャーシでADAS、デュアルクラッチ(MTのほうがよいですが現実的ではない)のTwinAirが出るならばそれがいいと思うくらいに500は好きです。
さすがに現在のADAS皆無、デュアロジックでは最新世代のクルマと比べるとちょっと見劣りしてしまいます。
では具体的にはどんな車種に乗り換えたいと思っているのか?
・Peugeot 208
・Toyota GR Yaris RS
・Fiat500X Sport
他にもたくさん候補はありますが主にはこちらの3台です。
それほど機会は多くありませんでしたが、500でドライブをした結果、私は山のくねくね道が好きとわかりました。
今はやりのSUV(スタイリングが今風でかっこいいと思います)も候補には上がっていましたが、大きい寸法に重心の高さで山のくねくねを走るには不向きであることから重心の低いクルマが候補となりました。
プジョー208は総合点ではFiat500よりずっと良いクルマだと思います(3世代くらい違いますからね…)。カー・オブ・ザ・イヤーで、内外装が美しくADASが充実しています。ただ、3気筒のエンジン音や車体の大きさ(全幅1745)の問題からくねくね道では500の楽しさには及ばないと思っていて積極的に買い替えとはならない感じです。お手頃な新古車が出回ればその時考えたいですね。
Toyota GR Yaris RSは「あのモンスターGR Yaris!!」の陰に隠れた1.5L NA CVTというなんとも…庶民的なパワー…いや庶民もパワーに不満を漏らすグレード(500TwinAirよりもトルクウェイトレシオが悪く、パワーウェイトレシオで優る)ですが、私はパワーはそれほどいらないタイプなので、モンスターのシャシーと外装デザインをお手頃価格(というほど安くはないですが)で乗れるチャンスだと思っています。
全幅が1805mmのCセグメントクラスで日本のくねくね道で走るには大きすぎると考えていて、加えて3気筒サウンドはまだしもCVTという鬼門を抱えているため、うひょひょ気分でディーラーに行くこともできません。CVTへの拒否感は脳が古いのかもしれませんが、最新世代のスポーツCVTに乗った経験もないですし、ディーラーの試乗程度ではCVTの良し悪しなどわかるはずもないので購入に至るにはハードルが高そうです。また、一説ではノーマルYarisのCVTをちょっとだけ制御を変えただけという話もあり、ガチンコのスポーツCVTではないのであれば(価格から考えるとガチンコCVTを積んでいないと考えるのが自然)モンスタールックながら駆動系は普通のヤリスということになるのでちょっと厳しいですね。
そしてわれらがFiatの500X Sportですが、今はやりのSUVスタイルでありながらスポーティであるという点でいいなと思っています。
いくらスポーティに振っていても重く、背が高いクルマですから山のくねくねは楽しくなさそうですが、アルファロメオStelvio(くねくねをバンバン走っちゃうことが売りの大型SUV)を小さくしたイメージもあり、ミニ・ステルビオだと思い込んで走ればそれそれで楽しいのではないかと考えています。
これらのうちPeugeot 208とFiat500X Sportはすでに試乗もさせてもらいました。いずれ記事にするかもしれません😃
しかし、Fiat500の小さい車体と日本の狭いくねくね道との相性、くねくね登坂時のTwinAirサウンドの美しさを考えると自分にマッチしているのは500 TwinAirだなあと思うわけですが、やはりADASや車体の大きさによる安全性を考えるとBセグメントくらいは欲しいとも思います。
あちらを立てればこちらが立たず。どのようにクルマを選んでもメリット&デメリットがありますね。
Posted at 2020/10/18 11:31:59 |
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Fiat500 | 日記