パドルシフト取り付け

今回シフト脇のトランスミッションコントロールスイッチからパドルシフト用の信号を分岐します。

フロントコンソールBOXを外さないと、トランスミッションコントロールスイッチにアクセス出来ないのでコンソールを全て取り外します。

個々のパネルの外し方ですが、ほとんどの部品がクリップで止まってるだけです。(探りながらの作業だったので写真撮るの忘れてました）

パドルシフト用の配線を通す為に、ハンドル、ステアリングコラムロワカバー、ハンドル下パネルも外します。

インストルメントパネルエアバッグは外さなくても作業できます。

エアバッグを外すので、バッテリーマイナスを外したあと5分以上経過してから作業します。

このステアリングパッドスイッチは北米カムリ用の物です、パドルシフトが有る車種ならこの白いコネクタがあると思います。

パドルシフトからスパイラルケーブルに刺す為のコネクタ一式を外し、既存のパッドスイッチに再利用します。



(パッドスイッチ自体は使いません、白いコネクタとそこから出てる3本の配線のみ使います。)

取り外したコネクタです。

再利用するので端子を痛めないようにカプラーから外します。

(パドルシフトからも3本のみ線が出てます、シフト+、シフト－、アースの3本です。)

既存のパッドスイッチのコネクタです。

このコネクタがスパイラルケーブルに刺さります。
少し解りにくいですが、3本空き端子があります。
そこに先ほど外したコネクタを刺します。
（空き端子の数はグレードによって違う可能性があります。）

端子を刺す場所に特に決まりは無いですが、後でどこにどの色の端子を刺したかメモしておきます。

外したコネクタを既存のパッドスイッチに取り付けした状態です。

（右側の緑線で繋がってるコネクタはクルコンの線です)

ステアリングホイルカバーを入れ替え、パドルシフトを取り付けます。

白コネクタがパドルシフトとつながってます。

これも北米カムリ用です、パドルシフト単品は共販部品でも入手可能です。
現行のオーリス、クラウン、アベンシスの部品が使えると思います。

ステアリングホイルカバーは単品で部品が出ないようです、ステアリングアッセンブリーでしか入手出来ません。
おそらく同じハンドル形状のアベンシス用が、唯一使えるとは思いますが未確認です。

(このカバーが入手したくて、eBayで北米カムリ用のハンドル一式を入手しました。）
(画像はパドル有り、無しのカバーの比較です)

カバー、パッドスイッチを組み直します。

カバー類の取り付けに加工は一切要りません。
パドルシフトを固定するネジ穴も開いてますし、固定する爪の位置も同じです。

その2に続きます。