ミニクラフトに行き、
問題の65Dフルトラデスビをカントリーマンに装着して、正常に動作するかどうか確認してもらう
まずはミニクラフトに送っておいた問題の65Dを通常通り取り付けてみたが、やはりなんかうまくかからない
デスビキャップのプラグコードの差し込み位置を、90度ずらして付けてみると、なんとかかかるようにはなったが、どうも安定しない
ただ、この時点では、一度エンジンを停めてから再度始動しても、ちゃんとかかっていたので、なんとか解決できそうな感じはしていた
試しに、ポイント式の別のMINIにも問題の65Dを装着してみた
カントリーマンのときは90度ずらしていたが、このMINIの場合はそこまではずれていなかったらしいが、ずれていたことはずれていたようだ
ここで、65Dフルトラデスビの内部にもやはり問題があるのでは?ということになった
生産中止となる前のルーカス製の65Dと、問題の65Dを比べてみると、細かな点において違いが見受けられた
ルーカス製の65DにはLucasの文字が立体的に浮き出ていたが、問題の65DはLucas TYPEというシールが貼ってあるだけだった
なんだか怪しいんじゃないの?コレ
ならば、ということで、ミニクラフトが念のため予備として取り寄せておいてくれた別の65D(Lucas TYPEだけど)で試してみた
59Dと65Dでは、デストリビュータの先っぽの駆動ツメとローターアームの位置関係が若干違うということなので、エンジンからスピンドルシャフトを抜き出して、歯車一個分ほどずらしてエンジンに付け直す
その状態で取り寄せておいた65Dを装着すると、今度はプラグコードの差し込み位置を90度ずらさなくてもエンジンがかかり、正常に動作しているかのように見えた・・・!
エンジンがかかった状態で公道で試走してもらい、無事戻ってきた
問題のデスビが不良品ということで、解決したかに見えた。一度エンジンを切るまでは・・・
念のため、エンジンが停止した状態で、再度エンジンをかけてみる
すると・・・あり?かからない・・・?
これは・・・クリスカンパニーのときと同じ現象ですよ・・・
セルが一生懸命回ろうとしているが、エンジンがかからない
ここで、セルの電圧を測ってみると、8Vしか来ていなかった
バッテリーに直結されているはずのセルにしては異常に低い数値だが、この数値でも59Dやルーカス製の65Dならばエンジンがかかるという現象が解せない
問題の65Dの場合、電圧が11V近くまで上がった状態ならばエンジンがかかった
この時点で本日の作業は時間切れとなった
これといった原因は現時点でははっきりしない
「65Dデスビ自体の不具合」と「カントリーマンのスタータモータへの電圧不足」の両方の可能性がある、ということしかわからない
いろいろと試してもらったが、結論は年明けに持ち越し、ということになった
とりあえず自走で帰るために、また59Dに戻してもらう
ミニクラフトで購入した65Dデスビは一旦返品し、代金も返してもらった
なおかつ、あれだけ作業してもらったのに工賃も請求されなかった
文字通り遠い道のりとなってしまったが、このような良心的な対応をされては、途中で諦めるわけにはいかない
年内は無理としても、年明けには再度ミニクラフトに行くことを約束
そのときはカントリーマンを一週間預けて、とことん納得いくまで原因を追求してもらうことになった
まだまだ終わりが見えない、遠い遠いフルトラ化への道のり・・・
Posted at 2008/12/14 03:02:56 | |
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