
アルピーヌA110Rを再販 14台限定で受け付けは5月7日まで 応募多数の場合は抽選
A110Sより34kg軽量化
A110RはA110の頂点に立つ最速・最強モデルで、Rはラディカル、すなわち過激であることを意味する。エクステリアはフロント・スポイラーをはじめ、ボンネットやエンジン・カバー、サイド・スカート、デュケイン社と共同開発したホイールにカーボン素材を使用。インテリアのサベルト製シートもカーボン・フレームとなる。これら軽量素材の採用のほか遮音材の排除などにより、車両重量はA110Sより34kgの軽量化を実現した。
カーボンとグラスファイバーを用いた新型リア・ディフューザーをはじめ、ボンネットやエンジン・カバー、ホイールといった外装は各部が空力に配慮したデザインに変更。リア・ウイングはダウンフォースと空気抵抗のバランスを改善したスワンネック・タイプだ。全長は50mm伸びて4255mmとなっている。
◆エンジンはそのままにシャシーを強化
パワートレインは「A110S」や「A110GT」と同じ300ps/340Nmの1.8リッター直4ターボとデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)の組み合わせで後輪を駆動。加速は0-100km/h が3.9秒、0-1000mが21.9秒、最高速度は285km/hをマークする。
シャシーはスプリングを10%、スタビライザーをフロント10%、リア25%強化し、車高と減衰力の調整機構も追加。全高はA110S比で10mmダウンとなる1240mmだ。ブレーキのキャリパーはブレンボ製で、前後とも320mmのカーボン・コンポジット製ディスクを採用。さらに冷却用の通気孔を追加している。タイヤはフロントが215/40R18、リアが25/40R18のミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2を履く。
◆前回より50万円アップの1550万円
ボディ・カラーは2022年のアルピーヌF1マシンと同じブルーレーシングマットを含む25色。左右のハンドル位置や6色のブレーキ・キャリパーなども自由に選択できる。
今回の購入申し込み期間は5月7日までで、販売台数は14台。申し込み数が予定台数を超えた場合は抽選となる。
価格は前回より50万円アップの1550万円となっている。
Posted at 2023/04/21 15:07:18 | |
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