2008年05月02日
そうです。
ここは、すべてのバランスが崩れた、恐るべき世界なのです。
これから30分。あなたの目は、あなたの身体を離れて、この不思議な時間の中に入っていくのです…。
低く淡々とした石坂浩二のナレーションと、不気味なエレキギターが印象的なテーマ曲で始まるウルトラQという特撮番組をご存知でしょうか?
後に続くウルトラマンシリーズの雛形と見られる円谷プロの初期作品です。
「宇宙からの贈りもの」のナメゴンや「ガラダマ」のガラモンなどの怪獣ものの話(製作途中でテレビ局から怪獣を出してくれと要請される)が多かったですが、どちらかというとアメリカのTVドラマ『トワイライトゾーン』を意識して作られた本格的SF怪奇ドラマを目指していたようです。
現実世界に疲れた男が、ある日、異次元世界に向う列車に乗り込んでしまう28話「あけてくれ!」では、作品中で小田急ロマンスカーが夜空を飛ぶシーンは子供心の私には強烈なインパクトを与えましたわ。
まさか私の身にも不思議な出来事が起こるとは…
今日のお店での出来事です。
その日の営業も終了し、
「○○さん、○○さん、○○さんは私の送りね~」
と告げて、それぞれを方向別の車で送る予定でした。
最後の一人が外に出るのを確認してから店内の照明を消し、二重ロックのドアを施錠して私も車に向いました。
「じゃあ、出発しますよ!」
その時ふと、私が送るはずの女の子が一人いない事に気がつきました…
「あれ?○○さんは?」
他の子に聞いても誰も行方を知らないので、念の為に戻って辺りを見回すと、
突然お店のドアが!?
ガチャッ!!ガチャッ!!ガチャッ!!
「開けてー!!」
デンデンデンデンデンデンデン、デデ~ン!!(笑)
Posted at 2008/05/03 12:41:52 | |
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