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イイね!
2009年02月13日

ちょっと、今更ではありますが、

ちょっと、今更ではありますが、 こいつを読みました。

ちょっと前の文庫ですので、かなり乗り遅れた感のある題材ですが、お許しを・・・。


読んだ感想ですが、当時のアグリ氏は、F1参戦してたって言うよりも、お金集めに参戦してた感を、強く感じました。

とにかく、二転三転四転五転と、まさに死に物狂いで、毎戦を乗り切ってた感じです。本の内容全てが本当だとしたら、心労がすさまじかったと思い、あの時点での決断が良かったのかと錯覚するほど、すさまじい参戦だったと思ってます。

で、何で撤退しなきゃいけなかったか、私的な見解では。。。

1) ばんせい証券 海生裕明取締役(当時)に騙された。
2) エーカンパニーのビジネススキルが低すぎた。


これに限ると思ってます。


でもって、ホンダは出来うる範囲のサポートを行った。(HRF1としてでは無い)


藁にもすがる思いで、ばんせい証券に手を出したのでしょうが、それが終宴に向けての始まりで、負のスパイラルは止まる事が出来なかったようです。

30億円のスポンサーを約束していた、SS UNITED。
結局、SAF1には一円も払わず、2年前の4月のオーストラリアで、会社を代表してスピーチした白人男性は、その2日前に市内で見つけた、ただの一般人!!!!


世界最高峰のF1の表舞台で、いとも簡単に騙され続けたSAF1。
騙す方も騙す方ですが、騙された方も騙された方です、今となっては・・・。


もちろん、苦労に苦労を重ね、ファンを楽しませてくれた、SAF1ですが、裏では遊ばれ騙され、あの結果になった訳です。
しかも、ばんせい証券からは、15億円を当時のSAF1に融資したとして、返金を求める裁判沙汰にまで・・・。

本来、SS UNITEDからの30億円の一部として、15億円が支払われたわけですが、そのお金は、海生氏が会社の資金を勝手に運用したと・・・。


まー、ものの見事に、騙された続けたエーカンパニー。
大金を短期間で動かすスキルが無さ過ぎたといった所でしょうか。


私は、未だにSAF1の失墜が残念でなりません。
日系企業の無関心さ、アホどもにもて遊ばれ、挙句の果てに訴えられるなんて・・・。


ま、何もかも今更の事ですがね。




今宵は、急遽大黒Pにて、”良い子の為の集会”があります。
寒いでしょうが、厚着をして望みたいと思います。。。
私には、体に毒の集まりな訳ですが・・・。


皆さん、良い週末を~!!
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Posted at 2009/02/13 12:17:00

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この記事へのコメント

2009年2月13日 14:46
「納得できない終わり方」という面ではSAF1の消滅は様々な関係者の動きも含めて割り切れないものがあります。

ホンダ技研(もちろんHRF1ではない)が琢磨のシート合わせしてたなんて琢磨の手記見たときは泣きそうになりました。

詐欺に引っかけた「ばんせい証券」の卑劣ぶりは問答無用ですがその過程にいたるまでの資金不足の要因には日本企業の責任は大いにあると思います。

昔F1ブームの時に散々亜久里さんにお世話になったTOSHIBAさん、こんな時こそSA08のリアウイングに御社のロゴ載せる位の心意気見せてもいいじゃないの?
若手育成プログラムに参画してるオートバックスさん、SA08のメインカラーをオレンジにしたらカッコイイと思わない?

確かに今さら「どうでもいい事」言ってますね、僕も^_^;

思い出に想いを寄せるのはいい事だと思います。
その思い出がどんなに残酷で切なくともSAF1の皆さんが僕らに見せてくれた戦う精神こそ「大切な思い出」なのだから。
コメントへの返答
2009年2月13日 15:05
この本を読みながら、涙が出そうなぐらい、非常に悲しかったです。(実際は出ませんでしたが・・・)

ただ、結局は見切り発車が根本の原因で、スポンサーを見つけられなかった、エーカンパニーが甘かったとしか言いようがないと思ってます。
その後の過程は、当然許されるべき内容ではありませんが。。。

おっしゃる通り、東芝や”あの時”チヤホヤしてたスポンサーさん達が、もうちょっと親身になってくれたらと思うと、本当に残念です。。。

日系企業の非情なまでの冷たさ。オリンピックなら、いくらでもつぎ込むのに、F1となるとドアを閉めっぱなし。
この文化、日本ならではのとてつもなく高い壁なんだと思っています。

その点、サマンサタバサの社長さん、支度金準備の力になってくれて、本当に素晴らしい方だと思ってます。

ただ、その後はケツかっちんだった訳で、そこはエーカンパニーの弱さだったんだと思ってます。


とにかく、あの2年半、本当に熱く楽しく、一生記憶から消えない、素晴らしい時間だったのは、間違いありません。


特に、あの2戦は。。。。
2009年2月13日 23:05
この本、読まれましたか。

負に転じた以降は
渡ナベさんの要約の通りですね。

アプローチ、チェックが違ってたら
違った結果を辿り、
琢磨ももう少しマシになってた
気がします。
現状からして“マシ”としか
言えないのも
非常に残念なことではあるんですが…

この本からして言えることは、
やはりホンダとしては
世間一般的に見られた当時の姿ではなく、
出来る限りのサポートをしていた
ということです。

ばんせいもですが、
もう1つのガンは
やはりあのCEO!?
コメントへの返答
2009年2月16日 11:07
私も、タラレバを考えると、あんな事もこんな事も妄想してしまって、今頃幸せだったかもしれません(笑)

肉揚は、もちろん完全にNGです。HRF1を潰した主要人物ですから。
でも、結局のところ、全く自立できなかった、SAF1の戦略が全てだったのかな??って、今は思ってます。

ただ、あの時に自立出来ていたとしても、ホンダの撤退でにっちもさっちも行かない状況があったかも知れません。。。

いずれ、厳しい状況だった運命なのが、SAF1だったんですね。。。


でも、本当に楽しかった2年半でした。これは、揺るぎない事実な訳ですよね。
2009年2月14日 3:25
遅ればせながら、私もこの本読みました。やはり渡ナベさんと同じ感想です。
日本企業のモータースポーツへの関心の低さ、金の事しか頭にないハイエナ。
それに振り回され潰された、亜久里さんと我々ファンの壮大な夢・・・・・。
無念としか言いようがありません(T_T)

ホンダのサポート、私も相当なものだったと思います。
亜久里さんの夢に共感したからこそ、色々と手を尽くしたんでしょう(ホンダの大島役員がスポンサー探しもやっていたようですし)。
そういった事を無視し、ホンダだけを悪者扱いする報道には心底怒りを覚えました。
もちろん、難癖ばかり付けた肉揚は物凄く憎いです!!

不景気の影響か、ARTAはFNに参戦しない公算が大との事。
「若手ドライバーを育てる」という亜久里さんの夢、潰えない事を祈るしかありません・・・・・。
コメントへの返答
2009年2月16日 11:17
日本企業の、モタスポへの冷遇。これは、文化としてモタスポが根付いていない、確固たる証拠なんですよね。。。

これは、いくら素晴らしい技術を持った日本だとしても、変えるのは不可能だと思ってます。
モタスポは、暴走族の延長が世の中の認識。
また、現在のスポンサーは、ギャンブル・酒・胡散臭い投資会社、それと自動車関連が中心。レース内容は、八百長(SGTの場合)

こんな文化に、一般優良企業が応援しよう!!なんて、思うはずもありません。。。

で、その影がSAF1に影響してしまった感じですかね??

現在、若手を育成しても、正直、フンづまり感が否めません。
F1に行ける道は、ほとんど無し。
GP2は元F1ドライバー左近が乗ってる始末。
SGTは、オジサンの憩いの場所。
FNは、人気絶不調。

こんな状況で、若いドライバーだって
夢を持てないですよね・・・。


ですから、ホンダが、ARTAとタイアップして、もっともっと門戸を広げ、IRLやGP2に育成ドライバーを送るプログラムを立ち上げるべきなんですよね!!

F1を辞めた、せめてもの償いだと思います。。。

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