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2010年08月26日

Challenge of Japan products    無念・・・・。

Challenge of Japan products         無念・・・・。 世界を相手にする、日本で唯一のレーシングコンストラクター みのタンこと林稔氏率いる 『童夢』 ですが、このたび  ルマンからの撤退を表明しました・・・・。


これは、悔しい。


何が悔しいって、日本製のレーシングマシンが世界でも通用することを、あきらめてしまったのですよ。ま、S102に関しては、通用するかしないか分らないままでしたが・・・・。

普段生活してると、日本の技術力の高さってあんまり実感しませんが、日本の技術力って本当に素晴らしいのですよね。
携帯電話の開発に関わってる仕事をしてますと、本当に実感出来ました。

だって、世界中の携帯電話には必ず日本の製品が乗ってます。
※中国メーカーや、バッタもん携帯は除くw

なんでそんな事になってるかって言うと、性能が段違いな訳ですよね。
最近でこそ、海外メーカーも対等してきましたが、結局は日本の ”製品力” には敵わない訳です。

そんな日本の技術をふんだんに駆使して、童夢はレーシングカーを作ってる訳でしょうから、そんな製品を世界で走らせ、そして頂点に立って

Oh, Jap Great Job!!

って、言わしめて欲しかったのですよね・・・。

今の日本のレース業界って、海外品が多いですよね。
簡単な例で言えば、油脂類・タイヤ・ブレーキシステム・シート・シャシー等々・・・・

でも、これらって、日本製品で全て揃うんですよね。
エンジンだって、ミッションだって(は、無理か・・・・)、モノコックだって、何だって日本でそろえられるのに、大人の事情もあってか、海外製品が多いのは確かです。

ホンダのタイプRシリーズですら、キャリパーはブレンボ、シートはレカロな始末ですw
FD2のシートは、東京シートですけど・・・。

で、何が言いたいかって言いますと、日本のレース産業はいつまで経っても、最低ランクの職種な訳ですよ。イギリスなんかだと、産業としてしっかり成り立ってますから、年をとっても仕事が続けられるんですよね。日本では、いまだに暴走族の延長みたいな扱いですからね~・・・。

で、そんな日本製レーシングカーの世界への挑戦が終わってしまったって事は、今後も海外製品に依存しなくてはならない訳で、それが一番に悲しい現実なのです。

みのタンいわく、お客さんから作ってって言われれば作るよ。
でも、今までのように自腹で挑戦は辞めた!!

って事だそうです。。。

S102でも、エンジンはJUDD、タイヤはミシュラン、ミッションはXトラックだった訳ですから、純日本チームとは呼べはしませんが、それでもシャシーの設計・開発・製造は日本だった訳ですから、もっともっとがんばって欲しかった(涙) 


こんな景気が低迷しているからこそ、日本製品の底力を見せつけて、少しでも元気になれれば良かったのですが、レース界はどん底スパイラルの様相です・・・。

日本は、新技術の構築・製造力の効率化が、お家芸ですから、そんなお家芸をレース業界にもどんどん取込んで欲しかった。


とは言え、ルマンが終焉を迎えても、なんとなくJMIAのF4モノコックが地味な賑わいを見せている様子なので、こっちはこっちで楽しみでもあります。

5年後、10年後に、Fポンまでこのうねりが続くことを祈るばかりです。
で、童夢のワークスが終焉を迎えたことで、みのタンは予告通り、『遺作』プロジェクトを始めるそうです。


遺作なだけに、みのタン最後の趣味を存分に楽しんでね~!!
そして、S102でファンを楽しませてくれてありがとう、みのタ~ン!!

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Posted at 2010/08/26 11:22:40

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この記事へのコメント

2010年8月26日 12:19
童夢ね…

そりゃこんな景気じゃ無理だに。。
コメントへの返答
2010年8月26日 12:23
ドームごめんなさい。
って事ですかね。

日本製のマシンが見れなくなるのは、本当に悲しいです・・・。
2010年8月26日 22:58
S102は本当に残念です・・・。

こないだ、変態モタスポサミットでも話をした通り、来年は今搭載しているJUDDエンジンが性能調整の上、搭載可という条件付での参戦になれば、もちろん戦闘力は期待できませんし、かといってエンジンを小排気量や回生有りの新レギュに合わせれば、もちろんS102の特殊な重量配分のコンセプトは根底から覆される事になりますから、もうS102に価値は無いでしょう。
いろいろと余裕を持って息の長かったS101は、やはり戦績もそれなりでしたし、それに対してS102はギリギリまで攻めた結果ゆえのレギュレーションへの汎用の無さが首を絞めましたね。本当にベストな状態で走る事が出来なかった悲運のマシンですね。

1回しか走らせていないのに、お蔵入りではさすがに体力的に厳しかったんでしょうね。

メーカーとタイアップできれば復活もと言っている所からも、S102のコンセプトは棚上げで基礎研究からお金を出してくれるパトロン希望って感じでしょうかw

ほんと童夢がいなくても、20時間弱も中継を見てしまう変態ルマン好きな、わたしにとっても辛いニュースでした。

プジョーの908HDiを買おうと思っていた予算で、先ほど後回しになっていたS102のミニカーを急遽、購入しました。。。本当に残念ですね。
コメントへの返答
2010年8月27日 9:29
ただただ残念ですね・・・。

2年前のオイルキャップされくじけてなければ、そこそこの結果は残せてたのに。

ま、レースにタラレバは禁物ですな。。。。


いずれにせよ、JUDDV10エンジンありきの設計である以上、どうにもこうにもならないのも事実でしょうし、富士の走行会でS102と走れた一般ドライバーは、心底うらやましいと思うばかりですw

とか言って、実はS103の開発を秘密裏にしてたりしてたら、もう拍手喝さいですよね。そんでもって、無限がV8ベースのディーゼルを実は開発してて、それのジョイントでルマンに復帰!!

なんてシナリオは、ゴミ箱行きなんでしょうね・・・w

いずれにしても、とうとう『遺作』の話が正式に出てきたって事は、童夢独自のルマンは100%終焉で、みのタンの生き様を集結したロードカーが出てきて巻く引きってシナリオですから、もうどうにもこうにもなりませんね・・・。


エブロS102、レースカーは既に持ってますが、いっそのこと、テストカー含めて3台そろえてしまおうか悩んできましたwww


それにしても、童夢のこの中途半端な活動は、本当にもったいないです・・・。世界に通用する、日本製のレーシングカーはもう見られないのでしょうか???

無念。

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