• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

opabinのブログ一覧

2023年12月12日 イイね!

BMW/MINIカーナビ専用地点編集ツール(その後)

久しぶりにBMW車の話題。

1つ前に乗っていた BMW/X4 の純正カーナビ idrive には、地点情報をUSBメモリに保存したり、読み込んだりできる機能があります。

保存した地点情報データの形式を解析して、ブラウザからGoogleマップを操作しながらポチポチと地点編集ができる、BMW/MINIカーナビ専用の地点編集ツール というのをJavascriptで自作して、気になった自分の地点情報や、遠出の時の地点登録などに、とっても活用していました。 → 2016年5月のブログ2017年4月のブログ

Googleマップが「完全有料化」し、2019年ごろからは「グレイアウト画面」でしか使えないようになっていたのですが、先日、完全に移行猶予期間も終了してしまったみたいで、「アクセスエラー」が起きるようになってしまいました。
利用するには、個人のGoogleアカウントとクレジットカード番号に紐づいた「API KEY」をアクセスURLに付与しないといけなくて、さすがにその状態では公開できないため、この地点編集ツール(POI Editor)サイトは閉鎖することにしました。

ただ、地点編集ツール自体は、HTML+Javascript で作った geocoder.html という html ファイルで動いているので、これを自分のPCに保存して、ローカルのhtmlファイルをブラウザで開くことで、「個人専用に動く地点編集ツール」として使うことはできます。

なので、このツールを、MITライセンスに準拠する形でOSS(オープンソースソフト)として、ご自由に利用できる形にしました。

もしBMW/MINIにご乗車で、自分で地点情報編集をしたい、という方がいたら、こちらからダウンロードしてみてください。


ちなみに、idrive の地点情報データの形式はXML/TEXT/UTF-8 ファイルのVCARD形式というIT分野の世界標準規格に則った汎用形式。さすが規格・標準化の欧州です。これが日本車なら、独自のbinary形式になり、全くデータ汎用性が無いでしょう。
こういった「データの汎用性、流通性」というモノの考え方・精神が、日本の企業精神にはなくて、ダメなところだと思います。(井の中の蛙になってしまう)

また、XTRAIL/T33 の純正カーナビ(NISSAN CONNECT)は、地点編集したデータを「外部に保存したり、外部から読み込んだりすることができない」のだそう。(メーカー、ディーラーに確認済み)

自分のお気に入りの地点情報とか、絶対に外部とやり取りしたり、保存したりしたいはずなのに、こういうユーザビリティ・ユースケースが「機器の仕様として考えられていない」という点が、IT/SWの側面で、日本は世界から「大きく遅れた考え方になっている」と思うんですよね。
Posted at 2023/12/12 10:18:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | BMW | クルマ
2023年12月01日 イイね!

e-pedal と Bレンジ の減速方法の違い

紅葉狩りで山間部を走る機会があり、下り坂を「Bレンジ」と「e-pedal ON」で走り比べてみたところ、「挙動の違いがある」ことに気が付きました。

だらだらとした下り坂を、「AUTOモード&Bレンジ」で下ったところ、しばらくは0.12G の回生ブレーキが効きながら下って行き、満充電になる直前から、例によって「発電モーターを回してクランク→ピントンを空回しする」放電モードが稼働するようになりました。

その後フラットな道で少し加速してバッテリーを消費した後、次のだらだらとした下り坂を、今度は「AUTOモード&Dレンジ&e-pedal ON」で下ってみました。

最初は 0.2G の回生ブレーキが効きながら下って行ったんですが、満充電になる直前から、左メーターが「±0レベル状態」に!
これは「回生モードになっていない」ことを表しています。Bレンジのように「発電モーターによるエンジン空回し」が起きていません!
でも減速は効いています。どうやら、油圧ブレーキ(物理ブレーキ)を使って減速している挙動を示しました。

そこで、「e-pedal OFF」にして、再度「AUTOモード&Bレンジ」を試したところ、今度は 0.12G の回生ブレーキが効き始め、でもバッテリーは満充電が続いているためか、「先ほどよりも唸り声をあげて発電モーターがピストンを勢いよく空回しする音」が聞こえてきました。感覚的には、MT車で40km/hから2速に入れたときにエンジンが4000rpmくらいまで上がってしまったような音です。ちょっと怖くなるような空回し音でした。

帰って少し調べたところ、どうやら、X-TRAIL/e-power車の e-pedal は、発電モーターによる放電よりも、油圧ブレーキ(物理ブレーキ)を優先させて 0.2G の減速Gを確保するような挙動を示すようです。

一方で試した限りでは、AUTOモード&Bレンジは油圧ブレーキではなく、発電モーターによる放電を優先させて 0.12G の減速Gを維持しようとするようでした。

AUTOモード&Bレンジでのバッテリーが満充電では、「発電モーターによるエンジンの高回転の空回り放電」状態になりやすく、そうなると、発電モーター、ギア、クランク、ピストンを高回転で無理やり回しているようなことになります。機械的ダメージを与えているような、いやーな感じになりました。

だらだらとした下り坂をBレンジで降りると、発電モーターによる放電が優先されエンジンの空回りが唸り声をあげる状態になり嫌な感じになります。
一方で e-pedal ON で走ると、回生ブレーキ→油圧ブレーキ に切り替わって 0.2G の減速Gをキープするようになりますけど、油圧(物理)ブレーキが積極的に使われるとベーパーロック(気泡が発生して油圧ブレーキが効かなくなる現象)が起きるリスクがあり。

さて、どっちがいいのやら…?
Posted at 2023/12/01 17:38:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | XTRAIL | クルマ
2023年08月01日 イイね!

購入から5か月で分かってきたこと

XTRAIL/T33 購入から5か月経ち、色々分かってきたことを。

(1) ドアバイザーは余計だった。

ベーシックパック(ドアバイザー、マット、ドラレコなどのセットOP)で購入したらドアバイザーもついてたんですが、これ、余計でした。
右ドアミラーはドアから生えてるタイプで、試乗したとき、右折時の右側視界が開けていて「見やすいなぁ」と思っていました。

しかしドアバイザーがあると、右側の隅と右ドアミラーの間の「視界がさえぎられて」しまい、右折時に 横断歩道を右から歩いてくる人がとても見にくい です。タバコを吸うわけでもないし、雨の日にちょっと開けて空気の入れ替えをすることもないので、全く無用の長物でした。

(2) プロバイロット1.5 はほんと便利。

高速道でのプロパイがほんと便利すぎです。
車間2をよく使いますが、前車が減速してもとてもスムーズに速度が緩まり、ブレーキランプがつくこともありません。高速道での無駄なブレーキランプ点灯は、後続車の自然渋滞につながる原因になることが学術的にも示されてますので、「自然な減速」はとても良くできた制御だと思います。

レーンキープで若干左寄りなのは、以前の記事にも書いた通り。人の目の中央と、センサーが認知する中央がズレている。これにはまだ慣れないですけど…

また、T33はプロパイ1.5ですが、完全手放しのプロパイ2.0でなくて良かったなぁ、と思います。
セレナはプロパイ2.0搭載で、評論家からの評価は高いようですが、個人的にはプロパイ2.0は実用的ではないと思ってます。
まず、プロパイ2.0年会費25,520円 が必要です。しかも高精細道路情報が入っているのは主要高速道だけ。それだけのためにこの年会費は高すぎます。
また、制限速度+10km/h以内の速度域でしか使えません。首都高など実用域の速度で交通が流れているところでは使い物になりません。
視線を外すとすぐに手放しが解除され「ハンドルを持つよう」に促されます。腕を上げたり下げたり、かえって鬱陶しいし疲れるのではないでしょうか。(であればずっとハンドルに腕を預けていた方がラク)

(3) e-pedal は使わない。Bレンジを頻繁に使う。

e-pedal を使ったワンペダルドライブは全然慣れないし、使いません。回生力が強すぎてかえって怖いからです。以前の記事にも書いた通り、Bレンジを使ったワンペダルドライブ を使っています。

e-pedalの回生力が 0.2G に対し、Bレンジは 0.13G で、ちょうどいい感じの減速力になってます。AUTOモード×Bレンジで走行し、減速したいときに少しアクセルを緩めると、とてもいい感じでブレーキングされます。MT車で1段ギアを落とした時と同じくらいの効き具合で重宝してます。

(4) 自動Parkingは一度も成功したことが無い。

プロパイ・パーキング機能がついてますが、何度試しても成功したことがありません。そもそも「この枠に入れる」という設定をするだけで手間がかかってしまうので、その間に自分で駐車できるじゃん、と思ってしまいます。典型的な過剰品質機能の1つですね。

バック駐車といえば、リバース連動ミラー角度調整 も、おかしな仕様になってます。この機能を有効にするには、内側ドアハンドルにある「左右のミラーボタン」のどちらか(通常は左)を常時ONにしておく必要があります。
そうすると、パワーウィンドウ操作などで、うっかり「ドア位置調整ボタン」に触れてしまうことがあり、そうすると、意図せずドアミラー位置がズレてしまいます。

どうして「常時ON」にしなければならなかったのでしょう?間違いなく、SW機能として当初の仕様には入れ忘れ、後から慌てて、このボタンに連動する仕様でごまかしたからだと思います。(メーカーでは良くあることですね)
そのせいで「余計な副作用」が起きてしまっている、ということですね。

(5) ドライブモードセレクタの並びが使いにくい。

地方のゴルフ場などは山を切り開いているので、高速を降りて町中を抜け、アップダウン道に入っていくシーンが多くなります。
AUTOモードからSPORTモードに切り替えて走破したいケースが多いのですが、間に「ECOモード」があるため、AUTOからSPORTに切り替える間で「ガクン」と一度スピードが落ちて減速が掛かり、そこからSPORTに入ったらまたスピードが上がる、という不自然な切り替わりになります。

どうして、「SNOW」⇔「ECO」⇔「AUTO」⇔「SPORT」⇔「OFFROAD」 という並びにしなかったのでしょう。AUTOを中心に左右どちらかに回せば一番使う「ECO」か「SPORT」に入り、その方が絶対に実用的だし、切り替え時のショックもないし、UIとしてもわかりやすかったのに。

(6) 液晶バックミラーは老眼には使いにくい。

液晶ミラーは高精細に後方が見えるのですが、実は「焦点距離」の観点からは、とても使いにくいです。というのは、老眼が入りだすと、遠距離焦点と近距離焦点を瞬時に合わせるのがとてもムヅかしくなるからです。

通常運転時は、前方30m-50mを見てますから、遠距離焦点になります。この状態で 「光学ミラー」に眼をちらっと向けても、遠距離焦点のまま、光学的には後方30m前後に焦点が合うので、目が疲れることなく後方を確認できます。

一方、液晶ミラーは、ミラーそのものに焦点を合わせないと、映像が見えません。液晶ミラーとの距離は「50cm」くらい。つまり近距離焦点です。前方を遠距離焦点でみていて、ちらっと眼を液晶ミラーに向けても、「ぼんやりとしてしまって」何が何だか見えません。慌てて近距離焦点に眼を合わせ直してやる必要があります。これ、老眼が入っている人ならわかると思いますが、ものすごく目が疲れます

結局、ミラーは常時倒して「光学ミラーモード」で使っていて、夜間だけ液晶ミラーを使ってます。BMWが頑なに液晶ミラーを採用しない理由がここにあるんですね。

(7) 燃費は高速18km/l、下道20km/l と燃費がgood!

燃費が良すぎます!
これだけの重量体で20km/l はすごい。同じ2tクラスのBMW/X4は、ハイオク仕様、8km/lでした。しかもT33はレギュラーガソリン。1.5Lと自動車税も安い。

トヨタ式HVと違って、全速度域でモーター走行なのも気持ちよすぎます。走っててとても楽しい。e-4ORCEでコーナリング性能も高く、BMWのFRとはまた一味違う楽しさがあります。しかもSPORTモードにすれば腰の後ろからぐいぐい押すFR感もありますし。

e-Power、いいことづくめです。
Posted at 2023/08/02 14:33:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | XTRAIL | クルマ
2023年06月25日 イイね!

T33ナビの(一部)ブラックアウト

T33/Gの純正ナビ(NISSAN CONNECT NAVI)には「ブラックアウト不具合」が報告されています。
ウチもいつ起きるのか戦々恐々していたら、完全ブラックアウトではありませんが、ナビ画面がブラックアウトする不具合らしき現象が起きました。

USB音楽画面で音楽を再生し、ナビの「音量ダイアルをワンプッシュ」すると、正しい動きは「音楽再生が一時停止 → 消音」になり、「自動的にナビ画面に切り替わる」となります。(*1)

この状態(ナビ画面)で「音量ダイアルをワンプッシュ」すると、一時停止していた音楽が再生開始になり、音も出ます。これが正しい動きです。

不具合は、(*1) の時に、「一時停止→消音」にはなるのですが、「ナビ画面に切り替わらず、ブラックアウトする」というものです。

この状態から、「音量ダイアルをワンプッシュ」すると、一時停止していた音楽が再生開始になり、音も出て、なぜか、ナビは表示されます。
この状態でもう一度「音量ダイアルをワンプッシュ」すると、「一時停止→消音→ナビ画面は出ず、ブラックアウト」 になります。

ブラックアウトとナビ画面が交互になる、という現象。
全ブラックアウトの、一歩手前なのでしょうか??

なお、リセット(メインパワーオフ→ドアロック→しばらく離れる)をすると、正常な動き(*1)に戻りました。

どうもいろいろな「暴走系の不安定なSWの動き」が多く、信用が置けない印象ですねぇ。
Posted at 2023/06/25 19:04:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | XTRAIL | クルマ
2023年06月13日 イイね!

T33のサス(ばね下)はイマイチ残念

T33のサス(ばね下のいなし)が「イマイチ残念」 に思います。

新東名にはトンネルや橋げたが多数ありますが、つなぎ目を通過する度に、ガタン・ゴトンという振動があります。

T33は、どうもこういった「突き上げ型の振動」に弱く、結構な突きあげる衝撃を感じます。段差を乗り越えた直後にポヨンポヨンとした縦揺れがあり、この収まりも鈍重です。

前の BMW車 は「サスが硬い」ことで知られてますが、全く同じ道を何度も BMW/X4 で走りましたが、「突きあがる衝撃」を感じたことはありませんでした。全てばね下でうまく吸収してくれていたのだと思います。段差を乗り越えあた直後も瞬時にばね下が収まり、ポヨンポヨンとした揺れを感じたことは全くありませんでした。

同じ道を走って比べてみると、T33は「ばね下のチューニング」があまりなされておらず、垂直の突き上げ振動のいなしが全然足りないように思います。
BMW/X4では、キャビン(ばね上)はまさに「フラットライド」でした。


また、田舎道にはよくある荒れた舗装路(ひび割れや、補修のアスファルトでパッチワークになっているような道路)をT33で走ると、ばね下の揺れとキャビンの揺れの「山」が同調増幅される場面が多く、不快に感じることが多いです。
同じ道を BMW/X4 で走っていたときは、まさにばね下で揺れを吸収していて、不快な同調は感じたことはありませんでした。


こうして比べると良く分かります。単純なサスの硬さではなく、こう言った挙動への丁寧なチューニングが、「実用的な乗り心地」を左右しているのかと思うと、実に奥深いです。
Posted at 2023/06/13 23:43:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | XTRAIL | クルマ

プロフィール

「[整備] #エクストレイル 飛び石ひび割れ修理(アフターサービス) https://minkara.carview.co.jp/userid/2567380/car/3416991/8246082/note.aspx
何シテル?   05/28 10:28
opabinです。BMW X4 (F26) を15万km走破。今は電動カーライフをためしています。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[日産 エクストレイル] エアコンフィルター交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/12/28 15:55:01
ColorfylCoco 滑り止め ゴム足 シール 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/12/27 21:41:18
MOPナビ自己診断メニュー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/12/16 22:17:07

愛車一覧

日産 エクストレイル 日産 エクストレイル
電動車のフィーリングを試したくて購入! 常設充電設備は用意できないし、長距離ドライブを楽 ...
BMW X4 BMW X4
国産ラグジュアリSUVを長年愛用し、次は何にしようかと迷っていたところ、街中で偶然見かけ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation