2021年07月18日
(2021.8.20追記)
1か月履いてみた結論として、個人的には、BMW に DAVANTI はお勧めしません。
10万キロ走り経年劣化している「ランフラット用BMW純正ホイール」との相性かもしれませんが、後輪でエア漏れが何度か発生しました。
通常のランフラットタイヤの場合は、側面(サイドウォール)とリム接合部(ビート)のゴム厚がしっかりとあり、ビート部分がホイールにしっかり密着しやすいのだそうです。多少のホイールの経年劣化でも、エア漏れしにくい。
一方、DAVANTI は、側面とリム接合部(ビート)のゴム厚が薄く、わずかにホイールが経年劣化(例えばガリ傷からのわずかな腐食)していると、その部分のゴムとホイールとの密着度が弱くなり、そこからエア漏れしやすいのではないか、とのメカニック談でした。
DAVANTI タイヤはサイドウォールがとても柔らかく、「ふにゃふにゃとした乗り味だ」というコメントが他のブログなどでも紹介されてますが、その点からみても、サイドやビート部のゴム厚が他より薄いのかもしれません。
経年劣化したホイールとの相性もあるかもしれませんが、とはいってもエア漏れは安全上問題なので、結局、ブリジストン製タイヤに履き替えました。
「安物買いの銭失い」をしてしまいました…
(2021.7.18)
走行距離10万キロ越えしましたので、2度目のタイヤ交換をしてみました。
これまで、購入時の「ミシュラン製・ランフラット」から、3万キロ時に「ブリジストン POTENZA S001 ランフラット」を履きましたが、お値段、1本=3万9千円!(4本で16万円弱)
そこで今回は、以前から気になっていた
・ランフラットを止めて、通常のラジアルタイヤにする
・アジアンタイヤを履いてみる
ことにしてみました。
みんカラなどSNS検索してたら、「DAVANTI(ダヴァンティ)」という英国ベンダーが開発した中国製造タイヤ「DAVANTI DX640」という、SUV向けタイヤの評判が高いとわかり、注文!
お値段なんと、1本=1万2千円! ポテンザの 1/3 です!
■1,000km ほど走った結果です。
【乗り心地】:とてもソフトになりました。ランフラットから通常ラジアルになったこともあるでしょうけど、路面のつなぎ目やザラザラ路面でも、コツコツとした突き上げは無くなり、とてもマイルドになりました。同乗者の評判は上々です。
【静粛性】:とても静か! 驚きました。
【ウェット】:ゲリラ豪雨の下道と高速を走りましたが、全く問題なし。ものすごくしっかりと路面をグリップしてくれて、安定の走りでした。
【高速安定性】:全く問題なし。
【ロール性能】→ これが一番の欠点です。ロール方向のバタつきがあり、車の踏ん張りがなくなります。
例えば、車線変更の開始と終わりの揺れに対して、ポテンザRFTなどは姿勢がカチっと固まりますが、DAVANTIタイヤだとどちらにも揺れと揺り戻しがあります。姿勢が安定するまでのラグが結構あります。
ふわふわサスペンションのトヨタ車のSUVを乗っているような感覚になります。
■ 実のところ、最後のロール性能が、一番の評価の分かれ目だと思います。
DAVANTIタイヤの特性なのだと思いますが、ウォール(横壁)が柔らかく、踏ん張り力が感じられません。
裏返すと、市街地をゆったり走っている分には、ウォールの柔らかさが、荒れた路面のコツコツを吸収したり、静粛性やウェット性を高めていると思いますが、
反面、ロール方向の揺れの吸収速度が遅く、「カチ」っとした姿勢の締まりを感じることができませんでした。
BMWは、コーナリング、直進性、高速での車線変更などで、姿勢が全くぶれないことが楽しみですが、DAVANTIタイヤを履くと、ロール方向の踏ん張りがなくなり、この「楽しみ」を感じられなくなります。
ゆったりとした乗り心地をとるか、BMWらしいカチっとした走りをとるか、人それぞれだと思いますが、アジアンタイヤ / DAVANTI DX640 を検討されている方は、参考にしてくださればと思います。
Posted at 2021/07/19 18:36:59 | |
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2021年07月07日
X4(F26)のBOSCH製交換ワイパー、どのサイズを使われていますか?
BOSCHのサイトで検索すると、「助手席=AP20U(500mm)」+「運転席=AP26U(650mm)」と出てきます。
拭き漏らしが出始めたので、ネットショップで「BOSCH純正の交換ゴム(500mm と 650mm)」だけ購入し、自分で交換してみました。
いざ取り付けようとしたら、助手席側が 20mm 余るではありませんか!
どうやら以前、カー整備工場にて交換した際に、助手席側には AP19U(480mm) が取り付けられていたようです。
単品の交換ゴムだったので、ゴムを20mmカットして取り付けはできましたが、そもそも、どうして AP20U ではなく、AP19U がついていたのでしょう?
ワイパーをよく見てみたら、運転席側のワイパー先端と、助手席側のワイパー後端の間隔が、10mm+αしかありません。
これって、もしかすると、AP20(500mm)を取り付けると、双方のワイパーが干渉してしまうからでしょうか?(それとも、整備工場のミス?今となっては確認できないんだけど…)
助手席側は、上端10mm、下端10mmが拭けないですが、まぁ、気にならないといえば気にならないですが、サイズ的にはどちらが正解なのでしょう?
Posted at 2021/07/07 19:35:25 | |
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