金曜日ショップから連絡がなかったので午後一番で電話してみたらやはり音源の特定は出来なかったとの事でした。
ただ彼らはやはりデフが原因ではないかと思ってる様でした。
そして新しくストレスクラックを見つけたので来た時に見せるとの事でした。
それでその日の夕方4時半頃行って見てきました。
確かにデフを固定してある後ろのフレームのボルトの周りに3か所ほどのクラックが見受けられました。
ストレスクラック1
クラック2(ボルトを外した後)
と言っても小さなクラックで走行に支障をきたすようなものではない様に思えたのです。で彼らが言うにはやはりデフが原因ではないかと。でも100%の確証はないとの事でした。
あとデフの中を調べるであればここでは出来ないのでディーラーに送って調べてもらうしかないとの事でした。
それならそう言う事は前のオーナーの専門ですので連絡を取って前のオーナーに見て貰うことにしました。ただ遠いのでもしもの事を考えて今までは行かなかったのですがある程度の場所の推定と表面的な危険な損傷が見られなかった事と、私はデフではないと思っていましたのでこの週末に行く事にして連絡を取ってみました。
ただ土曜はクラシックな日本車のショーがあるのでそこに会社の商品を展示する為に出かけてるとか。日曜はちょっと都合が悪いが土曜の夕方には事務所に戻るのでその時でも良ければどうぞと言う事でした。
それで土曜日に行ってきました。ただ普通でも2時間半は優にかかるのにまんが悪い事に交通事故があり3時間かかってしまいました。
本当ならちょっと早めについて日本の食料品店で先に買い物をしてから寄るつもりだったのですが彼の事務所のある高速の出口付近に来た時に連絡があり、今事務所に着きましたとの事でしたのでそのまま向かいました。時間的には遅れたのでドンピシャでした。
それでそこでも走らせて音を確認してもらった所、左かもしれないがどうも中央辺りのような気がすると言うのです。
となるとデフの可能性も出てきます。それとショップが言っていたストレスクラックの事を話し、その場所を見せたのです。
するとしばらく考えていてもしかしたそれかもしれないと言ったのです。あんな小さなクラックがあんな大きな音を出すのか私は半信半疑でした。だからショップでもそれを原因とは結論付けなかったのですから。
でも彼に言わせるとそれはあり得ると言う事で取り合えず剛性強化の為に取り付けてあるタワーバーを外して、これもまたデフの振動防止の為に取り付けてある強化バーを取り外しました。本来こんな物はオリジナルには付いてません。全てはレース用の強化部品です。
外してみると確かにそのデフを止めてある後ろのフレームの穴の部分、振動防止の為の強化バーを取り付ける為にボルトつけしてある穴の周囲に数ヶ所ストレスクラックがありました。
ここはボルト締める時ゴムなどの緩衝材は使わず金属に直接取り付けてあるので、その負荷に耐えられずひび割れが起こったのかもしれないと言ってました。
私が「じゃーそこにもゴムのパッキンを入れたらと言ったのですが」それではデフの微動を封じる事が出来ないのでだめだとか。
レースではコンマ数秒のレスポンスの差でも大事なのでと言う事でした。
今回はそんな事言ってられないし、また私はレーサーでもないのでともかく取り外して試してみる事にしました。
そして走ってみると、あら不思議、音が消えてるではないですか。前後に何回かゆっくり走ってそれから近所を普通に走ってみたのですが異音は一切出ませんでした。
それでしばらくはこれで様子を見てみましょうと言う事で同意しました。デフまで手を付けずにすんで助かりました。
彼が言うには金属のひび割れと言うものは小さくてもズレやよじれが元に戻ろ言うとする時意外と大きな音を出すものだそうです。
それからこの穴は元々空いていたものでここには何も付いてなかったのでそのままでいいとか。
でも言ってみればあの強化パーツは諸刃の刃かもしれませんね。
まぁ素人の私には不必要な物ですのでなくても問題はありませんが、この車にはそんな所にまでレース用の強化パーツが仕込まれていたとは知りませんでした。
しばらくはこれで走ってみて様子見と言う所です。でも車って面白いですね。こんな小さな亀裂でもあんな大きな音を出すのですから。ですからやはりメンテが大事と言う事ですか。
それで今回はそのお礼と言う事で、彼と出品の手伝いをしていた彼の息子さんとその友達を夕食に招待しました。
みんな日本人ですので彼の行きつけの日本のレストランで会食です。彼の息子やその友達は20前後なので話が合うかどうかと心配したのですがどちらも車、特にスポーツカーが大好きだと言う事で話が大いに盛り上がりました。
いいですね世代を超えて共通の話題が持てると言う事は。特に車なら言う事はありません。
で翌日の日曜日に早速峠に行ってテストしてみました。色々シフトチェンジしたり、ヒール・アンド・トーなどをして試してみたのですが幸い音は一切出ませんでした。
この分なら来月の AutoCross のレースにも出れそうです。ただそれでそこにどの程度の負荷がかかるかわかりませんが、普通のサーキットでのレースとはスピードレンジが違うので、まぁ、大丈夫だろうとは思いますが、きついコーナリングが多いのでその分横に掛かる負荷はどうかなと思ってます。
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四方山日記 | 日記
Posted at
2017/09/25 04:23:39