ズーマー〝沼〟にハマって1年9か月の軌跡

ズーマーを購入してから約1年と9か月。購入当時は自分でもここまで弄るとは思ってもみませんでしたが、気がつけば〝沼〟にどっぷり浸かってしまって、一体いくらかかったか知りたくもありません。



今思うとカスタマイズにかかった金額を合わせれば、当初欲しかった「クロスカブ50」も余裕で買えていましたが後悔はありません。クロスカブを買っていたとしても、沼にハマってさらなるカスタマイズは必至、もっとお金もかかっていたでしょうし、何より既に絶版車でもあるズーマーを大事に育てることがすごく楽しいです。

もともとは妻と1台ずつ、2台の車を所有していたのを、夫婦共有の1台体制にした際に、妻が使用中で車がない時の緊急時の〝脚〟として原付（スズキ レッツ）を導入したのがきっかけでした。なんやかんやあってズーマーに乗り換えて現在に至りますが、こんな道楽をさせてもらっているのも全て妻のおかげ。突然Amazonから荷物が届いても「またなんか買ったの～？しょーがないねー。今度は何すんの？」と苦笑いで済ませてくれる寛大な妻には頭が上がりません。

酒もタバコもパチンコや賭け事も一切やらない自分なので、それで許してくれてるところもあるかもしれませんが、個人事業で何かとストレスが溜まる自分の心の負担が少しでも癒されるなら、とも思ってくれているみたいです。

ただ、そんな妻のお願いとして〝遠出はしないで〟と言われています。これだけバイクをカスタマイズして、遠出もしないなんて意味ないじゃん！とか思われる方もいらっしゃるかと思いますが、バイクで事故った時のことを考えると気が気じゃないそうで、お願いだからバイクで遠出はやめてね、と言われます。ぶっちゃけ近場を走ってても事故る時は事故るんですが、知ってる道よりは知らない道の方が当然リスクは大きいし、自分を心配してくれてのことなので、妻の言いつけは守って、たまに仕事で使ったり、気分転換に近場を走ったり、買い物程度で済ませています。

妻に言わせると〝でっかいプラモデルだね〟というのが言い得て妙。でもそんな妻にカスタマイズするたびにその成果を見せると「おお〜すごいじゃん。カッコよくなったね〜。」とか言ってくれるのも嬉しいです。



で、この1年9か月の成果が写真のとおりです。フロントボックスが〝白〟の方が購入当時。〝カーキ〟の方が現在です。こうやって見比べると色々変わっているところが客観的に見られて、自分でも面白いなと思います。ノーマルに戻せることを前提にやっているので、よくネットで見かける〝ロンホイ〟してるような大幅な変化はありませんが、そんな中でも一番変わったのはやはり「シート」ですね。シートフレームは「ノーマル→ローダウン→超ローダウン」と2段階に変化しています。それと最近やったばかりのマフラー交換ですね。あと、見た目には変わりませんけど、今までやった中で一番大変だったのが「リヤサス」の交換でした。

そのほかはノーマルに影響のない程度のカスタムや追加をちょこちょこやっています。今後ですが、本当にこれ以上の大掛かりなカスタムの予定は今のところありませんが、現状で考えていることがひとつだけあります。フロントボックスの色を〝ブラック〟に替えたいかな〜と。



写真でご覧の通り、購入した当初は〝白〟だったのですが、当時乗っていた車「タフト」の色とコーディネートしたいというこだわりからタフトと同じ「カーキ」に替えました。現在乗っているアトレーはオレンジなので今はカーキにこだわりはないし、ズーマーをアトレーに合わせてオレンジにするというのも自分的には何かピンとこない。現状のズーマーを見ると、ほぼブラックでまとめられているため、ボックスもブラックにして全体をブラックに統一したらカッコいいだろうな〜と、妻が言うところの〝悪だくみ〟を今日も思い巡らせております。