愛機の整備作業⑦・復活の狼煙

どうせやるなら・・的な波状整備に突入した結果、当初の予定を大きく逸脱…f^_^;しています。前回12月初めの投稿以降、多岐に渡る大きな進展のあった3ヶ月になりました。その幾つかを記載します。
画像は直近1番の難関だったリアアームの取外し。このヘキサゴンボルトの締付けトルクは20kg。右後ろの内側（画像左）はMTが邪魔する為L形ヘキサゴンレンチを短く切断して挿入。力点を鉄パイプで1m延長してようやく緩みました。（外側は苦労ナシ・画像右）

外したアームとメンバー類は全てブラストしてから塗装しました。

みすぼらしいヘッドカバーとブロアファンも表裏ブラストで剥離した上で塗装しました。

連日、未明から作業している為、騒音を抑える為にコンプレッサーの消音ケースを作りました。

リアの左フェンダー最下部の固定部分が破損していたので、加工したステーをリベット留めして見なかった事に。(-.-)y-., o O

オイル漏れの原因だったリターンチューブ。（憎しみを込めて）ヘシ折って外しました。

現時点の目標は下回りの仕上げ。フェンダー内、シャシーを塗装する為とメンテする為に、外せるモノは全て外します。
このサーモスタットは外したついでにバラして洗浄・点検しました。

赤枠内のホース、赤線沿いのパイプ、黄色枠のオイルタンクも外します。

オイルタンクのオイルレベルセンサーを外すと、タンクの中にディップスティックの先っちょがいました。(^.^)

そのディップスティックは硬質な樹脂パイプでタンク（真鍮製）まで誘導されます。その樹脂パイプとタンクの連結金具（軟鉄製）がガルバニック腐食（異種金属接触腐食）によりガッチリと固着していました。樹脂パイプを切開して金具と分離。タンク側をバイスで咥えて更にネジ緩め剤を塗布してやっと外せました。

外したパイプやタンクは洗浄後に再塗装しました。（画像下はフェンダーとアンダーカバーのステー類。ブラスト後に再塗装）

赤錆が浮いたエンジンカバーは塗装剥離後に防錆処理してから再塗装。

下回り塗装の準備完了まで漕ぎ着けたところ。( ´Д`)y━･~~

数時間後。少しはマシになったかな。
（￣+ー￣）

ステアリング整備の過程で見つけた異変。タイロッドへのジョイントフォークが固着してスイングしません。(･･;) ジョイントフォークとボルトの間の腐食が原因でした。
※ダストブーツで隠れますが大切な潤滑ポイントだと思います
ボルトを緩めたら素直になりました。

この先は・・
①足回りの組み上げ（含ブレーキ）
②車検整備
③チューンナップとOH
④インテーク系のバラし。エンジン始動
⑤ユーザー車検（ナンバー再交付）
⑥傷、凹み修理と塗装。オバフェン
⑦過給機とインタークーラー&ラジエーター取付
⑧ロールバーの取付。ベルトの交換
⑨エアコン修理…etc.

秋までには完成するかな…と思います。
(-.-)y-., o O