9月に書いたBeatlesのリマスター版CDのお話。
カードの更新で久しぶりにお店(TUTAYA)に行ってみたら
既にレンタルCDで並んでるのですね~、
知りませんでした(^^;。
(確か洋楽CDってリリース後1年間はレンタルしないって
紳士協定みたいなのが有ったと記憶していますが・・)
それならと、「ABBEY ROAD」と「PAST MASTERS」をまずは借りてみました(-_^)。
「ABBEY ROAD」は自宅に旧版CDを持っているので早速聞き比べてみると・・
いやぁ~こんなに違うモノかぁ!。
我が家の既に十ン年選手の入門用コンポ(SL-PS840&PMA-390II&TANNOYニアフィールド)
ですら、一聴しただけで判ります。
旧版だと、音像がとにかくスピーカーの内側へと平面に集約される感じでしたが、
リマスター版は逆にスピーカーの外側からも鳴って奥行き感も豊か。
そしてレンジ感が違う!、旧版はある程度から先の低域・高域がすぱっと切られた印象が
リマスター版はすっきりと何処までも伸びやかな感じ。
また圧倒的に音の粒が鮮明になったというか、解像度が向上したことなどによって、
何か首を絞められた?ような苦しそうな、一枚ベールが被ったような音の出方だったのが、
一音一音凄く開放的・躍動的に鳴っているようになりました(-_^)。
ある意味20年前のものはデジタル的な、今回のはアナログ的な音の印象です。
あまり大きな音は出せないので、使い慣れたヘッドホンでちょっと集中して聴いてみると・・
例えばリンゴのドラム。
当時ヘッドのチューンを極端に下げたり、布を中に入れたり、または反対のヘッドをわざと外したりと
とにかく腹に直接来るような「ボスッ」とした響きのない低い音が特徴でしたが、
「THE END」のソロパートなどは今までだとヘッドを叩く音しか聞こえなかったものが
ドラム全体の大きさ(胴鳴りや押し出される空気感によって)までも鮮明に判る程。
「BECAUSE」は、楽器が左右端に分かれ、ボーカル(ハーモニー)がその内側を埋めている音場が
どこからが楽器でボーカルで??・・とハッキリしなかったのが、
左右45度辺りからボーカルの音場があるとハッキリ判る程。
面白いのは「I WANT YOU」のイントロ直後、音がフッと無くなる時に
旧版だと「サー」というホワイトノイズと「ブーン」というハムノイズが聞こえるのですが、
リマスター版だと「サー」のノイズだけ。ハムノイズはもしかしたら旧版作成時の機材等から
発していたのかな?、それともデジタルノイズリダクションの結果??などなど(^^;。
まだチョイ聴き程度ですが、20年前にCD化に携わったエンジニアは、マスター音源の再現が
思い通りにならず、さぞかし歯がゆい思いをしたのだろうな・・と想像したり・・。
本当ならばやはりBOXで全アルバム買い直したいのですが・・取り敢えずCDコピっとこ(^^;。
たぶんそのうち我慢できなくなると思いますけど(笑)。
#音楽CDtoCDなんて何ヶ月ぶりだろう・・さぁ、久しぶりにPX-40TS&F1が活躍するぞ~(謎)。
Posted at 2009/11/24 23:21:31 | |
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