
前回ご報告の通り、先週末タイヤを交換して参りました。
正直・・
ここまで劇的に変化するのか!!
と思うほど、乗り味は変わりました(-_^)。
いやはやビックリですね、タイヤ一つで
こうも変わるんですねw。
結論を先に申しますと、いわゆる(ガチガチの)スポーツタイヤでなく、
コンフォート系の枠の中で、スポーティーな方向に振ったタイヤです。
ブリジストンで言えば、設計思想としてはPlayz PZ-Xのそれに近いのではないでしょうか?。
あくまでGT的な走行をメインに設計されているものだと感じ取れます。
以下、直ぐに草津温泉まで高速~峠(結構楽しいスピード)と、500km強の道のりで
皮むきをした後、いつも通り慣れた通勤路で感じた(主に)インプレに。。。
まず、直ぐ感じる劇的に変わった部分は「ハンドルが軽い!!」こと。
例えで言うなら・・重い!としか例えようのないMSアクセラの操舵力が
通常の15・16インチを履いたアクセラ並みには軽くなりました(笑)。
これにはビックリ、こうも変わるものかと少し走り出しただけで感じ取られます。
トレッド面はオーソドックスな4本のグルーブに、PZ-Xに見られるような、カーブがかった
V字型のブロック。
路面に対し、RE050ではガッシリと食いついて離さない!ような感覚ですが
P Zero NEROはググっと、ゴムの吸い付くような感じでしょうか。
絶対的なトラクションを感じながら・・というより、接地面の粘りで
コーナリングの安心感を感じさせるように受け取られます。
ハンドリングの感覚で言えば・・
切り出しの回頭性は余り変わらないか、ほんの一瞬遅れるように思います。
また、やや急で長いカーブを、攻めない程度ハイスピードで突入すると
僅かな操舵角コントロール(切り込み)がRE050より必要になる事もあります。
といっても、徐々に慣れていってしまえば、そんなもんだと自分の方で自然と
対応できる範囲です。
直進安定性については、逆にRE050よりは優れているように感じられます。
そして・・
乗り味は至ってマイルド。
路面の塗装や舗装やり直し部分、また高架の継ぎ目などで感じるハーシュネスは
RE050ではこの辺でややピーキー程に感じ不満に思う部分ではありましたが、明らかに減りました。
タイヤで吸収しているな、というのが感じ取られます。
また、ちょっと凹凸が続く際にドタドタっとした足回りの動き(騒音)が否めなかった部分も
減っています。
ロードノイズに至っても、明らかに音量は減っています。
カーステの音楽やエンジン・マフラー音は聞こえるようになりました。
ただ、ノイズ成分がRE050の場合「ゴーッ」と表現するならばP Zero NEROは「コーッ」っと
やや高い感じです。
ので、特に高速走行で荒い路面など、どうしてもロードノイズ増えてしまう場面だと
少し耳に付く感じもします。
その際の音の成分が人間の声域に近いのか、少し聞き取りにくくなるのかなぁ?、とは思いました。
以上、つたないインプレですが、今現在こんな感じです。
でも再度申し上げますが、総じて自分が今回求めた
「こうしたい!」と言う方向性について満足するタイヤでした。
ロングツーリングを快適に、かつ操舵性の安定・安心感を求めたいという、ちょっと贅沢なバランスを
求めたい方は、一つ候補の中に加えておいても良いのではないかと。
いかんせんマイナーなモデルではありますが・・
何せPOTENZA S001の半値、Playz PZ-Xよりずいぶんとお安く入手でき、
またリリースされてかなり経つ、設計も古いタイヤではありますが
未だに現行最新モデルと一切商品競争力に見劣りしない、良いタイヤだと思われます(o^^o)。
Posted at 2011/05/30 12:35:20 | |
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