ある時期から乗り物を選ぶ基準の一つに「北米輸出されていること」が有るのですが、それはあまり部品に困らないという合理的な理由があり、よほどマイナーな車種でない限り困りません。
アメリカには広大な土地があるので解体せず原型のまま残します。
それは退役した旅客機ですら。
なのでリプロが作られるほどの人気車でなくても部品が残っている可能性が高いわけです。
それを見つけて自力で調達することが出来れば良いのですが、そう上手くはいかないので知恵だけ借りることが多いですが。
ここまでは余談で最初に買ったバイクはスティード400でしたが、それはハーレーを買えない代わりでした。
免許を取った当時、大型に乗るには限定解除が必要でした。
大雑把にいうと免許取得条件のメガネのようなもので条件付きだったはず。
その限定解除のハードルが非常に高く所謂一発免許に合格する必要がありました。
自分たちの親世代が無茶苦茶したせいでナナハン以上を簡単に乗れないように掛けられた呪いのようなものと言い伝えられていました。
何が良いのか分からなくてもハーレーはかっこいいと思った記憶を遡ると仮面ライダースーパー1に辿り着きます。
肝心のスティードは面白くもない退屈なバイクでしたが不思議と流行ってましたね。
その後、大型免許を教習所で取れるようになり次第に消えていきました。
当時はバイクの車検なんてボッタクリのような値段だったので2年を待たずに乗り換えました。
次はビッグスクーターブームの兆しが見え始めた1997年にマジェスティを選びました。
初めて友達に見せた時に「お母さんの原チャリ」と言われたのが忘れられませんw
当時はメンテナンスの知識などなく、ほとんど乗りっぱなしでしたが故障もなく便利で通勤も遊びに出かけるのも全てこれでした。
今はあのサイズ感のスクーターで250ccって絶滅したんですね。
中型免許を取ってから10年くらい経って教習所に通う余裕が出来たので大型免許を取ってZX-11(ZZR1100)を買いました。
同じ時期に乗っていた車がビュイック ロードマスターで、この辺りから北米で販売された乗り物を意識して選ぶようになりました。
このZX-11はツアラーなのに300km/h出せるバイク、しかも乗りやすいと聞いたので、そんなバイクなら100km/hで走るのはさぞかし楽ちんだろうと思ったら大間違い。
前傾姿勢が辛い、荷物が載らないがストレスで堪らなくて2年を待たず乗り換え。
ハーレーのロードグライドを買った会社の先輩がハーレーに乗りたいなら遠回りしないでハーレーを買えと背中を押されて、お買い得な新古車があるとディーラーを紹介されてお買い上げです。
後から聞いた話ですがハーレーのツアラーを選ぶ人は新車を乗り継ぐので中古車が比較的安いらしいのです。
ここでやっと子供の頃に憧れたバイクに辿り着きました。
買った時はそんなことは忘れていて、もう少し後に大好きだったジョン&パンチの影響の方が強かった気がします。
子供の頃に観たそれはカワサキのKZ1000Pでしたが、ほぼ旧車で化石のようなバイクになっていたので現実的ではなかったです。
ハーレーに乗って分かったのは前傾姿勢が嫌い、荷物が載らないのが耐えられない、速さに全く興味がない。
やたらと重くてデカく、大して速くはないけど慣れれば軽くて小回りが効いてそこそこ速い。
何より運転している姿勢がかっこいい(と思う)
そんな大好きだったウルトラに乗り続けることが出来ず、手放してから15年ほど経ってまたバイクに乗りたいと思ったのがここ数ヶ月の話です。
またウルトラに乗ることも考えましたが高過ぎないが安くもない、乗るなら1450ccのTC88までと絞るとそれなりに古い。
自分でいじりたい欲を満たそうとすると少しハードルが高そうに感じて保留。
一度仕切り直して車種で絞らず条件で絞って安い順に探すw
あまり電子制御されていないシンプルな構造で荷物が載せられて楽ちんなバイクで探していくとスカイウェイブ250が候補になりそうな気がしました。
大きめのスクリーンがあって荷物がたっぷり載せられて前傾姿勢じゃないので楽そう。
人気がイマイチなのかビッグスクーターの中では比較的安い。
ほとんどこれで決まりと思って色々と調べると重さは気にしないとして出だしがとろいのは少し辛い、これをなんとかしようとプーリーを変えたりグリップヒーターが欲しいと計算すると安くない。
足回りはリフレッシュしたいよねって探しても純正以外の選択肢がない、ここで冷静になって免許があるんだし車検なんて安いんだし排気量を気にする必要ある?となって振り出しに戻る。
そこで探し直していくうちにBMWのG310というバイクを知ったのです。
そこそこ安いしETCが標準装備だし、でも荷物載らないしでパニア付けたらおいくら?
こうなったら最初から箱が付いてるバイクにしようと探すと無い、全く無い。
その中にポツポツ出てくるのがBMWのRシリーズで箱は大体ついてるしそこそこ安い、ただお金持ちバイクの印象が強いので経済的にキツそうかも?
半端な古さと人気がないのかR1100RT1台、K1200RS1台、そこそこ人気があるR100シリーズも見ましたがKシリーズは前傾姿勢な上に大きすぎ、R100シリーズもちょっと違う気が。
少し古いBMWを店頭で見たいと思うと関西から西に多い気が?
仕方なく古い雑誌を読んだりYouTubeを観たりネットを彷徨ったりしているうちにこんなページを目にしたのです。
どこで買っても何かしら故障するならとヤフオクでとりあえず買ってしまえとなったわけです。
R1100RTならスクリーンは大きくボタンで高さが変わる、グリップヒーターは標準装備、RTに限ればパニアも標準装備でETCも付いていれば言う事なし。
ダラダラと書き過ぎて整理できているか心配になってきましたw
そろそろ疲れたのでまとめます。
ウルトラは良い!(オイ)