ロドンパはマンガが好きです。
中でも車やバイクが活躍する作品は大好物。
バイクの疾走シーンは特にカッコいいですねえ( ´∀`)
バイクが活躍するマンガは数多くありますがその中でも
スズキのカタナは特別印象的に描かれることが多いように思います。
カタナがデビューしたのはロドンパが小学生の時でした。
初めてカタナを見たのは本屋でたまたま視界に入った雑誌の表紙だったと記憶しています。
とても車好きな子供でしたがバイクにはさして興味がありませんでした。
それでもカタナのスタイルを初めて目にした時の驚きは未だに覚えています。
そのくらい衝撃的でした。未来から来たバイクに思えました。
見たこともないシャープなスタイルにシルバーのカラーリング。
トドメはその名称。その名もカタナ。何だかわかんないけど凄いと思いました。
子供ながらにここまでスタイルと名前が一致している物も珍しいと感じました。
雑誌を手に取って暫くの間、ジーっと表紙を眺めていたのも記憶しています。
ロドンパの好きな作品に出てくるカタナのシーンを引用にて紹介します。
本当はもっとカッコいいシーンがたくさんあるのですが所有するコミックの多くは
手元に保管していないのでネットから拾ったものばかりですが。。。
【著者 楠みちはる氏】の【あいつとララバイ】より引用
首都高最速の男、キングとカタナ。
スリックタイヤのポルシェやサイドポートのFC3Sを振り切る離れ業を見せてくれる。
チャラい研二とは正反対の寡黙なキャラクターも魅力的でした。
【著者 しげの秀一氏】の【バリバリ伝説】より引用
主人公グンの永遠のライバル、ヒデヨシとカタナ。
グンは最後まで峠でヒデヨシの駆るカタナに勝てなかった。
世界GP編の終盤にグンの夢の中に登場。ヒデヨシが学生服を着たままの描写から、
グンにとってはそこだけ時が止まったままであり、忘れ得ぬ辛い経験であることを
著者は表現しているのかなとロドンパは感じました。このシーンと最終回のナレーションは
グンという男のキャラクターをよく表現していると思います。
下は在りし日のグンとヒデヨシのジオラマ。素晴らしい出来です。
【著者 東本昌平氏】の【キリン】より引用
この世代のマンガになると若い方でもバイク好きなら説明不要な感のある有名作。
劇中、既に時代遅れになりつつあるカタナでポルシェに挑む、キリンと呼ばれる男の話。
社会的には安穏とした生活を送れる立場に辿り着いているにも関わらず、無謀とも思える
走りへの渇望を捨てきれていなかった中年男の独白ストーリーの色が濃い第一部です。
下は著者特有の雰囲気を醸し出すコミックの表紙。
【著者 東本昌平氏】の【キリン】より引用
ひたすら自己完結で哲学的な空気の第一部、バイク乗りの有り様を情緒的に強く
訴えかけてくる第二部までがロドンパの好きなキリンになります。
第三部は絵的には非常にカッコいいものの暴走族のケンカ上等物語に作風が変わったので
あまりちゃんと読んでいません。
とは言えカタナの疾走シーンが引続き大変カッコいいことには変わりありません。
【著者 東本昌平氏】の【キリン】より引用第三部の表紙です。
ショーエイのヘルメット【ワイバーン】とベリーショート丈なライダースの組合わせが
実にカッコいい。初代キリンのカタナを駆る新たなキリンはバイオレンス色が強いです。
いかがだったでしょうか。
登場から35年以上という長い年月を経てもカタナのデザインは全く輝きを失っていません。
だからこそ未だに人気があり、カスタムする人やオリジナルを大切にする人が絶えず、
マンガでも特徴的なデザインと相まって多くの作品に登場するのだと思います。
これらの作品は車もよく登場します。
少しでも興味を持たれたら、ちょっとだけでも読んでみませんか(゚∀゚ )
✳著者の皆様に敬意を表し作品は引用元を示したうえで
カタナというバイクの魅力を紹介することを主たる目的として
従たる資料として作品の画像を使わせていただいております。