そうなんです。
引越し、実は夜逃げでした w(ΦωΦ)
色々策を考えたわけですが、一番安く早く済ませる方法は、
2tのトラック、レンタして自力で引越し(・_・)v
この場合、如何に早く車を返せるかが、キーポイントです。
しかも今回は海を渡ります。四国は松山から九州は大分のとある田舎へ・・・
陸走も考えましたが、レンタル時間と高速料金、距離を考えると、
フェリーで行った方が何倍も楽で安い。
そこで問題なのは、フェリーの時間。
もちろん24時間運行しているわけではない。
しかもレンタル会社の営業時間までからんでくる
(何日借りようが営業時間内に返さないと乗り捨て扱いになって割り増し料金を取られる為)
レンタカーの営業時間は8時~21時まで。
フェリーは6時半~23時まで1時間おきに出航する。
運転だけで片道最低6時間の道のり。
それに荷積め荷降ろしと食事、休憩などが入る。
どうすれば一番安く済ませれるか・・・
考えて・・・(~ヘ~;)ウーン
考えて・・・(ー'`ー;)う~ん・・・・
ひらめく w(ΦωΦ)ウシシ
その名も・・・
.:*:・'゚★。.:*
夜逃げ屋本舗 ヽ(´▽`)ノ。.:*:・'゚★。.:*
説明すると・・・
17時→トラックを借りる
18時→荷詰め開始
20時→出発
23時→最終便の船に乗り込む
0時→九州着岸
3時→現地入り
8時→新居にて荷下ろし開始
10時→空荷で出発
12時→その他引越しに伴う所用を済ませ港へGO!
14時→四国に向け出航
15時→レンタル会社に向け出発
17時→レンタル会社に到着
以上、24時間のレンタルで、引越しが済みます ヽ(*^▽^)ノワーイ
うん。予定通りいけばね ("▽"*)アヒョ
いくわけ無いのが私なので、焦って事故なんて絶対嫌なので、
借りる時に27時間で借りました♪
これで、ゆとりを持って帰れるはずo(^ー^)o
・・・ホントに夜逃げに思われる可能性があるので、
事前に、隣近所さんと大家さんに引越しの事とご挨拶を済ませました☆
んで、夜逃げ当日。
予想以上に増えてしまった荷物はダンボールにして56個 ヾ(・_・; オイオイ
と、テレビ、ベットとエッセの純正品、ホイールキャップの果てまで持ってます。
2tトラックと言っても、全長5m未満の一番小さい物。
正直、こんなに荷物があったなんて自分でも信じられないほど。
だって、松山に引っ越して来た時から、また引っ越すのは分かってたし、
引っ越してきた時は、プリメーラ2往復で済んだし・・・大きい買い物はしなかったから。
でもまぁとにかく、荷物詰め込めて、どうにか積み込んで、
ご近所さんに気を使いながら、アリさんみたく少しづつ、エレベーターで下ろしていたら、
大家さんには「動かした自転車はちゃんと元に戻して下さいよ!」と言われ、
とある住民には「なんでこのワシが階段で降りんと、いかんのじゃ!んぁ~」と、
長い長~い悪態をつかれ、流石に言い返そうかと思ったけど、ぐっとこらえ(・_・)v
「神のお告げを信じ、引っ越しを決意して良かった」と終始感じていました。
夜逃げ的引越しに、気合もテンションもハイだったのに、一気にテンションガタ落ちで、
不愉快ゆえに淡々と事は進み、予定時間通りに荷物を積み込み出発出来ました。
道中、多少揺れたものの、不意を衝かれた段差以外は、たいして心配ではなく、
ゆとりを持って船の時間に間に合い、船の中で仮眠を取って・・・
起きたら、気分も一新♪予定通り、3時に現地入り♪
順調順調o(^ー^)o と暫し仮眠をとって、翌朝8時に新居の前に♪
待っていたんです。。。不動産屋さんを・・・
しかし待てど暮らせどお越しにならない(・ω・;A)アセアセ…
30分経過して、確認のお電話を・・・
すると「現地じゃなくて事務所に来られるんじゃなかったのですか??」の一言。
もう一人の私は心の中で訴えてます。
「来たよ来たよ~物事がスムーズに進まない嫌な予感・・・きてまっせ~」
あれだけ事前に確認したのになぁ~と思いながら、事務所に向かい、
敷金等●十万、お払いして、再確認。
私「電気とガス水道は、開栓して頂けてるお話でしたけど、大丈夫ですよね?」
事務員「大丈夫ですよ♪」←至って平和な笑顔
よし!んじゃ嫌な予感は予感で終わるo(^ー^)o
と、鍵をもらって再度新居へ ヽ(*^▽^)ノGOGO♪
着いてみると、水道ガスがきてませんil||li л○ il||li
でも、ぐっとこらえて(・_・)v ←のんびりした所だから、と自分に言い聞かせる
笑顔で不動産屋に再度電話・・・
「どうにか、荷物を降ろしてる間に開栓するように致します」との事。←至って平和な返事
幸いにも荷物降ろしてる間に、来ていただけたのですが、
明らかに「急に呼び出されました」的なオーラが悶々。。。
でも私はぐっとこらえて(・_・)v ←のんびりした所だからと言い聞かせる
「お疲れ様です、助かりました☆」と笑顔で対応・・・
でもまぁとりあえず結果オーライだし、荷物もちゃんと降ろせたし、後は所用を済ませるだけさ♪
この時点で、1時間オーバー (・ω・;A)アセアセ…
次は銀行口座を作るべく、最寄の銀行へ。
実はココでも問題発生。。。
散々待たされた挙句、手続きを始めて完了間際に、
「お客様、申し訳ありませんが、当行では口座をお作り出来かねます」と来たもんだ。
ここまでくると笑うしかない。
理由を聞き、融通は効かないか再度確認。やっぱり答えは「出来かねます」・・・
もっと早く言ってくれたら・・・と言いたかったけど、
ぐっとこらえて(・_・)v ←のんびりした所だからね~と何度も繰り返し唱える
一目散に帰路。
更に1時間ロスした為、予定より2時間オーバーで港に向かう。
んで、港までの帰路・・・問題なし! ( ^ー゜)b
船の時間も、乗りたかった便より2便遅れだけど、問題なし! ( ^ー゜)b
あとは、四国に着いてからの、3時間を乗り切れば、予定通り27時間で返せる!
あぁ~神様、どうかこのまま無事に帰れますように!!!
と嘆願書を神様に提出して、船に乗り込む。
とっても若い船員さんが、手を振りながらこっちにおいでと呼んでいる。
私は、素直に従い、そのレーンに入った。
船員さんは、手で「まだ寄れ、まだ寄れ」と合図している。
私は素直に従い、横の壁ギリギリに寄せた。
でも、船員さんは、「まだ寄れって!!」と半ばイライラした風に手で合図している。
私はサイドミラーを見るも、既に壁に当たっている様に見えるので、寄せたくない。
それでも船員さんの手の動きはどんどんオーバーになっていく。
私は「実際はもっと隙間があるのかなぁ~」と自分の目が当てにならなくなってくる。
とうとう船員さんはイライラマックスの顔になってきたので、私は不安ながら車を寄せました。
ガーーーーーーと音が聞こえた瞬間、船員さんの顔が急変。
眉間にしわがより「この下手くそが!!!」的なオーラ全開。
はい。当てました。事故です。
車を降りてみると、酷い傷が・・・誘導した船員さんは、どっかに消えてました。
この隙間、酷くないですか??(T^T)
コレ10センチくらいでした・・・
なのに、反対側は1mはあいてました。
一体、あの船員さんは何がしたかったのだろう・・・と色んな事を考えました。
明らかに誘●ミスです。が、運転者は私なので、例え裁判をしたとしても私が悪い。
だから、ぐっとこらえました(・_・)v
信じた私がバカなのだ・・・と自分に言い聞かせました。
実は私昔から、大型トラックの運転手になりたいのです。
しかも、前と後ろが分かれてるタイプのローリーを運転したい。
でも、その仕事に就かないのは、自分で分かってるんです。
運転自体が向いてない事。
好きこそものの・・・とか言う問題ではなく、センスが無いって分かってるから、
人にどれだけ勧められても、自分も結構その気でも、やらないのですよね。
改めて神様に「仕事にはしたらダメだよ」と言われた気がして運行中、
一人奈落の底に落ちてました。
その後、無事に松山まで帰り。
レンタカーを返したわけですが、事故を起したので保険代で2万余計に払いました。
思うのですが、一番小さな2tトラックと言っても、前から見たら大きなトラックに見えるし
若くて経験が少ないお兄ちゃんは、私のトラックを見て「プロの運ちゃん」と
勘違いしたんじゃないかなって・・・
だから「寄れよ~」って合図してても、ちゃんと見てくれてなかったんじゃないかなって
・・・なんて事故時の説明などしてたら、いい訳にしか聞こえなくて、
何だかホントに切なかった。。。
今回の引越しで、何度「ぐっとこらえた」か分からないけど、
最後にすんごく悲しくなって
「トラックの前に○○レンタカーってステッカー貼ったら事故が少なくなると思いますよ」
って言ってしまいました。
レンタカー屋のお兄さんは「事故ったのをスッテカーが無いせいにするのか、コイツ?!」
的な顔で無言のまま私の事見てました・・・
引越しにかかった金額 6万円
+ぐっとこらえた(・_・)v 回数 大4回
+経験した悲しみ ∞
+体験した喜び 夜逃げのドキドキ感&トラック野郎の気分
+改めて知らされた事実 トラック野郎には向いてない
―――――――――――――――――――――――――――
お金には替えられない大切な思い出 ( ^ー゜)b
今回も、スゴク長くなってしまって、スミマセン。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!
☆つけたし☆
引越しの際に有給まで取って手伝ってくれたZOOMA・ZOOさん、
色々ホントにありがとでした!