trque proのTrip燃費計は便利なので重宝してきた。
燃費演算は軽油、LPG等多様な燃料に対応しているが軽油を選択して燃費を見るとエンジン始動時の燃料消費量は4~5cc/分位である。走行し始めると10cc/分のように増えていくが300m?位走るとフューエルカット状態(0cc/分)になり瞬間燃費は90.3km/Lになる。
停止のためスピードを下げていくと再度燃料消費量、瞬間燃費とも表示される。暖機運転後のアイドリング燃料消費量は3cc/分位なので時間当たりコップ一杯相当である。
ディーゼルと言えど余りに少ないので1気筒当たりと考えると750cc/hr位になり辻褄が合う。そこで燃費計算は1気筒とみなし燃費補正値を1/4(0.25)にして走行してみたら走行中も瞬間燃費も変化がありディーゼル車の燃費らしくなったが車両燃費計と比較すると1割くらい良い数値になる。
この時torque proのtrip 距離とtrip 燃料消費量との関係をみるとtrip距離/燃料消費量≒車両燃費*1.1になっているので補正値を0.225にし今まで22Km、28km、11km、4km累計64.6km走行したがどの時点でも車両燃費に対し98%位の燃費表示になっている。
(64.6km走行時の車両燃費16.1km/Ltorque pro燃費15.7km/L。torqu pro燃料消費量0.923Lなので64.6/0.923*0.225=15.7)高速走行は来週新潟まで行くがこの時も98%位の燃費表示であれば実用性ありである。
燃費演算はCANに燃料消費量がないためMAF(マスフロ)の流量から燃料消費量(噴射量)を計算し算出するようであるがディーゼル車の燃費演算はガソリン車に比べると燃焼方式が違うため難しいらしい。(国産アプリもディーゼル車の燃費は但し書きが付いている)
一般的に単なる計算の補正値であれば±0.1位と考えると-0.77は異常?である。これは計算の補正でなくVolumetric Effincy %(usually85)を変えているのではと思うがどうなんだろう。吸気量の効率と思われるがアテンザには効率85%は高すぎて計算できずフューエルカットになるのではないかと勝手に想像している。
燃費計算式は14.7(空燃比)*0.73(ガソリン比重、軽油は1割くらい重い)*1000(cc)*Vss(車速)/3600(s)*MAF(g/s)とのこと。
因みにアテンザのMAFはアイドリング時1.1~1.3g/s、50km/h位での走行中2.3g/s位、瞬間燃費20~25km/Lになっていた。
これを上式に当てはめると瞬間燃費は
14.7(実際はもっとリーン燃焼?)*0.82*1000*50/3600*2.3=72.7Km/L
上記MAFの数値が何を意味しているのか分からないが0.225をかけたら16.3km/Lとなったがこの計算法であっているのかな。
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Torque pro | 日記
Posted at
2016/04/21 18:24:34