トラストからトラスト。。。

皆さん、こんにちわ。。。





かなり放置気味な当ブログですが、気が向いたら書く感じでおります。



また、自分の覚書として記録する事で後に振り返りたいと思う内容に

ついては、積極的に書いてみましょうかね。。。



さて、実は全くそんな気もなかったのですが、事の始まりはコイツをＧｅｔ

した事によります。







某オークションで何気なく、入札してみたら、競り合う事もなく、
入札１で落ちた！！



あららっ、落ちてしまったものは使いましょ！という事で、先日マイ

主治医であるレインボーオート　横ヒレさんの所へ。。。



トラストのキットなので、特にノーマル状態であれば取り立てて交換自体

難しい事はないのですが、ボクの場合は１インチボディリフトしている事に

加え、レインボーオート　オリジナルサクションパイプを導入している為、

一部加工して頂かないと取り付け出来ないのです。



また、ブローオフバルブをスロットル手前に取り付けするにあたり、

何気にモロモロのワンオフ加工（溶接）が必須であるので、高い

技術を持つ、横ヒレさんに加工して頂きながら、レインボーオート

の会長には塗装して頂いていた『スズキスポーツ』のウレタンバンパー

を取り付け賜りつつ、ボクは新旧トラスト　インタークーラーの脱着に

注力してみました。（※モンスタースポーツではありません。）



それでは、びほー＆あふたーをご覧ください。。。




〇びほー







〇あふたー







トラストの純正交換タイプのインタークーラー⇒トラストの前置きインター

クーラーへのモディファイした訳ですね。




正直、今回はインタークーラーの前置き化は考慮しておりません

でしたが、純正交換タイプと前置きの２パターンでの特性の違いと

言うか、目的は同じ訳ですが、その結果については大きな性能差

として現れました。



前置き化の一般的なメリットは吸気温度で上置きに対してアドバンテージ

があると言われております。逆にデメリットは圧縮空気の経路が長く煩雑

になる事でレスポンスの悪化が挙げられるでしょうか？



実際に比較してみますと、走行中の吸気温度については、どちらも相当

低い水準で低下している事が確認出来ましたが、ＳＴＯＰ＆ＧＯを繰り返す

環境では、上置きＩＣの方が高い吸気温度で、ある程度連続走行していか

ないと、吸気温度が下がっていきません。



レスポンスについては、正直言って大きな違いを感じる事が出来ません

でした。これは、タービン～インタークーラー迄のＩＮ側パイピングが細く設計

してあり、ＩＣのＯＵＴ側から太くしてあります。ブーストの立ち上がりは早く

体感でもそうですが、実際にブーストメーターで確認してみても、デメリット

を感じる程ではないという事です。



圧力損失も少ない様子で、低い回転域から高いブーストが掛かるので

トルクフル且つ、常用域から乗り易さを感じます。



最大ブースト圧も上置き：90kpa⇒前置き：100kpaと１０kpa高くなりました。



これから、インタークーラーを交換予定の方、性能は前置きの方が間違い

なく高いです。但し、冬場にはオーバークール状態になり、高速巡行したり

すると、１桁℃に近い数値の吸気温度になってしまう程ヒエヒエになりますから

そういったシチュエーションでは上置きの方がエンジンの熱をインタークーラー

が吸収する事で、比較的高い吸気温度になり安定して性能を維持できる事

も実情としてございます。



上置きと前置きでは一長一短ある訳ですが、純正よりも相当高性能な両者

ですので、どちらを選んでも性能ＵＰは間違いございません。



ただ、将来的にチューニングレベルが上がった際には前置きインタークーラー

にしておいた方が得策です。吸気温度の差がノッキングの発生与件として

大きく影響してしまいますから、選択は慎重に！！



前置きにする事でプラグ交換を筆頭にメンテナンス性が向上しますので、

ボク的には今回良かったと思える事の１つです。



インタークーラーを前置きにする事によって、ラジエター前面にインタークーラー

コアを配置しますから、ラジエターの冷却性能に影響するのでは？？？という

事も懸念されるのですが、これについてはＪＢ２３Ｗではあまり影響はないように

感じています。しかし、オイルクーラーをラジエター前面に出すとハッキリと

水温が上がるのは明白でして、モニタリングしているとナカナカに面白い事が

分かっていきますよ。



さて、話は脱線しましたが、今回はインタークーラーを上置き⇒前置きへと変更

した訳ですが、トータル的に考えると前置きインタークーラーの方が良いという

結論に至りました。。。



皆さんも、そういったチューニングに興味を持たれている方は多いと思いますが、

インタークーラーの交換というのは、燃費が向上したり、乗り易くなったり、単純

に性能ＵＰするので、速くなります。



燃調とかしない状態で、トップエンドのＡ/Ｆは10.3～10.8程。




元々、燃料の濃い状態ですから上記Ａ/Ｆならば故障にもなり得ないですし、

非常に効果的なチューニングメニューとなります。



先にタービン交換されているような方は、インタークーラーの交換による

圧倒的な性能差に『何でもっと早く交換しておかなかったのだろうか？』と

いう感想を持つでしょうね。



それだけ、純正インタークーラーの圧力損失が大きい事、冷却性能が

劣る事を実感出来ると思います。



ボク的には一番最初にインタークーラーからチューニングしても良い程、

その効果は大きいし、コストパフォーマンスが高いメニューで悪い影響を

及ぼさない事等、イイことづくめなんです。



大変話は長くなりましたが、ご検討されている方の参考になれば、と。。。






ではでは。。。