
クーラー修理後初走行。エンジンをかけた時は寒気を感じるくらいの冷気が出たが、5分後には全く出なくなった。風が冷たくないのではなく、全く風が出てこない。クーラー死んだ。
また、クラクションのボタンを押してもシャーっという機械音がするだけで鳴らなくなった。普段、腹の立つ車がいてもクラクションを鳴らしたりはしないが、お礼がわりにクラクションを鳴らせないのが困る。カウンタックが後ろからやってくると、多くの車が徐行して道を譲ってくれるのだが、ハザードのボタンが体を前に屈めないと届かないところにあるので、走りながらサンキューハザードを出すのも少し危ない。仕方ないので窓から手をひらひらさせてお礼するのだが、窓が4分の1しか開かないカウンタックでは、辛うじて手のひらが窓の外に出るだけなので、果たして気付いてもらえているだろうか?道をあけてやったのにお礼もなく抜いて行った無礼な奴と思われていないか心配である。
今日は一泊するつもりなので伊豆スカイラインまで遠出しようと思っていた。しかし、給油して20キロほど走っただけでもうガソリンが減っている。これでは伊豆スカイラインの天城高原出口まで行って戻ってくる途中でガス欠になるかもしれない。伊豆の山中でまたJAFを呼ぶ羽目になりたくないので諦めて、いつものごとくターンパイクと芦ノ湖スカイラインを走った。が、芦ノ湖スカイラインのレストハウス駐車場で一度エンストしてしまった後にエンジンがかからなくなる。正確にはエンジンは一旦は始動するのだが、アクセルから足を離すと止まってしまう。なので、ずーっとアクセルをふかし続けていないといけない。周りから見れば、カウンタックが駐車場で意味もなくワンワン空ぶかししているようにしか見えないであろう。恥ずかしいので、無理やり発進してみるが、駄目だ、エンジンが吹け上がらない。また、レストハウスの駐車場に戻って、ワンワン空ぶかし。
今日はカウンタックでホテルに向かうつもりだったが、万一雨が降ったら、、、と思うと不安になり、レンタカーを借りた。トヨタのアクアである。キーレスの車を所有したことがないので、キーを刺さなくてもエンジンがかかることに戸惑う。いつものことだが、レンタカーでごく普通のコンパクトカーを借りると、車の運転ってこんなに簡単なのか!と驚かされる。ハンドルは力を入れなくても簡単に回るし、ウインカーが右側に付いているのも左側走行の日本では理にかなったことであるのがよくわかる。バックカメラの見やすさも458の小さいバックカメラとは比べ物にならない。なにより、首を回せばちゃんと後ろが見えるのが驚異的である。これならバックカメラなんかいらないではないか!
駐車中に忘れ物を取り出そうとドアノブに手を触れたら、ロックが自動的に解除されてわざわざキーやボタンで開錠しなくてもドアを開けられてしまった。ポケットにキーが入っていれば自動で開錠される仕組みなのか!カウンタックの20分の1以下の値段の車がこんなに便利な装備を備えているなんてなんだか理不尽に感じてしまう。それなら自分も足車としてレクサスかなんかを買えばいいではないかとも思うが、こんなに便利なものを買ってしまったらカウンタックはもちろんのこと、458に乗るのも億劫になってしまうに違いない。自分はフェラーリに乗り続けたいので、便利過ぎるものに手を出すのは我慢。
Posted at 2020/08/02 21:40:42 | |
トラックバック(0)