
シルバーウィークである。
せっかくの連休なのでカウンタックに乗るべく富士小山に。
先週乗った時に補充した冷却水がもうなくなっている。不安である。
いつものように祈る気持ちでカウンタックのセルを回す。
YouTubeの動画ではキャブレター車のエンジンのかかりにくさやエンジンをかけるためのコツが何か素晴らしいもののように紹介されているが、実際には全然素晴らしいものではない。エンジンがかからなければ、また積載車を手配して何時間も待って引き渡し、車には全然乗らずに電車で3時間かけて帰るのである。普通の車のように何にも考えなくても当然にエンジンがかかってエアコンが効き出す方が良いに決まっている。
しかし、ひとたび走り出せばアクセルを踏めば踏んだ通りに反応するエンジンや原始的なガタガタいう騒音が心地良い。
また白煙が噴き出すのではないかとしょっちゅう後方確認。
ターンパイクは気温15度。エアコン故障に備えて薄着してきたので、寒い!
連休中だけに車が多い。車が多いのは連休なので当然なのだが、スポーツカーではない車がわんさかノロノロ走っていて道を塞いでいる。これではターンパイクを走る意味がない。
それに、冷却水がなくなる症状が気になって、どうも楽しめない。
帰り道に乙女峠のトンネルでライトをつけると、またビーっという警告音が!修理から戻ったその日だけは良いのだが、次の日からはいつも元の木阿弥である。
日曜日はこちらに泊まって、翌朝に確認したら冷却水がまた空っぽ。補充したらなんと6リッターも入った!
車の下を覗き込んでも特に漏れている気配はないのだが一体どこに消えたのだろう、、、、
セルがきゅるっと一回しか回らない。昨日乗ったばかりだからエンジンは一発で始動するのだが、1週間後に乗りにきたときにはもうかからないのではないか。
心折れて今日は乗るのを諦めた。朝08:48のロマンスカーで帰る。
色々面倒だがカウンタックに乗っていられる幸せもいつまで続くかわからない。短い人生である。
今週末にまた乗りに来ようと思う。
Posted at 2020/09/23 06:59:33 | |
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