「パパこれこれ!」と娘さんに呼ばれて見たテレビ画面にはホンマでっか⁉︎の『妻の地雷を踏まない方法を教えて!SP』が映っており、「パパこれ見て勉強しないと」と言われた姫鈴です。
最近地雷原を突っ切っている人生、前回のブログの途中にも軽く書きましたが、「年内コペンのお出掛け禁止‼︎」と嫁さんに怒られ、余りのショックに逃げる様に出勤した所「自分が悪いのに逃げるの?」とのLINEまでいただきましたでございます。
逃げたのではなく、ちょっと熱りが冷めるまで仕事をと思っただけなのですけど。
娘さんのフォローで事無きを得て頭が上がらない日々でございます。
出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(ツーリング先で美味しい物が食べたいという動機ながらフォローしてくれた娘さんが一番大好きです)。
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冒頭のやらかしの時、我が家には十数年ぶりに鬼がご降臨されましたが、本来は心優しい嫁さんのため何とかお許しを頂けました。
…その数日後、軽快なスキップで自ら地雷を踏みに行く姫鈴さん。
「あのさ、鎌倉にあるコペンの喫茶店が来月閉店だから行っていい?」
逆の立場なら「何言ってんだ?この馬鹿は」と思うのですが、仕事とのスケジュール的にもチャンスが無いため一所懸命にお願いを。
最終的には「行きたかったら行けば?」と許可を得る事が出来ました。出来た嫁さんに感謝です。
思い付きからの一人ドキドキ鎌倉ツアーの開幕です(←実は鎌倉方面は人生初!)。
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平日休みを利用しての弾丸日帰りツアー(思い付き100%)のため、最近手抜き洗車しかしていないコペンで出発したのは夜中2時過ぎ。
ホイールがブレーキダストで色変わってますがなと気付いたのは道中のサービスエリアでのコーヒータイム中。
帰宅後にタイヤローテーションも兼ねて足回りまで磨き次のツーリングに備えましたが、この日は汚れまくりのホイールで一日中走り回ります。
今回はお一人様の予定だったのですが、何度もローカルベースに行っている神奈川県在住のみん友さんに連絡してみた所、午前中ならばお付き合いいただけるとの事で、待ち合わせ場所まで片道約300㎞の行程を直走りました。
待ち合わせ場所直前で曲がる道を間違えて住宅街に迷い込んでしまったのですが、狭い路地で前方から来るのはまさかのみん友さん。凄い確率での再会です。
それがこちらのGRコペンのオーナーさん、メイプル姉さんです。
昨今の芸能界でも何かと問題になっている不倫疑惑をかけられたら叶わないとの事で先に弁解させてもらいますが…。
こちらのお方は、お洒落な帽子にネクタイ締めてスーツ姿でコペンの屋根開けるナイスガイ!
いや〜このインパクトの前では姫鈴さんなど小さい小さい。スーツでオープンカー乗る人、初めて見ましたわ。
屋根開けるのが遅い人は罰として車内ボッチ飲食の刑や犬神家の刑など、多彩なお仕置きをされるそうです(って白いセロの人のブログに書いてました)。
お洒落帽子を被って屋根開けた二台の真っ赤なコペンで朝の通勤ラッシュの134号を走りますと、対向車から見られる見られる。
朝焼けの相模湾には陽が反射してキラキラと輝いておりましたが、別の意味で良い勝負をしているコペン2台(正確には運転手)。
初めて見る江ノ島。そしてまず立ち寄ったのは…。
開店前のコペンローカルベースカマクラ。
コペンに乗り始めた時にいつかは行こうと思っていたのですが、結局閉店間際に焦って駆けつけるという夏休み最終日の小学生の様な姫鈴さんです。
時間は朝の7時。開店前の方がこの様に店舗前に車を停めてゆっくりと写真を撮れるというメイプル姉さんの粋な計らいです。
一人だったら恐らく開店後に到着して、まともに写真を撮る事が出来なかったと思うと感謝感謝です。
会社へ学校へと向かう人達の『何だこの馬鹿達は?』という温かな眼差しを受けながら、念願のローカルベースでの写真を撮る事が出来ました。
カタログの表紙というと調子に乗り過ぎですが、自分の思い出の一ページには充分な位の写真になりました。
ローカルベースの開店にはまだ時間があるため、一旦南下して向かうは三浦半島の南端にある宮川公園。
道中にはお洒落なサーフショップなどもあり、地元愛知県とは違う景色は新鮮です。
鎌倉、葉山などバブル期のメディアにバンバン登場していた地名とは縁のない生活でしたが、この様な形で来る事になるとは。
小一時間程長閑な道を走り宮川公園の駐車場へ。
タケコプターというネタのためだけにやって来ました。
色々と写真を撮っていたのですが、本当派手な人ですわ、メイプル姉さん。
ここでコーヒー飲みながら雑談をしていましたが、家庭の地雷の話になり色々とアドバイスもいただきました。
姫鈴さんに足りないのは報•連•相との事で、今回は道中こまめに嫁さんにLINEを送ってみましたが既読スルーが続く。
「だって勝手に遊びに行ってるし、何て返事していいか分からないし〜」とは帰宅後の嫁さんの弁。…一応何となく許可貰ったのに。
一面に広がる畑、遥か遠くに見える江ノ島など、贅沢な景色の中を海風浴びながら再び鎌倉方面へ戻りローカルベースへ。
ちょうど開店時間に戻って来れました。
街中にあるお洒落な喫茶店。『日々に余白を』とのキャッチコピーのポスターが店内あちこちに飾られていますが、最近仕事で余白の無い身としては癒される空間です。
コテコテの車関係の喫茶店というイメージでしたが店内には普通のお客さんも多く、リゾート地の店舗という感じでした。
ただ店内にはGRコペンの展示や…。
各種のグッズも販売されており、ダイハツディーラーのカフェコーナーのライトver.といった趣きです。
こちらで昼食を。以前愛知県の西浦であったイベントでも頂きましたが、ちょっぴり大人の味のタコスを。
店員さんの接客も丁寧で、遅れて出勤して来た店長さんともコペン話に華が咲きました。
また、個々で来店されていたオーナーさん達ともせっかくなのでご一緒にお茶を。年齢も全く違う面識の無い方々でしたが、知人の知人だったという事もあり、後日ツーリングでもという話になりました。
まさかのボッチ鎌倉が、色々な方と知り合えるドライブとなった一日です。
駐車場横には江ノ電が走っているため、せっかくだからと写真を。
コペンと江ノ島との写真も撮れました。
そして時間も来たため、メイプル姉さんを始めお知り合いになれた皆さんともお別れして帰路に着きます。メイプル姉さん、この日は本当にありがとうございました。ピーナッツ、ポリポリといただいております。
そしてここからがボッチドライブの本領発揮。
せっかく来た鎌倉方面なので、名所を軽く流しながら帰ろうと思います。
まずは江ノ島。橋を渡り島内の道なりに走り直ぐにUターンする形で島を出る。
カメラの時間を確認すると滞在時間は約2分…。まあ、念願の江ノ島には行けました。
そして次は小田原城をと思っていたら、そのまま箱根新道へと入ってしまい華麗にスルーを。
たどり着いた芦ノ湖畔。
やっぱり下調べ無しのドライブではボロ出まくりです。
せっかくフリーの一日、このままでは勿体無いので芦ノ湖スカイラインを使って一周してみる事にします。
新緑のトンネルの中をオープンカーで走るのは贅沢の一言。途中蜘蛛が一匹車内に落ちて来て慌てる慌てる。
三国峠から見る富士山。まだ独身時代に一度来た以来ですが、当時とは駐車場などが変わっておりました。
この日の富士山はやや靄が掛かっておりましたが、そのシルエットはちゃんと見る事が出来ました。
そのまま内子峠などを巡りながら芦ノ湖との写真も。
古くからのリゾート地の一つの芦ノ湖では、富士五湖のように湖畔沿いに車を停める場所が少なく、また芦ノ湖スカイラインの通行料も少々お高いため、グループでのツーリングには不向きですね。道理で芦ノ湖ツーリングの話を余り聞かない訳だと妙に納得。
辛うじて遊覧船の写真は撮れました。小さいですけど。
スカイラインを降りて直ぐの道の駅に立ち寄ったのですが、小さなお子さんが「雨降ったらどうするんだろう?」と親御さんと話している声がするので見たら姫鈴さんの事。
ご家族の前で恥ずかしそうに屋根閉めていたらお子さんが拍手して喜んでいたので「良かったらお子さん乗せて写真撮りますか?」と。
将来のオープンカーオーナー、一人ゲットしておきました。コペンは色々な人に話しかけられる車ですね。
箱根を後にし、沼津で腹ごしらえにとニンニクたっぷりの唐揚げを夕食に、嫁さん娘さんにお土産を買って家路へと。
今回のドライブを知らなかった娘さんから冷たいLINEが届く。最近PC機器なども良く使いこなしておりますな。
久しぶりに高速でも屋根開けて走ったのですが、やっぱりオープン状態の方が重量バランスが良いのか運転しやすかったですね。
帰宅後お土産の評判は良かったのですが、ニンニク臭いとクレームのついた締めでした。
今回関わってくれた皆様、ありがとうございました。久しぶりの長距離ドライブを楽しめました。