昨年末一時帰国をした関係で、これ↓
https://github.com/sugiuraii/WebSocketGaugeServer
を用いたELM327の実車テストをしていました。
テスト車両1台目
実家の軽トラ
ダイハツハイゼット
年式は多分 2015~2017
OBDケーブルは
OBDLink SX USB
新規機能の実装テストとして、下記のように複数PIDの同時通信機能を有効にします。これで1回のPIDクエリで6つまでのPIDが同時に処理されます。
PID数6までの結果。
PID数7の結果。
遅延時間はPID6まで15msを維持し、7PIDから32msとなりました。
軽トラックといえども、新しい車両なら複数PIDの同時通信はサポートしてくれそうです。
むしろ遅延上重要なのはOBDアダプタの方で、OBDLinkなら15msで複数PID通信が可能なものの、出所不明の中華製Bluetoothアダプタでは複数通信不可、遅延も多く安定しないとなっています。
ただ、これだけOBD2の反応が早いとECUに負荷がかかるかもしれないんので、プログラム側でウェイトを入れる設定を入れようかと思います。
テスト車両2台目
ヤリスハイブリッド(多分2020年式)
こちらはあまり時間が取れず写真がありません。
一応1台目と同様複数PIDの通信は確認。
ただ、こちらはOBD2コネクタに複数のECUが接続されているようで、ATCRAコマンドで処理するCAN IDの制限が必要の模様。(ATSHではうまく行かず)
Posted at 2025/01/19 22:06:16 | |
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