
つい先日、待望のオイル交換DIYをしました。
前日にロングドライブをしたので総走行距離は1450キロです。最初のオイル交換の距離としてはいい感じではないでしょうか。
詳しい手順などは整備手帳の方へアップしてます。
写真を多くしてわかりやすくという感じで考えていたらその1~その5とかなり長くなってしまいました…
ここでは手順意外に感じたことを書きます。
まずは作業時間
これは予習もあり短時間でできましたと書きたいとこなんですが、カースロープの暴走や写真を撮りながらゆっくりやっていると4時間ほどかかってしまいました・・・
テキパキすれば初めての人でも2~3時間でできそうな気がします。慣れればもっと早くできるかもしれません。
・費用
わりと多くの人がこれを気にしそうなので詳細に書きます。
今回購入したものは
・TONEロングメガネレンチ 17×19 ・・・1064円
・ホンダ純正ドレンパッキン(ワッシャー)内径14ミリ 640円
・SPOONマグネットドレンボルト エンジン用 1750円(送料1050円)
・PIAAフィルターレンチ 1410円
・モービル1 0-20W 4831円
・ワコーズスーパーフォアビークル 3044円
・ホンダHAMPオイルフィルター(H1540-RTA-515)750円
・STRAIGHTカースロープ 9060円
・ミナトローダウン車対応型カースロープ 3280円
・作業服 1580円
・オイル処理箱4L 198円
・オイルトレイ 691円
・オイルじょうご 298円
・ブルーシート 98円
・オイルキャッチ(オイル処理剤) 698円
・耐油グローブ 399円
・ポリジョッキ3L 713円
・ペーパースコットショップタオル 298円
合計31852円
アマゾンや近所のホームセンターで購入
(ソケットレンチとエクステンダーは家にあったものを使用したので費用に含まず)
この金額を高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、何もない状態からのスタートならこれくらいの金額ではないでしょうか。
この投資金額をDIYにより浮いたお金で元を取ろうとすると、簡単に考えてもかなりの交換回数をこなさないとダメではないかと思います。
安さこそ正義、費用重視の人には全くもってオススメできません!(笑)
頻繁にオイル交換する人や、DIYが大好きな人、お財布にゆとりがある人、向けのわりとマニアックな作業ではないでしょうか。
・ジャッキかカースロープか
ネットで情報を集めていると、オイル交換をDIYする人達の間ではジャッキ派とカースロープ派に別れています。
どちらかの工具が最初からあればそちらの方で行えば良いのですが、自分のような素人にはそんなものありません。
もし、初めて交換作業を行う方がいればどちらの方が良いのだろうとおそらく悩むことかと思います。自分もけっこう悩みました。
悩んだ結果、今回自分は手軽だろうという理由でカースロープを選択しました。
しかし、慣れない作業のせいか、スロープに車を載せる際にスロープ自体が動きジャッキポイントの真下にいってしまい車が宙に浮きました(笑)
幸いスロープの突起部分がジャッキポイントにジャストミートしていたため車へのダメージはありませんでした。しかし、運が悪ければサイドスポイラーが割れてしまうとこでした。
これだけを知ると、スロープダメじゃねえか‼となりそうですが、スロープ最大の利点は車を降ろす時にほんの少し前に動かしただけでスロープの上をスムーズに降りてくれるところです。これは作業終盤に疲れている作業者を本当に助けてくれます。楽ですこれは(笑)
要はゆっくり慎重に載せなさいということです。
今回はスロープしか使っていないので想像が含まれますが、各々のメリット、デメリットはこんな感じではないでしょうか。
カースロープ
メリット
・ローダウン車でも使える物がある
・車を降ろす際はとてもスムーズ
・車を 持ち上げる・固定する・降ろす これを1つでできる
・車を載せるだけの初心者にも簡単な作業
・力仕事はほぼ無し(スロープ自体は重い)
・地面に少し傾斜があっても作業できる(自分のガレージはほんの少し傾斜があります)
・ストレートのカースロープならこれ1つで作業できる可能性あり(スペースは狭くなりますが…)
デメリット
・スロープの値段が高い
・大きいスロープはローダウンやエアロの形状によっては使えない
・一部商品は耐久性が低いとの情報あり
・しっかりと車を止めておかないと動いてしまう
・ホイール交換はできない
・車を載せる際に少しコツがいる(できる限り2人で確認しながら行う方がよい)
ジャッキ
メリット
・確実に車を持ち上げることができる
・確実に一人で作業できる
・しっかりと固定すれば車は動かない
・油圧ジャッキを別に買わなくても、備え付けのジャッキを使って作業することができる
・ホイールの交換作業もできる
・物によってはジャッキとスタンドを買ってもスロープより安くつく
デメリット
・ローダウン車には使えない物もある
・ジャッキ以外にスタンドが必要になる
・車を下げる際にもジャッキ作業が必要
・スタンドが4つ必要
・できる限り平坦な場所でないと怖い
・スロープに比べて作業が増え、少しだけ力作業が必要になる
・ジャッキアップ時に場所を間違えると破損の可能性あり
パッと思いつくのはこんな感じです。
・全て自由、全て自己責任
自分でオイル交換をするのは知識などの下準備さえきちんとすればわりと簡単な作業ですが、面倒でもあります。
しかし、
自分で好きなタイミングで交換できる
自由にオイルや添加剤、フィルターを選べる
ネットを駆使すれば物を安く買える
自分で整備すればより愛着がわく
などのメリットがあり、これらはデメリットを補って余りあるものだと思います。
ただ、1つだけ忘れてはならないのは、全て自己責任ということです。
どんなことがあっても覚悟してやらなければいけません。
もし、オイル交換DIYをやろうと考えた方がいれば、怪我をしないように安全に注意しながら楽しんでやりましょう。
ちなみにタイトル画像は余った新品のオイルと抜いたオイルです。
1450キロでこんなに汚れるとは驚きです。おまけによく見ると写真には写りませんでしたがキラキラと微細な鉄粉が光ります。まるで小宇宙のようです(笑)
Posted at 2016/03/22 12:05:51 | |
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