※追記
画像リンクが消えてしまいました(汗
修復しますので今しばらくお待ちください。。。
修正完了しました!
皆様おはこんばんちわ!!
遅くなって申し訳ありませんm(__)m
掲題のとおりですが、taiheiさんが作成したOLEDとマイコン基盤を使用してタコ埋め込みブーストメーターを作成しました。
今回、運良く私が人柱No.3として指名されました。
(西ミでしつこく質問してすみませんでしたwありがとうございます!)
昨日ようやく取り付け試走を終えましたのでブログを通して結果報告と致します。長くなりそうなので目次をつけます。
①はじめに
②準備物
③加工内容
④裏モード
⑤試走結果
⑥結語
①はじめに
まずはじめに、OLEDとは何ぞ、と思いNetで調べてみました。
「Organic light-Emitting Diode:有機発光ダイオード」、別名で有機ELと呼ばれるものだそうです。
今回はメーターのディスプレイに使用されています。
種類はさまざまですが、このメーターの様なものからスマホやTVにも使用できる技術との事でした。
OLEDには、現在のブースト、最大ブースト(e/g始動後の)、直近最大ブースト、時計がデジタルで表示されます。
オープニング機能もあり、車種選択で設定したEA11RもしくはEA21Rが表示される仕組みになっています。
これらは全てマイコンを搭載した基盤によって制御されています。
また裏モードとして、速度、回転数それぞれをデジタル信号で出力する機能を備えています。
これはメーター針を外した際に戻す位置が分からなくなる事を防ぐ事が出来ます。
裏モードについて使用方法も含めて後述致します。
②準備物
・OLEDディスプレイ+フチの遮光シール
・マイコン基盤
・時計調整用ボタン
・加工済メーターパネル
・基盤収納用のプラBox
・T10のLED球
・配線(センサー用)
以上がTaiheiさんより頂いた材料です。
机上にてTestと作成をする為に、私は以下の物を用意しました。
・バッテリー(安定化電源があればそれでOKです。)
・ワニグチクリップハーネス(電源取り出し用にあると便利です)
・ハンダゴテ(基本的に電子工作的な作業は無くても大丈夫です)
・ホットナイフ(とは名ばかりで、ハンダゴテにカッターの歯を無理付けしたものです…)
・ホットボンド
・その他、ヤスリやプラスドライバー、作業マットなど細かいもの。
③加工内容
【タコメーター】
・タコメーター取り出し。省略
・タコメーターの針、パネル・裏側の基盤を外してアクリル単品にする。
・アクリル板にOLED用の穴を空ける。
事前に穴あけ用の型紙を頂いていましたが印刷忘れ&ミリ単位でズレる、との情報があったため、変更後のパネル穴とOLED現物を駆使して位置決めしました
→これが1番大変でした
・アクリル板はドリルで穴を空けると突然割れたりするので、ホットナイフを使用して慎重に切りすすめました。ヤスリがけの段階で割れましたorz
破壊したアクリル板は、以前アルトのハイマウントを作った時に買っていたアクリル用接着剤でなんとか復活。。。
・アクリル板にOLED取り付け。私の場合は4隅にホットボンドで固定しました。
脱落しない程度に、かつ外そうと思えば何とか外せる程度に固定しました。
・次は表のメーターパネルです。
新規交換するパネルには針の下がり止ピンは付いていません。そのため純正のピンを流用する必要があります。
純正ピンは画像のとおり溶着?されているため、裏側のふくらみを落として抜けるまで細くする必要があります。
私はホットナイフで外周を溶かすように細め、力技で抜きました。
・新規パネルにピンを移植します。
あらかじめ穴が空けられているため、その辺りの精度は問題無いかと思います。
針を抜く際に、埋まる部分が短くなると安定しませんので、可能な限り支柱を長く残せるようにしました。
・最後にメーター針を元に戻しておしまいです!
ここで裏モードが活躍します。④裏モードにて紹介します。
【パネルその他】
◆スピードメーター
→同様にパネル外し、針移植、針戻し、でサクッっと完了。
こちらも裏モードが使用できます。
◆FUEL、W.Temp
→パネル外して入れ替えるだけですが、こちらは裏モードがありません。(ちゃんとした調整方法はある)
今回は簡易的に、事前に位置を覚える作戦でトライしました。
FUELは任意の位置で固定が出来ます。ずれないよう慎重に抜き差しすればさほどズレはしないと思います。
W.Tempは通電していないとストッパーまで針が降りるようです。針を抜いた時にどこまでズレているのか分かりません。
現状はとりあえずFUELと同様に抜き差しました。後付水温計を使用するので必要ありませんが、今後ズレが多い場合は再度調整する事とします。
◆インジケーター
ウインカー、ハイビームは純正をそのまま使用します。
【メーターAssy】
OLEDの配線はメーターに加工して外まで引く必要があります。
メーターボックス下部に数ミリの穴(切れ目)を空け、そこから外へ出すことにしました。
パネルが重なると外からは全く見えなくなります。
【配線】
マイコンへの配線(IGN、GND)はスピードメーターから取り出しました。
裏側のネジに挟むだけの簡単設計となっております。
また、ライトONにした際に減光してくれるようになっていますので、イルミ配線をすると尚良しです。
イルミは車体から取っても良いと思いますが、メーター裏側基盤にハンダ付けで取り出し可能ですので今回はその方法を取りました。
あまり接着状況が良くありませんね、、、
【マイコン収納】
プラBoxを頂いたのでこれを使用します。
基盤に出っ張りがありますので穴空け加工をしました。
盛大にズレましたね…気にせずビニテで隠しました。。
失敗にめげず前向きな気持ちを持つことが大切ですorz
【スイッチ設置】
ディスプレイには時計も表示できます。
その時計を調整するボタンをメーターパネルに設置しました。
何も考えずに横並びに穴を空けましたが、穴を空けてからtaiheiさんが縦並びに配置していた理由が分かりました。。
この裏にはパネル固定用のステーが車体から延びています。。
なんとか避けて設置できましたが、取り外しの際は一度ボタンを浮かして、外した状態でないとパネルが抜けません、、
また、穴は14~15ミリ程度で良いのですが、大きく開けすぎて若干不細工な仕上がりとなってしまいました。。
車体に穴を空けたくない人は調整する時だけメーターを外して調整する事で問題無いかと思います。
【圧力センサー接続】
本メーターはなんと純正プレッシャセンサーからの信号で圧力表示を行っています。
EA11RとEA12Rでは異なるためマイコンにて車種切り替えが出来ます。
配線は2種類で、センサー信号と5Vのセンサー電源です。
CPUから取り出しも可能ですが、センサーに必要な二本が揃っているので純正センサーから取る事にしました。
配線はこの後絶縁テープで隠します。
【その他】
メーター取り外しっていつもカプラー硬いし短いし大変な思いをしますよね。
小技ですが、私はメーターハーネス(左右2本)の根元で固定されているタイラップをセンター1本に変更しています。
少しですがこれによってハーネスの自由がきくようになりますので、取り付け取り外しが多少楽になります。
ま、不器用なので結局手の甲傷だらけにするんですけどね(´□`。)
④裏モード
ここからは裏モードの説明です。
基盤側の操作で通常モードから裏モードへ切り替えが可能です。
機能は2種類あります。
まず、スピード表示機能。
スピードは基盤裏にIGN、GND、SPDのセンサー、その他不明1の配線があります。
動画のものは(おそらく)HA23のスピードメーターです。(カプ用でも問題無い事は確認済み)
パルス発生器を用いて試運転を行っております。(と思います)
0,30,60,120,160km/hのパルスを順番に発生させていて、全域においてほぼジャスト!
さすが同じスズキ車です。パルスは同じのようですね。
動画には写っていませんが手前のディスプレイには今何キロのパルスを発生させているかが表示されます。
160km/hは棒に阻まれ予想通りの失敗w
続いてタコメーターです。
タコメーターの信号は画像の基盤右下緑クリップの部分に流します。
もちろん電気式なのでIGNとGNDにも接続します。
ここでしばらく悩む事態に陥ってしまいました。
先に作業をしていたヴァンプ将軍さんとtaiheiさんの表示ズレ具合と私のタコのズレ具合がまったく異なったためです。
どうも予備のタコメーターがおかしいと思い、今使用しているタコに交換したところ…直った!(同じズレ具合に)
実は予備に回していたのは実車購入時についていたメーターなんですよね~。SPDメーターが壊れていたのでAssy交換しましたが、まさかタコまでおかしかったとは…
タコメーターは針を刺す回転数で全体に多少ズレが生じてしまいます。
故障しているタコも含めて参考のために画像を載せておきます。
◆まずは大丈夫なタコメーター(針を外す前)
◆次に大丈夫なタコメーター(パネル交換後に1000rpmで針戻し)
◆参考 駄目なタコメーター(4000rpmで針戻し)
◆参考 駄目なタコメーター(8000rpmで針戻し)
⑤試走結果
…
⑥結語
…
疲れました(/Д`)・゜・。
もうここまで読んでる人いませんよね…??
ごめんなさい、、続きはパーツレビューで書こうと思いますm(_ _)m
中途半端ですみません、、f(^^;;;)
一応載せようと思っていた写真は載せておきまーす!
あ、最後に大事な事を。
OLEDの精度ですが、今付いてるブースト計(大森電気式)と比べてほぼ同じでした☆
OLEDはレスポンスがとてもはやい!
あと、大森は正圧→kgf/cm^2表示、負圧→cm/Hg表示ですが、OLEDはおそらく正圧負圧共にkgf/cm^2でしょうかね?
負圧域ではまったく数値が異なりました。こんな感じでしょうか☆
もう少し使ってみてからちゃんとレビューしたいと思います^^
taiheiさん、OLEDの作成とサポートありがとうございました。
メーター周り(大森は取り外す予定)
夜!少しムラや影があります>< LEDのお陰でホワイトです♪セロファンで変更可能とのこと
全体 やはり緑色ですね^^;
遮光シール
ピント甘くてすみません。。パネルには純正に摸したムラをあえて作っているとの事!とても細かな気配りに感謝です。
いじょーう!