ケイマンとボクスター

奈良県南東部と北部を繋ぐ国道は度々崩れて通行止めになります。一年で大小数回必ずおこります。紀伊半島の大山塊を貫いて走っているので、迂回路など殆ど無く、通行止めになれば、超大回り。
昨日も朝から途中で崩れて
この有様

普段北部の自宅辺りから南部の自宅へ戻るのにちょうど山道100キロ走ります。大台ヶ原周辺を越える神武天皇も通ったであろう道筋を辿る様な国道です。通行止めになったので東に大迂回し高見峠を通り、三重の松阪、勢和多気、紀伊長島、尾鷲を回って海側から村へ帰りました。

高見山をバックに


代車のケイマンはまだ慣らしも終わりたて位で快調そのもの。
200kmあるので倍の距離になります。プチツーリングですね(^^



いつもはボクスターで通る道なのでやはり違いがよくわかります。ケイマンとはクローズとオープンの違いだけですが、思いの外違いはありました。まあオプションも違うので厳密な比較にはなりませんが、ベースグレード、PDK、スポーツクロノパッケージ、PASM無しまで同じ。ほぼ同じとみていいでしょう。



ホイールは19インチになっているので若干突き上げがあるかと思いましたが、そんなこと全くなかったです。乗り心地も18インチと変わりなく上々。

半分以上オールクリアのワインディングなので結構回してみましたが、やはりボクスターよりハンドリングはより素直でカッチリトレースできます。ボクスターも十分剛性高いですが、それ以上に感じました。回頭性もより鋭く感じます。思いのままに操れる素晴らしいスポーツカーですね〜

ただ、エンジン音や排気音が回しても低い音色がこもって快音とはならないのが残念と言えばそうでした。この辺はボクスターのオープンで感じる開放感あるサウンドが自分は好みです。スポーツモードにすると後ろから飛び込んでくるバックファイヤーの音も小さく聞こえる程度。ボクスターのように直接耳に飛び込んで来ないので高揚感は劣ります。
音は好き嫌い分かれるので一概に優劣は付けられませんが少しばかり残念でした。
しかし、一番はオープンにできないことが大きいですね〜
この辺りも価値観で長短が変わってくるので、オープンにしない人には全く関係ないところでしょう。オープン中毒者の意見としてで、一般的ではないですね。



台風一過天気が良かったので、秋空のもと、ずっとオープンしたいと思ってました。
やはり多少ワインディングの性能落ちても、自分にはボクスターが一番合ってます(^^♪

サーキットでも活躍できる一級のスポーツカー求めるならケイマン、山道でワインディングを超気持ちよく走り、音やオープンの開放感などスポーツカーの性能以外の醍醐味も求めるならボクスターってことでしょうか。