お次はギア・・・と行きたいところですが、
忘れていました( ̄◇ ̄;)←
メカBOXの加工をしていきます。
メカBOXの内部では、ピストンがすごい勢いで
行ったり来たりしています。
特にピストンが前進した時は、シリンダーヘッドにピストンがぶつかって止まる為、
バネの荷重がダイレクトにメカBOXへ伝わります。
そして、その衝撃をモロに受けるのがこの首の部分です。
純正ではあまりありませんが、カスタムを施した個体で負荷を掛け過ぎた場合、
亀裂が入り割れてしまう事があります。
割れたメカボはもう二度と蘇りません。
ギアと同じで、純正メカBOXは柔らかいという事もありますが、
直角に曲がった形状の為、角部に負荷が集中し小さな亀裂が入ります。
一度亀裂が入ってしまうと、なし崩し的に被害が拡大→メカボ真っ二つとなります。
強化メカBOXを購入する手もありますが、海外製品が多く精度に不安があります。
左右で軸穴がずれている場合もあるそうです。
精度の高い製品は値段も高く、エアガンがもう一挺買えちゃう程、高額なものも・・・
今回はそこまで予算を掛けずに改造したい為、純正メカBOXを改造して
対処します。
そこでこの方法↓
直角な部分を削って、R(円)をかけます。
Rをかける事で負荷が分散され、ほんの少しだとは思いますが、
耐久性が向上します。 と思われます。←
材質を硬くする事はできないので、負荷を分散させる方法でチャレンジです。
Rが大きいほど負荷は分散されますが、あまり削りすぎると肉薄になり
本末転倒になる為、程々に削ります。
柔らかいので、半月ダイヤモンドヤスリでサクサクっと削ったのがコチラ
ギアを削るのに比べたら大したことありません。
豆腐のように柔らかく感じられる事でしょう・・・・
削るとバリがでるので除去します。
柔金属はカッターナイフでもバリ取りできますが、
仮にも金属ですので、刃が折れないよう注意しながら行います。
この作業を左右共行います。
削った後は、鉄粉を確実に除去して下さい。
そのままにした場合、ギアやピストンに詰まり思わぬトラブルを招くことがあります。
※本当は軸受けを接着する前に行うべき作業でした・・・
その⑨へつづく
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エアガン | 日記
Posted at
2016/02/23 17:15:37