アクセルを踏んでも車が加速しない・・・
こんな症状よくありますよね。
Σ(゚Д゚)←
アリエン(ヾノ・∀・`) フツーナイナイ
でもMy Vitzにはこの症状があるんですッ!
━━━━ヽ( `皿´ )ノ━━━━!!
信号発進や交差点でこれが起きると焦りますし
なにより危険です。
Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
というのも、My Vitzにスーパーチャージャーを装着してから
過給時に吹けなくなるといった現象が頻繁に発生しておりました。
通常の発進が困難なケースも稀にあり、ずっと原因を探していたのですが
なかなか解決には至らず・・・・
それが今回!
ようやく!!
おそらく多分!!!)←解決しました!
( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・( ゚∀゚)アハァーハッハッハッァア!
その方法がコレ
「燃料ポンプのバッテリー直配線」
いわゆる燃ポンバッ直です。
具体的には、純正の燃料ポンプ配線をカットし、
バッテリーからの電源を新たに引き直すといったもの。((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
これで燃料ポンプを効率化・強化してやります!
ココがポイント!( `・∀・´)ノ
燃料ポンプ強化といっても、今回は燃圧を上げるカスタムではありません。
実はポンプを効率化したり、大容量燃ポンへ交換しただけでは
燃圧は上がらないんです。(・∀・)
なぜかと言うと、ポンプを出た燃料はエンジン(インジェクター)に向かう前に
レギュレーターと言う部品を経由します。
このレギュレーターと言う部品は、燃料ホースが一定以上の燃圧になった場合
それ以上送られてくる燃料をタンクへ戻す機能を持っています。
言い換えれば、燃圧の上限を決める部品というワケです。
※燃圧が上がりすぎると燃調が困難&ホース破裂の可能性があり
危険なので・・・(;゚Д゚)エエー
つまりこのレギュレーターこそが燃圧を制御する部品であり、
レギュレーターを交換しない限り いくら良いポンプを積んでも
燃圧を上げる事はできません。
(m´・ω・`)m
※ちなみにMy VitzはS/C装着の際、レギュレーターも交換してあります。
では、何のために燃料ポンプを強化するのか ( ゚Д゚)ゴルァ!
それは燃圧の安定化の為です。
上記のレギュレーターが仕事をするのは、燃料ポンプの供給量が
燃料の消費量を上回った場合のみで
燃料ポンプの供給量が燃料の消費量を下回った場合、
レギュレーターは何の役割も果たしません。(;´∀`)ニート
また供給量が消費量を下回っている状態では
燃圧も不足している為、
ECUがいくら燃料増加を指示してもインジェクターは
指示された量を吹くことができず、
最悪の場合エンストします。:(;゙゚'ω゚'):ガクブルプスン
こんな状態ではまともに加速なんかできません・・・・
そこで燃料ポンプに対し新鮮(?)な12V電圧(実質14V位?)を供給し、
燃料ポンプに元気になって貰うことで供給量を上げてやる!
ヽ(゚皿゚)ヽ ガオー!!
が、今回の目的です。
供給量が上がってレギュレーターがしっかり仕事をする状態であれば、
燃圧が安定した状態と言えるワケです。
※安定化の為強化すると言いましたが、
「燃圧を上げる事」が目的の場合、もちろん必要に応じて燃料ポンプの
強化が必要です。
そして、My Vitzの症状はこの燃圧不足に当てはまるんじゃなかろうか?
と思い、今回バッ直に挑戦した次第です。ヾ(*´∀`*)ノ
車種によってはエンジンの回転数に応じて
ポンプへの供給電圧を昇降させているらしく、
それが原因で低回転域での燃料供給が慢性的に不足している事もあるようです。
( ;∀;)
そんな時にもこの方法は有効ですね。
本来はコンピューター・燃ポン・レギュレーターでしっかり制御してやるべきですが、
お金ないので・・・・( ゚д゚)、ペッ←
前置きが超長くなりましたが、
コレが今回の回路図です。
本当にバッ直にしてしまうと、燃料ポンプが24時間365日休まず営業してしまう為、
ACC電源に連動するリレーを噛ましています。( ´ⅴ`)ノ
また、渋滞時等アイドリングを多用する時はあんまり元気になっても
仕方ないので、純正制御へ復帰するスイッチを設けました。
この為、リレーは1c接点を有するNo.1246を使用しています。
これなら、もし走行中に新設した電源線が断線しても、
純正回路に瞬時にシフトできます。
新設した制御線がやられた場合は、
自動的に純正回路にシフトされます。( `・∀・´)ノ
燃料ポンプは電力を結構消費するので、ケーブルにはゆとりの
2.0Sqを使用しています。
まぁ、純正より太い線を使えば基本的に問題ないです。( `・ω・´)ノ
そして配線中・・・
夜でも暑い・・・(´ε`;)
切り替えスイッチ
配線は全て内装の裏側に隠しました( ^ω^)
そして、いざ!
実走!!
イヤー!
運転が楽しくなりましたッ。゚(*゚´∀`゚)゚ノ彡☆ギャハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
思い通りの加速をしてくれます。
※感動のあまり、何してる?に「超速くなった」とカキコしてしまいましたが、
「超レスポンスが上がった」が正確な表現となります。
決して最高出力に変化があった訳ではございません。
大変申し訳ございませんでした。
とは言え、街乗りでは恩恵絶大です。(*´σー`)エヘヘ
トルクが太くなったような感じがします。
(実際には今まで燃料が足りていなかっただけですが・・・m9( ´,_ゝ`)プッ←
しかし、毎度の事ながらもちろんデメリットもあります。
・ポンプの寿命が縮む
常に全開稼動の為、劣化が早まります。
・燃料カット要求に応じられない。
これは何かと言いますと、実は燃料ポンプは高度な制御化に
置かれているらしく、様々な項目をクリアしないと燃料を供給しないらしいんです。
例えば事故を起こしたとき、燃料ポンプを停止して漏れを最小限に食い止める
制御があるらしいのですが、この改造をするとその制御が働かず
燃料はダダ漏れです。
もし意識があってキーをOFFにできる状態ならいいのですが、
意識を失って燃料ダダ漏れだったら・・・・・
と考えると、安易にオススメできない改造となります。
なので、もしこの改造を行う場合は完全自己責任となります。
自分だけ助かって同乗者が・・・なんて事態も考えられます。
一応、そんな事も考えて純正回路復帰スイッチを付けていますが
事故の衝撃で回路がどうなるか分かりません。
気休め程度の機能です。
安く仕上げられるメリットは大きいですが、デメリットも大きいです。
何か安全対策を考えておかないと・・・・
言うまでもありませんが、
車が一番安全な状態というのは、純正状態だと思います。
なので、改造するデメリットも考えつつ、
車弄りを楽しんでいきたいと思います。
以上、燃ポンバッ直の巻でした!
それではっ(=゚ω゚)ノ