仕事がひと段落できたので、スタッドレスのお試しも兼ねて草津へ行ってきました。
が、千葉を出て、東京を過ぎ、埼玉を過ぎ、群馬に入って、あがつま峡まで来ても…
ぜんぜん雪が無い。
結局、草津までずっとドライ路面でした。
一応、スキー場には雪がある様子。
草津国際スキー場です。
とりあえずレンタルして山の上へ。
人工降雪機が絶賛稼働中ですね。
そこそこ積もってますが、全コース滑降可まではいかないようです。
頂上コースが閉鎖中だったのは残念。
しかしさすが草津。ゴンドラ駅の近くでも湯が湧いているようで、駅が硫黄臭かったですw
スキーは久々でしたが、平日だけあってリフト待ちも0で、楽しく滑れましたよ。
だた、滑らない板だと転びますし、靴がヤワヤワだと足首が怖いので、ちょっとお高めの良いスキーセットを借りたんですが…それ以前の問題だったのは誤算でしたね。
高速コーナーでまったく粘らない上に段差でもさっぱり衝撃を吸収しないこのサス…じゃない足。
交換したいですw
バネがヘタリながらも半日滑って日も暮れてきたので、温泉街へ向かいます。
温泉街までは草津国際スキー場から車で5分程度と近いので、便利ですね。
宿に入って湯畑を散策すると、ちょうどライトアップのイベント期間中でした。
なかなか風情があります。
宿に戻って温泉で足の疲れを癒します。
散策中に見つけた酒屋で買ってきた地酒をチビチビして就寝。
いやー、天国や!w
翌朝見ると、うっすらと雪が積もってました。
街中の道路には雪がありませんが、スタッドレスをお試ししたいので、ダム探訪も兼ねて山道に入ってみます。
まずはこちらのダム。
温泉街の近くにある品木ダムです。
草津の湯川はph2という硫酸・塩酸が流れる川なので、魚も居ないし農業もできないし橋も溶けます。
なので、石灰を24時間流し続けて中和しています。
品木ダムはその中和反応を促進させるためと、できた化合物を溜めておくためにある世界でも珍しいダムなんですね。
水が緑なのは、その化合物のためです。
とは言っても小さいダムなので、建造物としてはあまり面白みは無いのですがw
さて、道ですが。
いい具合に圧雪、アイスバーンですよ!
BLIZZAK VRXの出番が来ました!
お試しの結果、きつめのカーブでも30km/hくらいまでは大丈夫ですが、35km/hくらいだとVSAが効いてくる感じですね。
センターディスプレイのGでいうと0.3~0.4といったところでしょうか。
また当たり前ですが、コーナリング中の加減速はシビアです。
でも直線での加減速は問題なく、坂道もガッチリ登ってくれました。
強めのブレーキでは普通にABSが作動しますけど、コントロールできないほど制動距離が伸びるなんてことはなかったです。
圧雪されてる道ならどこでも行けそうな感じですね。
逆に圧雪されてないと車高の関係で困ったことになりそうですが…幸い、今回はそういった道には出会いませんでした。
と、ひとしきりスノードライブを楽しんだあとは、次のダムです。
建設中の八ッ場ダムですね。
遠くから眺めるつもりで来たのですが、たまたま見学会が始まるところで、飛び入り参加しました。
八ッ場ダム現場見学会 本体みっちりコース
ガイドや普通は入れない場所にも入れてもらえて、ダムカードも貰えます。しかも無料。
ここのダムカードは見学会に参加しないと手に入らないのでラッキーでした。
普通は入れないダム上部工事現場からの写真です。
向かいの茶色い建物はコンクリート工場です。
ダム工事には大量のコンクリートを使うので、現場に工場を作って生産します。
原料は10kmほどの距離にある山にベルトコンベアを引いて持ってきてるそうです。
見づらいですが、壁面に引いてある青い線がダムが作られるラインとのこと。
出来上がるまでにまだ数年かかるようです。
手前の大型クレーンは750tクレーンで、ダムのゲート設置などに利用するそうです。
右上のオレンジの滑車もクレーンで、コンクリートや重機を運ぶとのことで、見てる間も頻繁に行き来してました。
ちなみにリフト厚は1mだそうですw
こちらは工事期間中、我妻川を堰き止めておく小ダムです。
川の水はパイプを通して下流にバイパスしてます。
ちなみに我妻川は草津の湯川が流れ込む川なので、品木ダムがなければ八ッ場ダムも作れませんでした。溶けちゃうので。
こちらは上流の景色です。
この辺一帯が湖面に沈むことになります…
満水時は橋のところの赤いラインまで水が貯まるそうです。
住民の方々や駅や学校など施設は、上の方に新しく整備された地域に既に移動しています。
今回ゲットしたダムカード。
いつも通りの突発旅行でしたが、思いがけず良い経験ができました。
見学会は、工事が進んだらまた参加したいですね。
さて、仕事頑張ろう~。
Posted at 2017/01/18 01:18:22 | |
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