2014年04月27日
軽四チーム 第三巻♪
前号のつづき・・・・どこまで話が進んだか・・・思い出せない乙・・・(^^;
まぁ そんなことで 3万のミラバン借りパチして
中古シート 意味不明のバネ
ブレーキなんか見たこと無い状態で タイヤだけ買って出場した軽4耐久3時間レース
ピット要員は 隣のチームを適当に使い
ギャラ代わりにボンクラドライバーから徴収したお金でお昼のお弁当であった。
第二部で書いた通り ドライバー順は下の通り
① 茶摘娘
② ロドスタ嬢
③ あんみつ姫
④ カレラ君
適当に決めたように思う読者もいる思うが
実はこれには巧妙な 乙の経験を集結した
戦略が隠されているのであった。
※これからチーム監督になる人は是非参考にされたし・・・・(ばく
実は 茶摘娘の愛車は 最新鋭トヨタの86
一応毎日通勤で使用しているのでMTの発進が出来る貴重な戦力である。
耐久レースでフォーメーションスタートと言っても
流石にダミーグリッド上で停止するから・・・
ダミーグリッドから みんなで押しがけするワケにもいかず 茶摘娘に決定・・・
また 香ばしい初心者を前半に集中させると あまりの体たらくに戦意消失する可能性も
考慮して 一押しのロドスタ娘を2番手に起用ロングを掛ける予定・・・・
また レース中 あんみつ姫が敵前逃亡するやも知れず・・・
もしかしたら 後半になるほどドライバー負担が多く 後半ドライバーは
最悪 2時間とか連続走行するかも?知れないことを考えて
最後にGT3に乗る ギアチェンジの苦手なカレラ君を起用した。
茶摘娘でスタートして ロドスタがロング あんみつと繫ぎ
カレラ君がフィニッシュしてくれたら 最低でも 最下位を目指せる作戦であるのは
言うまでも無い。
ロドスタ娘は 将来フォーミュラードライバーを目指し日夜妄想中
実は立派なA級ライセンス保持者であり
軽四チームの中では 乙の一番弟子である。
普段の愛車は 新車でピカピカなポルシェボクスタ(AT)
MT練習用にRX8
サーキット練習用に ロドスタN1車両と言う
腸腸~~贅沢なカーライフを送っている。
ある日の会話
乙:『なぁ~ 今のRX8を改造してサーキット走るとなると結構改造費用かかるよ・・
オデのロドスタ買えへん?』
ロ:『えぇ~~~最初からレース車両ですか?』
乙:『あんな~ 特典も用意してんねん♪』
ロ:『 何ですか? 特典って・・乙かれ!さんのキスとかやったらお断りやでぇ~~~』
乙:『ちゃうやん Aライ欲しくない?? A級ライセンス♪』
ロ:『ほしぃ~~~~~~~~(は~~~と) 』
乙:『乙がJAF公認クラブの会長に頼んで
推薦取ったるから 速攻で写真2枚用意せぇ~~~や
会長は歳やから 早くせんと ジジイ死んでまうでぇ~~~』
ということで ロドスタ娘は
マイレースカー有りのA級ライセンス所持者となり
プロメカニックと同伴でもうこの中山を数回練習走行している。
そして軽四チームの筆頭ドライバーとなったのである。
そして 香ばしい他の搭乗員から 羨望の眼差しで見られていたのであった。
ようするに 幾ら初心者集団と言っても
一人くらい エースにしておかないと チームの秩序が保てない。
ようするに 乙の統制が楽になるのであった。
4人の中で 唯一レーシングスーツに身を包み
ヘルメットを被り 首にはHANSデバイスを装着
シューズの紐の端はガムテープで固定
バイザーには 乙がプレゼントしたフォーミュラードライバーの証である
『捨てバイザー』が太陽の光線を反射させ 香ばしいオーラを醸し出していた。
いつでも ドライバー交代できる態勢でピットに陣取るロドスタ娘
他のメンバーから 冷たいペットボトルにストローを刺してもらい
ヘルメットを被ったまま 『ちゅ~ちゅ~』とストローを吸う姿は
どう見ても 場慣れしたドライバーの風格
乙が言う・・・
『ロング掛けるかも知れないよ・・・他のチームは飛ばしているけど
そのうち 4・5台 壊れるから・・・うまく回せば何とか表彰台乗れるかも??』
茶摘娘がPITIN 今度はしっかりピットロードに帰ってきた。
ロドスタ娘のサポートに乙が入る。
思いっきりベルトを締めて ドアを閉める?
アレ?? 窓ガラスが 助手席の窓は開いているが
運転席の窓が閉まっている。
9月の終わりに 窓閉めて・・・・暑いやんけ!!!
窓を全開にする乙
(この話は 昨年9月の回想である)
乙:『誰や! 窓しめたのは???』
茶摘娘が 答える
茶:『ハイ 私です。だって 旧規格は窓閉めろって規則書に書いてましたよ』
確かに 車幅の狭い 旧規格軽は 窓を閉めるか ウィンドネットの義務がある。
新規格には その義務は無い。
乙:『あのね~~オデが用意したボロイ車で悪いけど
あのミラ 新規格やねんけど
35度超えた日に窓閉めて走ったら 暑かったやろ??』
茶:『ハイ 死ぬかと思いました』
窓を開け
各部の目視点検と シート位置の変更やら ピットが混雑してるやらで
バタバタ ロドスタ娘に エンジンスタートの合図を送る乙・・・・
エンジン始動 エンジン掛かる 発進しない・・
横から覗き込むと 右足が硬直し 左足がハンクラ位置を探りながら
ピクピクしていた・・・・(^^;
乙が大声で周囲に叫ぶ
『ゴラァ~~~~ 進行方向注意せんかい~~~』
もう皆慣れたのか進行方向には人影は無い
後ろを見る 全員 段取りよく 後方に待機している(^^;
乙がまた 叫ぶ
『ごらぁ~~~~ ギアバックに入ってたら おまえら 死ぬどぉ~~~~』
『タイヤが向いてる前後に立つなやぁ~~~~』
『車は前に進むとは 限らんぞぉ~~~~~』
全員:『ひぇ~~~~~~~』
蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う参加者・・・
両サイドのピットまで パニック状態になり
ドライバーにも周囲の香ばしいオーラが伝染したのか
エンジン全開 バルブサージング起こりまくり
マフラーから 青紫の排気ガスがぼそぼそ・・・
『うにゃ~うにゃ~ヌェ~&&$)』とバルブが踊りまくる音を
響かせ・・・・
やっぱり ビヨォ~~~ンと
ウイリーして 飛び出した ミラたん♪
そして周回数を重ねること 5週・・・・・・
何故かタイムが上がらない・・・・
10週 タイムがフラフラフラ・・・
20週 なんかおかしい・・・・
ミラたん PITIN
乙:「どうしたん??」
ロ:「なんか フラフラで スピンして~~~~」
なんか様子がおかしく 熱中症に掛かった模様
体が微妙に痙攣している。
また 窓ガラスが左右とも閉まっている・・・・(--;イラ
乙:『誰じゃ 窓閉めたの!!! オデ絶対開けたのに!!!』
茶摘娘が答える
茶:「ハイ でも 規則書に 旧規格は窓を閉めろと・・・』
乙:「あのね。。。 軽四の新規格 旧規格の違い知ってるの?』
茶:「旧規格とか初めて聞きました。知りません・・・(きっぱり」
乙:「この車は ボロやけど 新規格なの
窓開けても エエの ドライバー死んだらどうするの!!?」
乙が閉めたあと 気を回して 両方とも閉めたみたい。
みんなで担ぎ出して 乙の昼寝用のボンボンベットに横たえ
氷で冷やす。
見学にコイやと言うことで 大学病院の先生を拉致していたので
乙:『先生 熱中症や!!診てくでやぁ~~~』
先生:『オデ 専門 整形なんやけど~
とりあえず骨には異常ないみたいやナ~♪』
乙:『なんでもエエから 診てくでやぁ~~~ 』(半泣き
眼科の先生 呼んでなくて良かったと思う乙なのは
言うまでも無い(^^;
全員 顔面蒼白状態のダダ引き状態・・・
最後まで何とかしないとならないと思った乙は
チームに喝を入れる・・・・
乙:『作戦変更や!!! 』
全員:『うちのチームに作戦なんか あったんでつか??』
乙:『あほ~~~ あんみつ姫がロングじゃ!! 水飲ませて準備せぇ~~や!!』
まだ 顔面蒼白で引きつり気味のあんみつ姫をシートに縛りつけ
エンジンスタートの合図を送ろうと思うと
隣のチームの隊長が
隊長:『 乙かれ!さん エンジン掛けさすだけで クラッチ繫ぐのやめよう・・・
いちいち全員で逃げるのメンドクサイわwww』
『先にエンジン掛けてローに入れさせて 皆でおして スピード乗ってから
つないだほうがエエで・・・』
それは名案と みんなで力いっぱい押し
乙が ドア越しに 声を掛ける
乙:『姫 今や! クラッチ繫いで・・・・・』
姫:『ひぇ~クラッチ繫ぐって どうするんですか~~~~?』
押してる男衆(隣のチーム)の体力が限界に近づき
ピット監視のオフィシャルの前を
神輿を押す祭りの男衆のように駆け抜ける・・・・
体力の尽きた 男衆が一人二人 脱落して
もう 乙も限界・・・・しかしオシマクル
オフィシャルの目が点になっても気にしない
乙たち 祭りの男衆
ワッショイ┗|´Д`*||*´Д`|┛ワッショイ
あぁ~~~ もう体力限界や~~~~
このまま コース出てしもうたら どうしよう====ToT
乙:『姫・・・・頼むから クラッチ ・・クラッチ・・・』
『ハ・ナ・シ・テ・・・・・』
乙 半泣きで 体力限界に やっと出た言葉であった===ToT
ビヨォ~~~ンと跳躍して ピットロードのオフィシャルをカスメ
ピットロードを後にした あんみつ姫であった。
あぁ~~~ どうしょう どうしょう・・・・(^^;
気が向いたら 第四部 総集編執筆します♪
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Posted at
2014/04/27 16:34:39
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