
管理人「乙」はコーヒーが好き。
と言うよりも喫茶店が好きです。
社会に出る前から自分のお気に入りの店が
あちこちにあり
時間があると15分でも立ち寄り一服。。
若い頃は、親切で綺麗な彼女を愛車に乗せ
ドライブがてら、予めチェックしておいた
感じの良い喫茶店に美味しいコーヒーを
飲みに遠方まで出かけたものです・・(遠くを見る目・・
(たぶん愚妻は記憶力が弱く覚えてません)
でも都会はだめですね。
開発開発で新しいビルが建ち、感じの良いお店がなくなりましたね!?
関西では比較的開発の少なかった神戸が狙い目でしたが
震災後だめですね。今でも良いお店ありますが・・
・・・神戸元町に数百種類のカップを取り揃えたお店がありました。
カウンター奥の壁一面を利用した棚にカップが並ぶ光景は、
なかなか壮観でした。
店のお客さんを見渡すと各人違うカップでコーヒーを楽しんでいます。
一杯のコーヒーにも拘りが感じられるお店では、
お客さんも店の暗黙のルールを感じ取ります。
大声でワイワイガヤガヤおしゃべりするようなお客さんは
少なかったと記憶しています。
テーブルとカウンターで20~30人分の客席がありますが
いつも満席に近い状態で、
ルールを理解したお客が発する「必要最小限度の喧騒」をBGMに皆一杯のコーヒーを楽しむ事にだけ集中しているようでした。
確かそのお店・・愚妻と行ったと思いますが・・・
(愚妻は記憶力があいまいです)
今でも営業しているかな?
今日・・・
家の近所の喫茶店で一服・・・
乙の近くの席に・・
乙と同年輩で良い身なりの女性がお座りになられてました。
女性はコーヒーの御代わりを注文され
丁寧な対応で上品で細身のウェートレスさんが
飲み干したカップを下げます。
女性は「カップはこのままで良いです。上からコーヒーを注いで下さい」
ウェートレスさん「ハイ、、、」すこし困った顔。。
女性客は、洗物が増えるのを申し訳ないと思ったのでしょうね?
でもウェートレスさんは困った顔。
困った顔のウェートレスさんに女性は再度
「カップはそのままで良いですから・・」と
お若いころ相撲で鍛えたのか、良く通る野太い声と
体格を持ってして「がぶり寄り」
一気に土俵際まで運んでしまいます。
俗に言う所の「電車道」ですね。
(乙は彼女を高砂一門と見ました!)
乙はどうなるのかな?と新しいコーヒーが出てくるのを
待っておりました(笑
因みにその喫茶店は2杯目(御代わり)はカップのデザインが違います。
違うカップで楽しんで貰おうと配慮されているのですね。
丁寧なウェートレスさんが新しいコーヒーを運んできました。
しかしお盆の上には、平然と違うカップが・・
違うカップを見た女性客の顔がゆがみます。
勝負の瞬間です。
土俵際で両力士とも渾身の力で雌雄を決します!
両力士の目線が合います。
女性客が自嘲気味に目で笑います。
ウェートレスさんは申し訳なさそうに目を伏せました。
乙はこの勝負・・・
土俵際での「捨て身の打っちゃり」
ウェートレスさん(時津風一門)の勝ちと見ましたが・・・
アナウンサー:「いや~相撲は最後まで判りませんね。。。」
解説の親方:「いや~あれだけ体格の違う力士を打っちゃるとは日ごろの稽古の賜物ですよ!」
今度久々にドライブがてらコーヒーでも飲みに行こうと思います。
もちろん、愚妻(二所ノ関一門)を連れて・・・
Posted at 2008/06/22 16:05:41 | |
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