
皆さんご存知無いかもかも知れませんが
西日本を中心に行商されていた「ろばのパン屋」をご存知でしょうか?
今は全く見かけ無くなりました。
もちろん乙は幼少時代これが大好物でありました。
ご存知ない方もいらっしゃいますので少し説明しますと
乙の時代では「オート三輪」で各町内の子供の居そうな街角に
大体決まった時間に懐かしい音楽と共に出現・・・
「ぱっかぱっかぱっか」とひずめの音を真似た音楽を鳴らしながら周辺を軽く一周します。
子供達は手に手に10円玉を握り締めて、
待ちきれずオート三輪を追いかけ回します。
中には小さな子も居ますので足がもつれて転ぶと「わぁわぁ~」と泣き出す始末。
子供が息切れする頃を見計らい停車。
子供の興奮は絶頂に達していますので、
我先に買った写真の蒸しパンの味たるや、それは絶品で御座いました。
販売が終わると「ぱっかぱっかぱっか」と音楽を鳴らしながら
次の場所へ去って行きます。
因みに興奮冷めやらぬ当時の愚妻は
隣町まで走って追いかけた事があるそうです(^^;
実は10年程前になりますが、偶然「ろばのパン屋」に遭遇したことがあります。
懐かしさから、大量に「大人買い」・・・
と申しましても1000円でたくさんお釣があります。
どんな味かと恐る恐る食して見ましたが・・
やっぱり懐かしいあの味・・・変わってない!
それと子供時代には大きく見えた蒸しパンが小さいこと・・・
昔と違って少し寂しかったのは、昔の様に群がる子供は
乙だけだった事。
一番変わってない事は・・・
今でも乙は「ろばのパン屋」に熱狂する大きな子供であったことであります。
Posted at 2008/07/10 12:34:54 | |
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