
ぼんくら戦闘隊年末安全運転練習会
12月21日は岡山国際クラブミーティング
みん友S2000乗りと集まろう言うことになり、
S20007台が集まりました。
7台集まると嬉しいものでピットでは車談義に花が咲きます。
が、一人だけ黙々と整備する男!
関西屈指のS2000チューナー兼整備士・・・
その名は・・・・
「よっちゃん」です。
よっちゃんは「ピグモン」に似ていると思うのです。
かれはチューニングショップのオーナーで
以前は86でJAF戦のシリーズチャンピオンでした。
今年ぼんくら戦闘隊に参加しましたが・・・
毎回・・・いいとこ無し
開幕戦から撃墜され捕虜になるなど失態を繰り広げ
面目丸つぶれです。
そこいらの素人とは違うところを見せ付けたい気持ちが漲っていますが
いつもカラ周り・・・
よっちゃんはいつも車に付いて運転に付いて熱く語ります。
「ここはあ~~でこ~~~で」
「そしたら あ~~なってこ~~~なって」
でも、その通りになったことが無い珍しい人です。
でもセッティング&開発&操縦は誰にも引けを取らない自信があります。
よっちゃんの愛機11型丙は
モトはといえば30万で解体屋行きの車を買ってきたもので
墓場から死人を引きずり出しカンフル剤をぶち込んで生き返らしたようなものですが、
軽量化を重ねた結果・・・(パーツを組むのが面倒だったとも言う)
11型標準から130キロのダイエットに成功しています。
エレガント1号製作風景の図
しかし軽量化は良いことばかりでは無く
一般道を走行中職務質問されることがあるそうです。
エレガント1号ドライブの図
以前から彼は乙に負ける度に・・・
「オデのエンジンは回らん」と言いますが・・・・
今回乙は事前に教えてあげたのです。
エンジンが回らない理由を・・・・
その秘密はエアークリーナーにあったのを乙は察知していました。
よっちゃんは何時もセンスよくまとめられた乙2000を見て
うらやましく思っていた訳で、
実績のある同じパーツを使いたいのですが
チューナーとして拘りのある「よっちゃん」は・・・
使用パーツは拾ってきたものか、貰ったものか、
工場にある材料から作れるものしか使いません。
すごい拘りです。
乙2000エンジンルームの図
乙2000のエンジンルームには無限エアーダクト(カーボン)が輝いています。
彼はそれを見て廃材のJ‘Sエアークリーナー(ツチノコみたいなヤツ)を取り付け
ダクトがないので・・・・
自作ダクトをFRPで製作したのです。
たぶんマスター型は梱包に使うダンボールを固めたと思われます。
造形は非常に独創的で前衛的なオブジェを見るようです。
(乙はそのオブジェをキングコブラの逆立ち・・と密かに呼んでいました)
また途中で面倒になったのかダクトの入り口がラジエター上で途切れています。
問題は空気を吸う「入り口の面積」で・・・
F20Cのスロットル計は 65mmくらいあったと思うのですが
よっちゃんのダクト入り口は20mmx70mm=1400平方ミリ
スロットルは32.5x32.5x3.14=3316平方ミリ
入り口が半分以下になっていると言う事ですね。
流石!流体力学の粋を凝らした造詣の秘密が隠されていたわけです。
ついでにボンネットを閉めるとボンネットとダクト入り口が干渉して
狭い入り口が余計にヘシャゲテいるような感じを受けました。
(ボンネットが開いている時、乙はダクトの外傷から当たっていると確信していました)
いつもそれを指摘しようと思っていたのですが・・・・・
忘れてしまうのですね・・・・
乙は忘れっぽく困ったものですね。
そんな「よっちゃん」が前日岡山国際で行われた
ぼんくら戦闘隊「年末安全運転講習」で見事1位(総合1位)を決めてくれました。
次回、時間があればその様子をお届けします。
Posted at 2008/12/22 22:20:41 | |
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S2000の奮闘! | 日記