2012年08月27日
3ヶ月間 温泉耐久巡業がお休みで
『普通のおっさん』に戻っていた乙である。
仕事が終わり 慎ましやかな夕食を摂り
ビール引っ掛けて
自転車で近所の銭湯に行くのが唯一の楽しみな乙・・・・(^^;
そんな乙に電話が鳴った。
親方からだ・・・・
親:『乙かれ!さん 岡山・鈴鹿・AP 3連勝目指して監督頼むよ♪ Cドライバーはケンヤを無理矢理口説いたからwwwww』
乙:『無理矢理??・・・・・ケンヤなら大丈夫だね♪』
親:『いやぁ~~それが・・・・・彼女が出来てレースどころじゃ無いらしい・・・』
若干Cドライバー編成に不安を抱きながら 温泉耐久Rd4 岡山ラウンドであった。
大体 ケンヤは 彼女がいないと
彼女同伴のドライバーの部屋に夜 泥酔のフルチンで
カチコミを掛けたり・・・
また彼女がいるとレースに力が入らなかったり
女性カラミでテンションが上下する人だ・・・・
今回はどうなるのか・・・・
乙の猛獣遣いとしての腕が鳴るのは言うまでも無い。
最近どうも 彼は彼女を紹介されたらしく
(現在は清い関係らしい・・・)
それが 妙齢のどこか黒木瞳に似た美人で・・・・(確認済み)
また資産家のセレブ未亡人・・・らしい・・・・(確かに・・)
これは乙の手腕をもってしても手に余るわいと想像出来るのであった。
ケンヤがレースに出たがらないのが これで理解できた。
23日木曜日 昼過ぎ岡山着
チームは設営が済み ジェロ君 RYU君ともピットで打ち合わせをしている。
乙も軽く挨拶をして 簡単な打ち合わせ 特別すること無い。
明日金曜日から走るが タイヤだけ確認
ピットの雰囲気とバックアップを見渡すと
随所に3戦を消化して少し疲れたチームの状況が解る。
PITはいつものメンバーで
コモリさんと ラボクニさんと普段すし屋でバイトする学生さんの3名だ・・・
只、若い2人のドライバーの目が 「必ず勝ちます」と訴えているのが
異様に香ばしいオーラを放っているのは言うまでも無い。
もちろん
ここはホームコースの岡山 後半戦のために 必ず勝つことが
大事なレースであった。
金曜日
朝 中古タイヤで 走行 ケンヤは来ない・・・・(^^;
ジェロ君が 異常に遅い・・・・(^^;
RYU君は無難にまとめてる。
ジェロ君のロガーを確認すると・・・・『なんじゃコレ 状態』
コーナーの立ち上がりでアクセルを全開にしていない箇所があり
また全体的に元気良く踏めていない
遅いのは当たり前であった。
可也キツクお説教して 1回目走行終了
2回目走行が始まる前にケンヤさん登場
土曜日予選は日中の暑い時間なので
この走行で新品タイヤを投入してシュミレーションをしてみる。
RYU君のロガーをチェックして RYU君にアドバイス
ドライバーはアドバイスを受けると嫌がるものだが
その点RYU君は素直に聞いてくれる
レースウィークで彼の走りが変化するのが楽しみ
一応 2回目占有 クラス1番手のタイムで気を良くして終了
3回目走行
ジェロ君から良いタイヤでスタート
3週計測して48秒2
タイヤがもったいないのでPITIN
古いタイヤに履き替えてコースに出す
47,3・・・・
ド中古のほうが1秒速い・・・・(ばく
無線でラボクニさんに怒られて PITIN・・・・(涙
ケンヤが意外にと言えば失礼であるが 良いタイムを出す。
まだ『清い関係』のケンヤは速い・・・(^^;
RYU君もソツ無く良いタイムを出してくれて終了
1時間x3本の占有走行を無難にこなし
特別問題も発生せず 問題があるとしたらホームコースの割りに
タイム的なアドバンテージが少ない?くらいであった。
ラボクニさん 予選予想 2位~3位
乙 予選予想 3位~7位
全員 乙のきつい予想を聞いて 『え“っ』と 驚く ・・・・・
占有走行の良いとこだけを抜き出すと 2位もあるが
ライバル達のタイヤのコンディションや走行時間帯
またテスト等を加味して割ると そんな感じでは無いだろうか?
ようするに 確実にライバル達は力を蓄え 後半戦必死である。
そして ラボクニさんが呟く・・・
ラ:『うちの38号車にはポールポジションは似合わんわなぁ~~~』(遠い目・・・
どこと無く寂しげな ラボクニさんであった。
ドライバーの顔に悲壮感が漂う・・・・(^^;
これで ドライバー交代練習に熱が入るわい。。。。と思う 乙・・・・(^^v
伊達に『猛獣遣い』と呼ばれていない乙である・・・・(^^;
ドライバー全員 『飯上げ』させて ドラチェン練習に熱が入る・・・
ドラチェン練習13秒 新記録樹立であった。
『明日も血を吐くまでドラチェン練習やるどぉ~~~~』で
猛獣どもにきついお仕置きをして本日終了
追伸
夜、確認すると RYU君がアクセルの踏み方を意識的に変えてきている。
まだ直ぐにはタイムに影響しないけど
うまく行くと 決勝レースで タイヤの良い時も悪いときも安定してタイムが
並びやすいし リスクが少なくラップタイムが並び易いので
そしてそんな走り方を自分のものにすると
安定した走行が可能だから プロ並の1発のタイムも出やすい・・・
良いタイムは 良い条件が揃うと それなりのドライバーなら出せるけど
(どのチームにも一人や二人そんなドライバーは存在する)
問題は、それを何週持続できるか? 悪い条件の時にでも如何に速く走れるか?
それが本当に大事なのは言うまでも無い。
またジェロ君が未知数・・・・
まったく、どうなるのか読めない走り方
彼の何時ものレースウイークからすると 予選決勝と調子を上げて行くので
少し不安であるが任せるしかない。
昔、ジェロ君のようにやる気はあるがチームの中で埋もれて行くドライバーをたくさん見てきた。
口うるさく言うが 埋もれさせない為であるのは 言うまでも無い事実である。
Posted at 2012/08/27 20:08:47 | |
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