2012年11月16日
2012年 温泉耐久 最終戦オートポリス
皆様のおかげでシリーズチャンピオン獲得しました。
ここに最終戦の激闘の記録を記してみようと思うのであった。
11月1日夜 一人で大阪出発
途中古賀インターで仮眠して寝坊・・
予定より遅れて9時半現場到着
挨拶を済ませ 占有走行1回目
水曜日からプライベートテストをしているジェロ君とRYU君に
状況を聞く・・・
ジェロ君なんとか初めてのオートポリスで格好が付いてきたようだ。
今回最終戦には チームトレーシーが担当する車両は
ST3クラス
レクサスIS 39号
ST4クラス
S2000 38号
339号(KOTA―R)
40号(SKR)
合計4台だ 70号NSXは鈴鹿での事故の修復が間に合わない。
4台も5台も出ると 1台くらいはシリーズに絡むと言う事で
現在38号車がシリーズ2位である。
だから最終戦はチーム内では38号を最優先してくれるのであった。
決勝前夜 阿蘇を襲った暴風雨が チームトレーシーのテントをなぎ倒し・・・
乙が1年記録したデータブックがビショビショの判読不能となったため
金曜日 土曜日の結果は報告できない==ToT
また ノートが無いので 適当な紙にお手伝いの『あやめちゃん』に記録をとってもらったが、レース時 非常にドタバタしていて その確認もせずだ・・・
であるので 記憶を頼りに 一応?ノンフィクション形式で書き記してみようと
思うのであった。

DSCN0567 posted by (C)乙かれ!
金曜日 夜 コモリ らぼくに 乙 の3名でMTG
議題 予選編成
乙:『 明日の予選 何着だと思う?』
コ:『オレはポールとって ボーナスポイント2ポイント獲る積りだよ』
ら:『決勝は激戦が予想されるし 現在7ポイント差なら2ポイントでも欲しいですよね』
現実を素直に見つめない 二人・・・(^^;
乙:『そこまで思うなら ジェロ君おろしてツツイ隊長に予選走らすか?』
コ&ら『え“っ~~~~~~』
やっと現実を見つめ直す 二人・・・・
コ:『そうだよなぁ~~~うちじゃポール獲れねぇ~よなぁ~~~』
乙の思惑はこうだ・・・
手負いの339号 小唄選手が最後のアガキでポールを獲りに来る。
RYU君では 難しいだろう???と思うのが現実的
ジェロ君ではA予選何着になるか?? 1秒2秒遅くても不思議が無い出来である。
ここで無理して オートポリスが地元で経験豊富なツツイ隊長を予選起用して
看板ドライバーであるジェロ君のモチュベーションを下げるほうが
決勝の流れを考えると良くないと言う考えであるのは言うまでも無い。
温泉耐久は 公式予選に出る 二人のドライバーの合算タイムで争われる
一人だけ速くても仕方が無いのであった。
3人の意見がそろい A予選 ジェロ君 B予選 RYU君で 運を天に任せる
また ツツイ隊長を豆乳しても どう考えても339には敵わないと 判断した。
レースウィークには タラレバでイロイロ考えるけども
ようするに 7ポント先を行く 18号と 3.5ポイント差で追いかけてくる58号を
見ていれば良いことだけが 再確認出来た金曜日夜であった。
不要なことは 考えないでおこう・・・
どんなに長い勝負でも勝敗は一瞬で決まるものだと思う乙であった。

DSCN0579 posted by (C)乙かれ!
土曜日朝
A予選
ジェロ君が元気ない顔で搭乗
発進・・・・・(なんか元気ない)
2分4秒1を出してA組み4番手 S2000勢が1位から4位まで独占して
ジェロ君はS2000の4番手 真後ろに18号インテグラが迫りその後ろにスポット参戦の
40号S2000
正直 ジェロ君の走りを金曜日あまり観察していない。
今回彼の引っ込み思案の悪い癖が出ているようだ。
アクセルの踏みに迷いがある。
自分では上手い積りで合わせているのかも知れないが
アクセルを抜いているからエンドで車速が伸びてない様子である。
また 突っ込みもアマイ・・・
車載録画を見ると 香ばしい・・・
いつも同じこと何度も言っているのに
彼は あ~~~でも無い こ~~~でも無いと テクニック的な話ばかり
僚友ドライバーから技術論を聞いて頭デッカチになっているようだ。
一見 キレイに走れているようで 実はソツが無い代わりに
コレといって速くも無い訳である。
要は単純・・・アクセルしっかり踏めれば(踏めレバ) 速いのだけど・・
18号と58号に前に出られなかっただけでも
拾い物であり、また週末からの走行で予選を自己ベストとした
いつもの尻上りな彼独特のペースを醸し出している。
もちろん強豪のヒシメク中で
予選4位で済んだのは 良くやったと褒めても良いと思うのは言うまでも無い。
いつものパターンでは決勝で調子を上げて行くと想像できる(ドキドキするけど・・)
これでジェロ君が明日戦える気持ちを整えてくれればと思うのであった。
B予選
RYU君が発進
上手い具合に調子の良い339号 KOTAの後ろをホロー
RYU君 俗に言う恥も外聞も投げ捨てた『コバンザメ作戦』であった(^^;
ドライバーの邪魔にならないように 乙は無線盗聴に専念する(^^;
ステアリングを握る手に力が入るのか
時折 RYU君が無線のスイッチを無意識に押してしまうようだ・・・
そのたびに RYU君のアエギ声が聞こえる・・・・(アァ~~モウタマリャン♪)
以前から 乙は RYU君のオートポリス動画を見ていて 思っていたことがあった。
それを センエツながら 乙なりの説明の仕方でRYU君に前夜レクチャーしていたのであった。
本職の小唄選手のアタックの後ろでどんな思いをしているであろうか?
乙も似たような経験があるので RYU君の気持ちは判る積りだ。
『あっ~~~100Rで滑りました==ToT』 そんなRYU君の声が無線から聞こえる
いつも飄々として冷静 決して苦しんでいる様子を見せないRYU君だけど
必死でシガミ付いていく様子が無線の吐息とモニターから想像できた予選であったのは
言うまでも無い・・・
あぁ~~~~RYU君『コバンザメ作戦』で逝くなら
前日に乙に聞いて呉れれば『小唄殺し』の秘策を伝授したのにと思う乙・・・
コバンザメ作戦の効果の成果は不明であるが
コンマ2秒届かずでBグループ2位
今回 ストレッチ勝負で小唄と勝負が出来てRYU君
清清しくコックピットから降りてくる姿が印象的であった。
AB合算で クラス3位で予選終了
コレならなんとかなるかな? 厳しいかな?
ここでポイント計算してみることにする。
クラストップ18号車は現在 72ポイント
38号車は65ポイント 差し引き7ポイント差
最終戦オートポリスはボーナスポイントが付き
優勝24ポイント 2位18ポイント 3位15ポイント 4位12ポイント
5位10ポイント 6位8ポイント
ようするに 38号が優勝しても 2位に18号が入ると
24-18=6 7-6=1ポイント不足する。
38号が優勝しても 18号は3位以下
38号が2位なら18号は5位以下 でないと 38号はシリーズを獲れないのであった。
これは難しい・・・・
そんな理由もあり 乙たち 『全日本S2000友の会 S耐支部 』では
38号が中心となって 積極的にS2000各チームにデータ 情報を流しまくったのであった(^^;
ようするに38号は より上位を狙い 18号との間にたくさんのS2000を入れると
言うことだ。
それで金曜日から スタッフ。ドライバー皆アチコチに走りまわり
忙しかったのである(^^;
しかし 予選の結果から見ると 決勝で339がトップを引けば
38は2位 18号との間に3台他の車を入れなくては
18号は5位にならない・・・(^^;
そんなこと出来るのか??
これは優勝するより難しい気がするのは言うまでも無い(^^;
こりゃ 大変だわい・・・と思う乙であった。
思いつけば 続編に続く・・・・(^^;
Posted at 2012/11/16 11:19:14 | |
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