
この夏休暇を利用して、もう恒例に成りつつある阿蘇旅行を敢行した。
思い起こせば、不肖「乙かれ!」 昨年11月の第一次阿蘇出撃から数えて5回目である。
昨年同月より走行距離も28000キロ伸びている。
愛機である乙2000もボロボロになってきた(^^;
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(C)ネズミ 激戦で傷つく乙2000の図
今回の出撃はエレガント戦闘隊の「よっちゃんレーシング」のエレガント1号と
よっちゃん嫁のマークⅡワゴンに一族郎党を乗せて追従することになった。
因みに乙は愚妻を助手席に乗せていくことにした。
乙は8月12日午後5時 中国道池田インターより出発
渋滞を避けるため、この時間に出発
熊本インターを12時1分に通過して意地でも1000円で行くつもりである。
山陽分岐点で迷わず交通量の少ない中国道を選ぶ。
「大佐SA」で給油と食事、順調に走り関門橋を見渡せるPAで小休止
古賀インターで夜食を摂り
そして熊本インターを12時30分通過
大津のビジネスホテルに深夜チェックインする。
行程720キロを全てオープンで走った。
S2000は気候が許せばオープンの方が「こもり音」が発生せず
またフロアーからの熱気が開放され快適である。
もちろんナビシートの愚妻とも会話ができる。
モノコック構造以前のスポーツカーが例外なく屋根をはずしてオープン形状であったのが
納得できた。
熊本到着
乙が熊本での定宿にするビジネスホテルを愚妻が気に入ったようだ・・・
「ここ綺麗やん。。。安いやん、、、販売機でビール買うて来てぇ~~な!」と
入室するなりジーンズを脱いだ愚妻が、乙に命令する。
愚妻には先にパンツ一枚になったものは買い物に行かずに済むという
不文律がなるのは言うまでも無い(^^;
ツインの部屋で朝飯付き 8000円である。
最近思うが、ホテルが安い。
ベッドメーキングや掃除をある程度省いて値段交渉すれば値引きも期待できる訳だから
将来、地方のビジネスホテルなどにロングステイするお年寄りが増えるのではないだろうか?と思った。
乙は旅をしながら客死するのも悪くないなと考えながら
ホテルのバイキング朝食を御代わりした。
朝食を済ませ
乙は荷物を車に積み込み、愚妻を外で待つ。
阿蘇の山は厚い雲に覆われている。
ミルクロードを通りAPゲート前のTMRさんに寄る。
松浦さんと雑談して1時間・・・日田市へ向かう。
5万円で買ったポータブルナビがしっかり仕事をしてくれた。
12時半からお寺で供養を済ませ、暫しお寺の方と談笑
小高い山の裾野にあるお寺は静かで気持ちが良い。
蝉が鳴き樹木を吹き抜けてきた涼しい風が流れる本堂で
我々夫婦2人だけの静かな供養だった。
今日の宿泊地 九重に向かう
時間があったので宿泊地近くの『夢つり橋』を観光 観光用に造られた吊り橋であるが
吊り橋からの眺めは最高である。
歩行中、愚妻は・・・「あんた、先行かんといてや~」と言って怖がる。
もうここから宿まで数分の距離。
宿は筌ノ口にとった。
お盆中の忙しいときなのに
この旅館は乙たちしか宿泊客が居ない・・・・(^^;
乙は静かで素朴なこの旅館が好きだ。
今晩よっちゃんレーシングご一行様とここで合流する。
乙は待つ間、炭酸泉と硫黄泉が混ざり合った露天風呂に向かう。
愚妻も後を追った。

阿蘇での定宿になりつつある。。ひなびた所にある『ひなびた旅館』
ここの温泉の有難い効能書きには・・・・
「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、切り傷、火傷・・・」
と、愚妻に最適なのは言うまでも無い・・・
愚妻に「君のためにあるような温泉だね?」と問いかけると・・・
意地を張り「なんでやのん!?失礼な!」と怒り出す始末(^^;
本当に女性の考えは乙には理解し難いものである。
よっちゃんレーシングご一行は6時ごろ到着
神戸を今朝4時出発したそうだ。
途中幾度となく大渋滞・・・また渋滞中に追突事故が発生して又渋滞を繰り返し
12時間掛かったそうである。
12日の夕方大阪を出発して熊本泊まりは正解だったようだ。
みんなで楽しくご飯を食べて今夜は速めに就寝
明日はオートポリスだ・・・・
■ オートポリス2009年8月14日
9時過ぎ到着
九州のみん友たちは全員着ている
GPZさんの招きでピットに入らせてもらう。
走行開始
オートポリスは久々なのでうれしい
RYU君についていったと思うが久々なのか以前と感覚が違う
「峠の親父コーナー」進入が怖かったりする。
以前の岡山で急遽交換したFブレーキが即ロックする。
みん友さんの動画でも確認したが全てのコーナーが上手く進入姿勢が作れていない。
だからCPに付けないようだ。
3週目クリアーが取れたので2分15秒2がベスト。
後は淡々と走ってコースの感覚を取り戻すことに集中した。
RYU君のベストが12秒フラットなのでせめて14秒台出したいが
ブレーキの感覚が悪く無理をしないことにした。
たぶんブレーキの感覚が良くても14秒半ば辺りがベストと推測する。
1セッション目の走行台数が多いので後半は乙2000の挙動を確認した。
フロントタイヤが8Jなのでコーナー進入で基本的に大きな力を受け止められない。
曲がりだすまで少し待つ時間が多い、フロントのバネレートを少し上げ次回は9Jを投入で解決しそう。
コーナー後半で暴れだす理由はいろいろあるが、とりあえずGTウィングを装着すれば
収まりそうな気がする。
次回はフロント9JとWINGの力を借りてRYU2000に挑むつもりだ。
たぶんRYU2000号が前を走れば付いていけるような気がしてきた。
(いつもこんな事言ってますが・・・・・(汗)
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(C)ネズミ 2台に挟まれアタフタする乙2000の図
あとのセッションは気温が上がったので無理をせず「みん友」さんとのバトルに集中する。
タイヤが熱を持つので、皆さん適当にドリフトして遊んでいる。
テスト中のレイラ号が迫って来てもコーナーで蓋をしてみたり・・・(すみません。
POPさんとフタバさんのバトルに参加したり・・・(大迫力
前方にオレンジS2000を発見、、
ノボリ区間を付いていき最終コーナー進入で前車の動きを確認しながら
進入スピードを若干乗せて行き、立ち上がりできっちりスリップに付く練習を同じセッションで
2回もTall-rにさせて頂いた。(ご迷惑かけました。
またPOPさんの後ろを付いて行くとFJが抜きに来て
POPさんはFJとサイドバイサイドになりながらノボリの複合に進入
POP号カウンターを当てて鼻先がFJと1m以内になったのを
乙は目撃した。
FJドライバーは生きた心地がしなかったと思う。
今回の隊員の中でPOPさんは久々の走行なのか
かなり楽しそうに走っていたのが印象的だ。
(ほんと楽しかったです)
■ 乙からの提案でありますが・・・
このように台数がある時には、ばらばらに発進せずに、ピットロード進入して
ピットロードを直進せず、
左側(作業エリア)に停車・・・一番最後に隊列を一列に整えて離陸すると圧巻なのではと思います。
または率先して5分前にはタワー前に並べたほうが良いかもですね。
編隊飛行しないと一緒に走っている意味が無いですもの・・・
出来ればタイム順に並んだほうが良いですね。
謙遜の塊で、お先にどうぞ・・・とか無しでね。
速い車が後ろに居ると前の車は焦りますからね。
そしてタイムが速いものは遅い車両を前半引っ張って行きますから
1週でも多く付いていく事を意識すれば
各人早く上達するのではと思います。
もちろん無理だと感じたらなるべく後車の進路を邪魔しないように
急激な進路変更や減速をするのではなく
ストレートで安全に少しラインを外すと良いと思います。
そんな事を感じながら一日の走行が終了。
たくさん仲間のS2000が集まると本当に楽しい
見学だった方々の高揚した顔からも確認できる。
しかし集まった皆さんとお話出来ずに残念だった。
GPZさん手配の高原ロッジに移動
みんなで楽しいバーベキュー
いつまで経っても話が尽きない。
バーベキューの後、ロッジに戻る道で空を見上げると
星がきれいだ!
1000m級の高原の夏の夜は涼しく空気が美味しい。
五感に喜びを感じながら就寝した。
朝早く起きて
朝食後 宿泊した「みん友さん」と再会を誓い久住高原を後にした。
■阿蘇3日目
目指すは、乙が行きたかった「長湯温泉郷」
ここの温泉は炭酸泉で日本屈指といわれている。
また炭酸濃度が高く、絶品らしいとの触れ込みである。
温泉郷入り口の「道の駅」に車を駐車して歩くことにする。
観光案内の看板を見て、立ち寄り湯を探す。
よっちゃんが・・・「カニ湯っておもろい名前やなぁ~~~ここ入ろうぅや!」と提案して
皆異議なし!
全員「カニ湯」に向かう。
で、到着した
温泉街を流れる渓流の横にその湯船を露天のままあった。
通行人からも向かいの旅館からも丸見えである(^^;
よっちゃんが・・・・「何じゃこれ!・・・」と落胆して叫ぶ。
しかし、そんなことでメゲナイ彼は石段を一人降りて行った。
乙とエレガントメカも追従したが・・・
脱衣所とは名前だけの橋の下に板切れが掛けてあり、そこによっちゃんは衣服を脱いで置いた。
よっちゃんは、「こりゃ~入らなあかんやろ~~! あっ!タオル忘れた・・・タオル要らんわ・・・」とか言いながら
白昼堂々のフルチン全開で湯船に向かう。。。ヽ(^◇^*)/
唖然とした乙であったが、負けてられないので、そそくさとタオルで前を隠し入湯・・・(*^o^*)
愚妻とよっちゃん嫁が橋の上からその光景を見て呆れて笑う。
入浴が済み、上の道にあがると、
入浴風景を見て興奮したよっちゃんJrのコウタロウ(童貞3歳)が一緒に風呂に入りたいのか
無邪気にパンツを脱ぎ道を走り回っていた(^^;
温泉サーキット満喫中の図(修正前の画像が希望の女性は即連絡下さい。男性不可)
そんな感じで温泉情緒を満喫・・・
通報されないうちに次の立ち寄り湯に移動するε=εε=(^^)
興奮冷めやらぬ「よっちゃん」は上半身裸で首には奥さんから受け取ったタオルをマフラー代わり巻いて歩いている。
乙がよっちゃんに裸の理由を聞くと・・・・「暑いから・・」らしい
マフラーの理由を聞くと・・・「寒くなったらアカンから・・」らしい・・・(ばく
よっちゃんを引き離しながら、、しばらく歩くと・・
この温泉郷の端のほうに『ラムネ温泉』という不思議な温泉がある。
仕切りなおしで、入湯してみることにする。
あとで愚妻に聞くと可也気に入ったらしい・・・効能書きを確認すると・・・
『高血圧・動脈硬化・慢性皮膚病・冷え性・疲労回復』とあった。
愚妻に・・・少しこの効能書きでは物足りないのでは?と質問すると
「あほか!」と元気に返事が返って来た(^^;
女性にも人気のラムネ温泉は炭酸水のようなお湯で小さな泡が体を包み込み、ポカポカ体を温めてくれる。
もちろん温度が低いので長湯が出来て大変リラックスできる。
その後、地元警察が出動する前に長湯温泉を遁走した乙たち一行は
偶然見つけた山の蕎麦屋でゆっくり昼食を済ませた。
その後九重インターまで向かう山道で見つけた立ち寄り湯で
九州最後の休息とした。
後は高速道路に向かい帰路に付くだけ。
もう一泊したい気持ちを振り切りゲートを通過・・・
阿蘇の深い緑の山々が遠のいて行く・・・
また何時来れるだろうか?
そんな事を考えながら走っていると
愚妻が「また来たいなぁ~」と声を掛けてきた。
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(C)ネズミ マロ2000絶景の図
■終わりに・・・
今回もオートポリス遠征では、勢い勇んで出撃した乙2000でありますが・・
お世話になった皆様・・・
満足に挨拶も出来なかった方々・・
思い起こせば、不肖「乙かれ!」
九州では恥ずかしき事の数々・・・・
今はただ反省と後悔の日々を送っております。ToT===3
今回に懲りませず、乙は次回『秋の紅葉阿蘇大作戦』を計画中であります。
其の時は、「どうぞよろしく」なのは、言うまでも無い(^^v
また逢いに来るぞの図