
DLC全国大会決勝
我が戦闘隊結成以来
目標にしていたDLCの全国大会に出場した。
我が戦闘隊からは選抜きの2名である。
選り抜きの搭乗員2名とは!!!
★ 親方搭乗員(中山予選5位 ワイルドカード特別枠で選出)
★乙搭乗員 (中山大会6位 S2000最下位 補欠選出)
結果から発表しよう・・・
確か鳴かず飛ばずの成績で
本大会2回の予選中・・周囲から寄せられる生暖かい目をよそに
親方と乙は熾烈なバトルを繰り広げたのは言うまでも無い。
特に親方はかなり熾烈で合ったので
今回は親方搭乗員を中心に物語を進めていこうと思うのである。
11月21日朝4時半起床・・・
親方に電話する。
親方相変わらず朝からテンション高い。
5時10分出発、、、名神高速で親方と遭遇
2機編隊で一路西浦へ
スパ西浦サーキットは静岡に近い愛知県に在り目の前が駿河湾である。
浪は静かで近所に西浦温泉郷があり、まさに『温泉サーキット』であった。
前日走行 9時から
2機編隊で練習走行開始・・・
コースを覚えるため最初の3週はマーチの後ろで・・・
その後アタック!!!
しかし乙2000 ドライブシャフト破損!!!
練習終了(号泣
親方も初めてのサーキットに手を焼いてPITに着陸
親:『乙かれさん、、どうしたん?ドラシャ折れたん?俺もデフ交換するわ!4.7はこのサーキットあかんわ!リミッターにパンパン当たるわ!!』
と、メカニックにドラシャとデフ玉を持ってくるよう指示する親方であった。
メカニック:『デフもドラシャもありません』
親:『阿保か!!!ゴラァ!!俺があれほど言ったやろ~~~ぼけ!』と喚き散らす親方
大阪から若頭がパーツを持ってやってきたのは夕方で
乙も親方も満足に走れなかったのであるが、
その責任を100%部下へ向けて怒り倒したあげく
一人宿泊地の温泉宿に親方は退散して行くのであった。
もちろん乙はメカニックに悪いので作業を最後まで見守ったのは言うまでも無い。
作者注:たぶん親方はバックアップパーツの指示を前日していないと思われる。
■旅館到着
数時間前から到着していた同室の親方は風呂に入りビールを飲んでいた。
乙も風呂に入りそのまま夕食となった。
今夜は『ひらめ尽くしコース』である。
テーブルの上にお皿がたくさん並んでいる。
乙と親方はひらめを探すが見当たらない・・・
親方が給仕の人に尋ねる。。。
親:「自分たちヒラメ尽くしコース何ですがヒラメは後で出てくるデスか?」
給:「いえ、、こちらに出しております」
と指差す先を目を凝らして見ると、、、
薬味皿かと思われる極小皿にヒラメらしき切り身が3枚!!
親:「予約のときインターネットで見たんやけど・・・あれには豪華にもってあったけど!!?」
給:「インターネットの画像は・・・・イメージです」
「やられたぁ~」と心の中で叫ぶ乙であったのは言うまでも無い(^^)
■決戦当日
せっかくの旅館だからと、朝飯を食ってから行きたいと言う親方に合わせて
朝7時から朝食
7時半に出発 8時に到着したがPITは満員であった。
一晩寝て親方も乙も西浦のコースを忘れたのは言うまでも無い(爆
朝一番から機嫌が良い親方。。。
親:『よ~~~っし!昨日は4.7デフやったから調子悪かったけど今日は4.1やから完璧や!! 何せ、、このために200万円くらい車に投入してきたからなぁ~
エンジンは・・戸田レーシングのパーツ組んで2.4Lやからなぁ~~』
(おまい・・・イツの間に2.4なってんねんと思う乙である)
しかし・・朝の練習走行で鳴かず飛ばずの親方と乙であった・・・(^^)
PITに着陸した親方が真っ赤な顔をしてイトウメカニックに言う・・・・
親:『俺の車・・・この姿どうにかならんの?ワイド仕様やから皆速い思うてるやん!
実際遅いねんから、、、4連スロットルもワイドフェンダーも外せや!って前に言うたやろ!』
と、わがままなことを言う親方
メカニックが反論する。
メカニック:『直線でパンパンリミッターあたってますけど・・・何回転でシフトしてますか?』
親:『阿保か!頭に血が上ってメーターなんか見てる余裕あるかぁ~!ボケ!』
メカニック:『新しいエンジンの開発データー取るために組んだエンジンですから壊したら親方の責任ですよ!!
絶対リミッター当てんといてください!本当に壊れますよ!
まだまだセッティングを攻めてデーター取りたいですから!』
親方は一応乙に1秒以上勝っているのでメカニックの意見に従ったようだ。
■ そして1回目予選
この予選で上位3名は2回目予選を走らずファイナルステージへ
4位以下は2回目の予選を走り、2回目予選の5位までがファイナルに残れる。
2回目予選とファイナルステージは時間的に続いていて
このあたりの駆け引きもあるようだ。
実際表彰台に上がったDrは2回目予選とファイナルが続いているのに注目し
(2回を走ればファイナルでタイヤに熱が入っている)
1回目予選で三味線を弾いて、3位以内に入らず、
2回目予選でタイヤを温め
ファイナルで全力を尽くしたレース巧者のDrは3位と0.05秒差で2位をGetしている。
そして予選が始まった。親方は速そうな車を見つけ・・・即後ろに付く狡猾さ!
乙は淡々と走るが、しかし気がつけば速い車に振り切られた親方が乙の後ろを走っている(爆
少し乙が負けたが、親方と仲良く終了
乙と親方のタイムが縮まった(嬉
もう一発踏めば勝てそうな乙2000!!
上位入賞など眼中に無い(相手にされていない)
乙と親方の熾烈な戦いの火蓋が切って落とされたのである。
お昼ご飯
主催者で用意されたお弁当をみんなでパクパク食べる。
親方が・・・『昨夜の旅館のご飯より弁当のほうが豪華やな!』と言う。
『そうやね!このお弁当美味しいな!』と相槌を打つ乙である。
ご飯を食べているときはレースのことも忘れて
2人仲が良いのは、言うまでも無い(^^)
(参加者の皆さんおいしくご飯を頂けたでしょうか?)
予選2回目
乙は電光掲示板に注目しながら走った。
59秒1まで行くが58秒が出ない。
もう一度アタック・・・出ない。
親方のタイムを確認しようと電光掲示板に注目しながら走った。
しかし親方とほとんど変わらないか
乙が優勢のようだ!!・・・・
少しうれしい。。。勝った!
(なんと次元の低い争いであろう・・・参加者の皆さんすみません)
しかし、乙がアタックを止めた終了間際・・
スロー走行の乙2000の横を怒涛の突っ込みで駆け抜ける
極悪親方号・・・・・
なんか親方・・何時もと雰囲気違うし・・・・(^^;
気になった乙はPITに入らずメインストレートへ・・・・
そして電光掲示板を見る・・・親方極悪号は乙2000のタイムを破ったかも・・・
そして乙2000に鞭を入れ即アタック再開・・・
しかしチェッカー ・・・・・(涙
その差、、、100分の5病であった(悔
終了後・・・
乙:『反省会しようか?』
親:『反省することばかりや!・・・どこから反省したらええか分からん!』
『こうなったら、来年も出たる!』
と、言うことで逃げ出すようにスパ西浦を後にした。
翌日判ったことだが、親方の名誉のためにここで言い訳を補足しておくことにする。
親方極悪号はブレーキの調子が悪かったようだ。
いつもレースの余り物を使う極悪号の今回のブレーキは
フロントがスプリント用(スリック) リヤが十勝24時間用のスーパーハードであったそうな・・・・
最後に、今大会に参加された全国の勇敢なファイナリストと
一緒に走れて光栄に思います。
そしてみんカラで知り合い 声を掛けて頂いた人たちにも感謝いたします。
またこの拙いブログを見ていただいた人たちには
こんな『お粗末なファイナリスト』のブログにお付き合い頂いたことを感謝すると共に
また何処かのサーキットで、お会い出来る日を願うのは言うまでも無い(^^v