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2012年11月17日 イイね!

2012年温泉耐久総集編 最終Lap♪

遅れていたレース進行が始まる。
暴風のグリッド・・・
スタート10分前に 霧が晴れだす・・・(^^;

スタート5分前表示で ピットに引き上げる乙
無線のスイッチを入れ ヘッドホンの片耳はヘッドホンをずらし
外の音が聞こえるように・・・

『フォーメーションラップ1分前~~~♪』 アナウンスの声・・・

乙:『えっ!?? フォーメーションラップ?』

横にいた 39号Cドラ U様(現役GTドライバー)が・・・
U:『フォーメーションやから・・・1周回ってから計測やろ???
そやから 39号車は 計測ラインを通過してからPITINやで~~~
GTでもそうやんねからwwww』

えっ・・・ツツイ先輩 1周回る前にPITINしてくるけどwwwww

一瞬ウロタエル『乙監督』・・・・(^^;

手伝いに着てくれた naminocoonさんに

『ゴメェン・・・・・もう一回 タワーに確認してきて・・・涙』とお願いする。

やっぱり 車が動いた瞬間からレースが始まるとの事で
打ち合わせ通り PITINさせる。


ほとんどの車両がPITINして1回目 ドラチェンを済ませる中
39号はそのまま周回していたのは 言うまでも無い(^^;

SC中のPITINの勝負は簡単だ。
速く交代を済ませ ピットアウトしたものが 順位を上げる・・・

緊張した空気の中 
S耐シリーズチャンピオン2度 通算10勝目を挙げる
『優勝請負人』ツツイ隊長がPITIN

ドアが開いたが 足が絡まり 出て来れない 優勝請負人・・・・(^^;
転げるように出てきて RYU君が搭乗
練習どおり コモリさん エンジンスタート早回しの合図と同時に発進合図!!

隣のPITで先に発進した339号を見送る339監督権エンジニアの
『F3屋のオオタさん』が作業エリアに立ち尽くし・・
邪魔して轢きそうになって急停車するRYU君・・・・(^^;

『轢かんかい~~~~ゴラァ~~~~』の殺意満点なヲーラに気が付いた
僚友339号担当の『F3屋のオオタさん』は身を捩じらせて交わす・・・・(^^;

あぁ~~~~ 339 95 116 18 38や・・・・
ボケェ~~~ 18どころか 116にまで先行されたのであった。




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380513_228291803902308_100001644706625_612169_160756783_n posted by (C)乙かれ!









偵察に出向いていた dp相談役が
『18号 ストップ&ゴー 17秒やでぇ~~~』と帰ってくる。
ストップ&ゴーで17なら DOOR TO DOOR は 12秒やね?と思う乙・・・
『完敗や』・・・
昨日もっと練習すればよかったと思う
乙であるのは言うまでも無い====ToT

PITスタップ全員 持ち場に戻る と言っても 
らぼくにさんとコモリさんと乙の3人だけど・・・

モニターで順位確認 無線通信確認 状況確認報告 
そんな感じで数週SC周回
霧は晴れそうに無い・・・(^^;

あまりに冷えるので 朝からコーヒーを何杯も飲み 
トイレに行きたくなる乙・・・
ちょこっと 中座して トイレへ・・・
すると無線・・・『 監督 すぐ ピットに戻って来てください』・・・・

ナニかあったのかと思い 
『なんやなんやなんや~~~ゴラァ~~』ともどって来た乙に
生暖かい目で らぼくに君が話しかける・・(- -;

ら:『RSオガワさんの20号車が このSC中 2回PITINしています』
 『70%ルールを皆考えていて 120分x70%=84分でレースが終わると推測するチームが出てきています。』

コ:『レースがこのままSCだったら 先にPITINして隊列の順番先な方が有利だね~~
84分にちょっと余裕を持って考えてみょうか?』

同意する乙・・・

ようするに 2回目PITINはST4クラスに先駆けてPITINして 
それがPITINに有利なSC中(周回ラップタイムが遅い)なら良いわけである。

先行された18号を揺さぶる意味も含めて 2時間のレースを考えずに
早期に こちらから動くのも手だ・・・・・(^^;

RYU君に無線・・・

乙:『えぇ~~~作戦変更するかも知れません ので 路面状況 霧の状況をツブサニ連絡せよ』

R:『がぁがLLLL gaLL』

乙:『えぇ~~~RYU君 このSCを利用して 交代するかも??知れません・・・』


R:『PITの指示に従います どうぞ・・:』

山間部なのか 無線が聞き取り難い・・・

そんな事 言ってたら 霧が晴れた・・・

RYU君は 乙との聞き取り難い無線会話に気を取られたのか
前走車との距離を開けすぎ 真後ろに ライバル達が ウヨウヨいる・・・

防戦体勢を整えることなく SCがピットへ・・・
最終コーナーを 58号にベタ付けされ 立ち上がる・・・

あぁ~~~なんか やばそうな展開であるのは言うまでも無い・・・

なんとか 抑えて 前を走る 18号と116号に迫る
116号が18号の猛攻撃を受けて フラフラしていると無線連絡・・・

バトルが出来るRYU君の声が 
嬉しそうにはしゃいでいるのが良くわかるのであった。


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376563_228280713903417_100001644706625_612004_1124497726_n posted by (C)乙かれ!





そうこう していると 混戦の中 シリーズ3位 38号とは3.5ポイント差の
58号に抜かれたと 無線・・・・
ライバルも必死だな・・・

霧が出てきたようだ・・

乙は霧の状況を無線で詳しく知らせるように もう一度連絡
ピットロードに出て遠い空に注目する。
最終コーナーの先が真っ白だった・・・・

コモリさんに SCが出そうだから PITIN準備を知らせる。

乙:『ピットイン準備!!!ガッガッ・・・ガソリン足りるのぉ~~??』

コ:『7秒準備するよ・・・・』

アタフタする乙に対して 端的でクールなコモリさん・・・(^^;

コンクリートウォールで濡れたまま見守るらぼくにさんに
『入れる準備するでぇ~』と目で合図

目で合図を送るまでも無く らぼくにさんの足が動き
隣ピットの39号車クルーへ
PITIN場所取りの打ち合わせに向かっていたのは言うまでも無い。

キタ=====(^^) チャンス到来や!!

RYU君から無線

R:『 霧が凄いです 何も見えません 』

乙:『現在位置を知らせよ・・・』

R:『 現在 ガァ~~%#$%&’()==’%』

乙:『RYU君 大丈夫か!? 現在位置を知らせよっ』

R:「現在(&$#)#!!・・・SCまだですか???怒 」

乙:『もうちょっと我慢してください』

R:『ガァ~ガァ~ もう前が ガァ~ピィ~%$&ええかげに・・アアタマリャン』

怒っているRYU君の声を始めて聞いて ひるむ乙・・・(^^;


モニターに 『SC準備』のテロップ
ピットロード先端のセーフティーカーを凝視 
SCは、いつでも出れる状態

えぇ~~~~い メンドウジャ~~~~

乙:『38号~~今何処じゃ! この周 PITIN PITIN ピットに飛び込め!!』

R:『 立体交差下 もうすぐピットロード PITINしますよ~~』

乙:『了解 PIT準備完了』

もし PITINタイミング間違ってたら!!!?
どうしよう?と思う乙なのは
言うまでも無い・・・・(^^;

真っ白な ピットロード入り口から 
『ニョキッ』と 38号車が視界に入ってきた。

なりふり構わず 全員ピットストップ体勢
乙は停車車両を一周して ホローに入る。

練習通り ジェロ君に交代
即 コース復帰
モニターを見る限り SCがレース車両を押さえに掛かっているようだ。
また 多くのPITIN車両があり 
モニターが混乱してナニがナンやらわからない・・

もう数週すると どうなってるか 判る・・・
しかし 今回は実感するのであった・・・
PITINの順番とSC導入のタイミングから 
38号車はポジションを確実に上げている
そしてライバル18号は SC導入2週目にPITIN
PITOUTと同時に SCが最終コーナーに近づき
ピットロード出口封鎖・・・
18号は1周遅れで隊列の最後尾に付いた・・・

先行していた18号はピットインのタイミングを外し
また38号はドンピシャに決め
その差 ほとんど1Lapである。
その間に何台のST4クラスが居るか・・・

テントに陣取り あやめちゃんとnamincomさんに 状況説明をするdp相談役に対して

『PITIN車両の確認と モニターの順位確認して~~~~~』と大声で叫ぶ

38号は339号に続いて クラス2位のイチにジャンプアップ
後は 18号の順位だが ピットインを済ませていない車両があり(95号)
確実な順位がわからない・・・・
いったい どないなんねん と思う乙なのは言うまでも無い・・・

モニターに映る 実質トップ339から カイツマンデ 38の位置を見ると2位は確定
そして18号は4位に映る・・・(あかん 負けや====号泣)

そんな事を考えていると・・・
背後に トップ確定の339号 Cドライバー 「ハシモトさん」が乙に声を掛ける。

ハ;『わぁ~~凄いですやん♪ 38号2位ですやん♪』

乙:『18号が4着やから 1ポイント負けて シリーズが逃げるねん 激怒』

ハ:『・・・・無言』

乙:『あっ~~ そうや!! 小唄に言うてえなぁ~~ トップ譲れって・・・』

踵を返し どこかへ遁走するハシモトさんなのは言うまでも無い・・・

クソォ~~ こうなったら トップ339にネジ込むか??と思う乙・・・

テントに向かった・・・

dpさんが ポイント計算 

d:「あぁ~~~~~ポイント足らんで~~~足らんで~~~1ポイント」

顔をゆがめる 乙・・・
乙が叫ぶ・・

『もう一回 順位集計だしてくでやぁ===』

あやめちゃんが集計する。

『339 38 86 40 18  ・・・』

38号 2位 18号 5位??

乙:『あれ? 3位の86って3位なの???』
『ピットイン済ませてないやろぁ~~~~?』

いつもオトナシイ あやめちゃんが興奮して 鼻の穴を大きく膨らませ

あ:『86 ピットインしてますよ~~~~』と大きな声で乙に怒鳴り返す・・(^^;

あやめちゃんのこんな怖い顔は初めてみた 乙・・・(^^;

乙:『順位にあわせてポイント集計して~~~~』叫ぶ

d:『2位と5位なら 1ポイント差で38が勝利やでぇ~~ 嬉』

乙が 無線でピットクルーとドライバーに無線 
今のままなら なんとかシリーズ取れる

全員で モニターの前で 手を合わせ 『竜神様』をあがめ奉り 
大雨と霧で レースが70%きっちりで終了することを
願うのは言うまでも無い・・・・

罰当たりな メンバーで祈願したのが悪かったのか・・・
祈りも虚しく・・・
霧が晴れてきた・・・・(^^;

『アァ~~~レースや! 絶対負けるわ・・・・自信あるわ』と思う乙・・・(^^;

弱気になった乙が コモリさんに このSC中 もう一度戻して RYU君に変える?と・・
隊列の状況は確認していないが
1Lap 近く先行してることになるので 
もう一度隊列後方についても 戦える状況を作りたい・・・
そのくらい ウロタエルマクル 乙監督・・・(^^;

初オートポリスで 雨のレースをFFマイスターや
現役GTドライバーと
ジェロ君が戦えると 思えないのであった。

また 開発車両である 86は トヨタワークスと言って良いほどの
バリバリのドライバー編成である・・・・(^^;

開発中で直線は遅いが 雨なら プロの意地を見せそうだ・・・

そんなウロタエタ 乙を尻目に 
SCがPITIN レースが再開された・・・

後は 祈るしかない。

86に最終コーナーで合わされ ストレート立ち上がりで抜かれ
モニターでは 2位 86 3位 38号・・・・・

ピット内は大混乱!!!

『ゴラァ~~~なんで直線で86に抜かれ豚じゃ‘’%$“』

どうなってんねん  と思う乙・・・

あわてて無線を焚くが 上手く通話が出来ない。
次の週 2位 38号 3位 86号で計測ライン通過・・・・(^^;

その後 すぐ またSCが入り イエローコーションで周回

テントの中を見ると 38号のタイム管理 dpさんが興奮のあまりPIT内に
入ってきた。
呼び戻して 即 集計を取るように お願いした。

そうして 95号が最終ピットインして 隊列に加わり
最終的には 
1位 339 
2位 38号 
3位 86号 
4位 95号 
5位 40号
6位 18号 に落ち着いた。

らぼくにさんが無線を焚く

ら:『現在 SC SC SC 注意して走れよ~~
絶対 スピンとか アホなことするなよ~~このままチェッカーになると
思うから 絶対 帰ってこいよ~~』

それは 幼稚園の子供を心配する父親のような口調だ・・・・(^^;


ジ:『はい・・・』

ら:『 オマエ 86 どこで抜いたんじゃ! まさか イエローで抜いてないやろな?』

ジ:『 普通に抜きましたけど・・・』

ら:『どうやって抜いたか 聞いトンじゃ~~ はっきりモノ言え ボケェ~~~~』

『自称理論派エンジニア』のらぼくにさんが 興奮と極度の緊張感のため 
ドライバーに 暴言罵倒を浴びせまくる・・・(^^;
何も悪いことしてないのに カワイそうな ジェロ君・・・

あぁ~~~もうPITは緊張感 限界じゃ~~~~~と思う乙・・(^^;

ピット内を走りまくり 『わぁわぁ~~』言って 86の確定順位を確認した・・・
ただ 『わぁわぁ~~』言っているだけで ゼンゼン 役に立たない
乙監督とdp相談役であるのは言うまでも無い(^^;

応援に来てくれて九州のS2000乗りの人たちが 
『レースラップのストレートエンドで抜いたみたいですよ』と
教えてくれて ・・・・

やっと 安心する 乙監督とdp相談役であった(銃殺刑




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DSCN0581 posted by (C)乙かれ!




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DSCN0584 posted by (C)乙かれ!











レースが終わり ピット内は歓喜で包まれた。
まだシリーズを獲ったという実感は湧かない・・・
ドライバーを迎えに行き喜んでる暇もなく
撤収準備を手際よく行う コモリさんとらぼくにさんに話しかけた乙・・・

乙:『ご苦労様でした。しかし作戦上手く回ったね♪』

ファーストドラ 1周 セカンド 13週 サードが11週 
これが今回のレースの法則だったようだ・・・

コ:『うちのドライバーは 素直で良く言うことを聞いてくれるから
シリーズ勝てたんだよ~~』

無言で頷く らぼくんさんと乙・・・

今年のチームは 速くも無いし 強くも無いし それでいて
粘り強く 勝負に強い不思議なチームであった。

なんか みんなの気持ちがひとつになり
忌憚の無い意見が出し合える 
そんな環境が今回の結果を生んだのかと乙は思う、、

こんな不思議なチームは もう経験出来ないかも?と思うと 少し寂しい
乙であるのは言うまでも無い。

 

最後に
応援してくれた 皆様
チームに参加してくれた ジェロ君 RYU君 ツツイ隊長
そしてスタッフ諸君
いつも自弁で駆けつけてくれて手伝ってくれた
dpさんとあやめちゃん かげでいつも支えるRYU君の専属カメラマン嬢・・
そしてオートポリスで拉致され手伝ってくれたnamincoonさん

そしてブラブラしていた私を 
3年前 S2000組の監督に引っ張ってくれた
トレーシースポーツ 代表 兵頭さん

皆さんのおかげで、なんとか結果が出せました。

正直 嬉しいと言うより ほっとしています。

ここに謹んで
2012年 スーパー耐久 ST4クラス シリーズ獲得出来ましたことを
報告いたします。

ありがとうございました。
Posted at 2012/11/17 12:22:52 | コメント(13) | トラックバック(0) | 温泉耐久 | 日記
2012年11月17日 イイね!

2012年温泉耐久総集編 2Lap♪

日曜日朝 雨・・・・
阿蘇の空はどんより曇る・・
標高800mのオートポリスには霧が掛かると思われる。
オートポリスを知らない人は、ここが温暖な九州とは思えないだろう。。

旅館でご飯お代わりして 車に乗り込み 現場へ

先に記したように なぎ倒されたテントの片付け
予備のテントをつなぎ合わせ なんとか雨風をシノグ場所を確保
もうカラダが冷えてきて 腰が痛い乙・・・

こりゃ レース無理じゃないの?とみんな空を見上げる


決勝前夜 コモリさん らぼくにさん 乙の3人でミーティングがあった。

ここで少し説明を入れよう
温泉耐久の場合 ドライバー交代を含むピットイン回数が2回と義務付けされている
「ドライバー交代を含む」であるから ドライバーを交代しなくてはならない
降りてきてドライバーが また乗り込めないのである。

また一人のドライバーが最大レース時間の2分の3を越えて運転しては逝けない。

そのルールの中で 金曜日 土曜日の走行データーを下に
一番有利な展開を妄想しながらドライバー編成を決める。



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DSCN0577 posted by (C)乙かれ!





38号車のドライバー編成はこうだ

第1ドライバー ツツイ隊長
スーパー耐久 10勝目 シリーズチャンピオン2度の栄冠に輝く
「優勝請負人」 今回は コンディション最悪でナニがあるか予測が立たないので
先鋒として斬り込んでもらう。

第2ドライバー RYU君
3人の中では一番乗れていて ここオートポリスは地元ホームコースだから
今回の主力になってもらう。

第3ドライバー ジェロ君
いつもスロースターターなマイペース型ドライバー
シリーズ前半戦は異常な前向きさで 勝利を呼び込んでいたが
流石にオートポリスは元気ないが いつものペースで右肩上がりに調子を上げる
期待値から 抑えになってもらう。


スタート進行が迫るが いっこうに霧は晴れない・・・・

全員・・・・

『このまま 戦わずして負けるのは嫌だ~~~~~~~~』


その思いを胸に 午前中から ドライバー交代練習をこなす・・・

目標12秒に届かないが14秒が数回出て終了

同じく隣でドラチェン練習を終えた40号監督『倉さん』にタイムを訪ねる乙・・

乙:『こっち14秒だけど 40号車は何秒だった??』

倉:『26秒・・・・』

乙:『はぁ~~アホちゃうの? 予選3番手が14秒やのに~~~』

倉:『ウチはドライバーが太りすぎてコレが限界なの!!(怒)』

クソ~~ このままでは40号が38号の援護射撃に使えんやんけ・・・
と思う乙であるのは言うまでも無い。。





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DSCN0578 posted by (C)乙かれ!





ピットスタッフとドライバーを交えたMTGでは

乙から一言・・・

『ゴラァ~ 今回は作戦はナシ!!
 ドライバーは ナニがあるか判らんから 
いつでも発進できるように構えとけよ~~~』  である。

しかし レース進行が 霧の為 ディレイ
本当にレースするのか・・・・(^^;

緊急 プリンシバルMTGの召集が掛かる 

コントロールタワー付近で聞き耳を立てていた339号のマネージャーが・・・
『みなさん~~~レースは行われます♪』と大声で叫びながら
満面の笑みで 各チームに MTG召集を知らせる。

競技委員長から 2時間レースに短縮して 
スタートは セーフティーカー導入で
スタート後 霧が晴れても最低2週SC周回すると知らされた。

また 状況の変った(レース時間の短縮)内容から
スタートドライバー申告の変更を受け付ける こと・・・

スタートドライバーを変更できると聞いて ホッとした顔のライバルチーム関係者の
顔を数名 見逃さないのは 言うまでも無い。

乙は相変わらず 無表情・・・・

会場の 顔や質問の内容から   
みんな 『70%ルール』を想定しているなと
感じ取れるのは言うまでも無い。


☆ 70%ルール

ようするにレース時間の70%を消化した段階で
赤旗中止を主催者は宣言できるのである。

例えば 2時間にレースを例にすると
最初からセーフティーカー(SC)導入してレーススタート
そのまま 2時間(120分)の70%(84分)をSC先導で周回させレースを成立させることも合法なのだ。

主催者とサーキットは 11月の10度以下の霧と雨の中でレースをさせること
怖がっているのは 言うまでも無い。


鉄火場の胴元の魂胆がわかった今、、、
そこへツケイルのが ばくち打ちのイロハであるのは言うまでも無い・・・

そう思って 黙ってみていた。

スタート進行が始った。

 各車グリッドへ

dp相談役が ライバルとなる車両のスタートドライバーを偵察
38号の横に立つ 乙に伝えてくれる
そうして スタートドライバーを見れば
なんとなく 手の内が読めるような気がするのであった。


2ピットイン
2時間の70%でレースは中止に出来る
一人のドライバの最大搭乗時間はレース時間の3分の2以下
2時間の場合は 80分である。

この3つの要因を組み合わせると・・・・

レースは最大でも2時間(120分)で終了
PITIN義務は2回で
一人のドライバーは最大80分乗れるわけだから

各チーム スタートドライバーが レーススタートした週に 
ピットイン>>第二ドライバーに交代>>コース復帰で 
PITIN義務1回を消化すると思われる。

また レースが70%きっちりで中止になれば 70%=84分だから
SCで最低2週回る間に 2回のPITINを済ませ4分程度消化
最後のドライバーが80分走ることも可能だが
もし レースが90分 行われたら あとの10分は 別のドライバーが乗らなくては
ならない。そうすると3度目のPITINが必要であり 最後列に並ぶことになる。


そんな事を思いながら スタート5分前アナウンス
急いでPITに戻る・・・




38号
38号 posted by (C)乙かれ!









みんなどんな作戦だろう?


38号の取った作戦はこうだ・・・

1ドラ ツツイ隊長
SCスタートとなる最初の週に そのままPITIN
次のドライバーに交代

2ドラ RYU君
ツツイ隊長と素早くチェンジ後 隊列の後ろへ
その後 霧が晴れて レースになれば80分近く乗せる

3ドラ ジェロ君
RYU君の搭乗時間80分を超えないために 控えさせ
残り時間80分以内になれば もし其の時がSC中なら
交代させる。

天気がどうなるか予測が付かないので フレキシブルに
状況に応じて適応できる布陣としたのであった。
敢えて 取りこぼしたく無いのでヤマは張らない・・・・

ようするに 最初のSCスタート(最低2週)を利用して
1回目ドラチェン
2回目のドラチェンは 『出るであろう』 2回目SCにタイミングにあわせるか・・
または 継続してSCが出た場合 残り80分で交代する。

そして 18号の動きを注目していれば レースコントロールできると踏んだ。

複雑な展開を読むのは 至難の業だ

なるべく 単純に考えることが肝要なのは言うまでも無い。
Posted at 2012/11/17 12:00:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 温泉耐久 | 日記
2012年11月16日 イイね!

2012年温泉耐久総集編 1Lap♪

2012年温泉耐久総集編 1Lap♪












2012年 温泉耐久 最終戦オートポリス
皆様のおかげでシリーズチャンピオン獲得しました。
ここに最終戦の激闘の記録を記してみようと思うのであった。

11月1日夜 一人で大阪出発
途中古賀インターで仮眠して寝坊・・
予定より遅れて9時半現場到着
挨拶を済ませ 占有走行1回目

水曜日からプライベートテストをしているジェロ君とRYU君に
状況を聞く・・・
ジェロ君なんとか初めてのオートポリスで格好が付いてきたようだ。

今回最終戦には チームトレーシーが担当する車両は

ST3クラス 
レクサスIS 39号

ST4クラス 
S2000 38号 
339号(KOTA―R)
40号(SKR)

合計4台だ 70号NSXは鈴鹿での事故の修復が間に合わない。

4台も5台も出ると 1台くらいはシリーズに絡むと言う事で
現在38号車がシリーズ2位である。
だから最終戦はチーム内では38号を最優先してくれるのであった。

決勝前夜 阿蘇を襲った暴風雨が チームトレーシーのテントをなぎ倒し・・・
乙が1年記録したデータブックがビショビショの判読不能となったため
金曜日 土曜日の結果は報告できない==ToT
また ノートが無いので 適当な紙にお手伝いの『あやめちゃん』に記録をとってもらったが、レース時 非常にドタバタしていて その確認もせずだ・・・

であるので 記憶を頼りに 一応?ノンフィクション形式で書き記してみようと
思うのであった。




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DSCN0567 posted by (C)乙かれ!









金曜日 夜 コモリ らぼくに 乙 の3名でMTG

議題 予選編成

乙:『 明日の予選 何着だと思う?』

コ:『オレはポールとって ボーナスポイント2ポイント獲る積りだよ』

ら:『決勝は激戦が予想されるし 現在7ポイント差なら2ポイントでも欲しいですよね』

現実を素直に見つめない 二人・・・(^^;

乙:『そこまで思うなら ジェロ君おろしてツツイ隊長に予選走らすか?』

コ&ら『え“っ~~~~~~』

やっと現実を見つめ直す 二人・・・・

コ:『そうだよなぁ~~~うちじゃポール獲れねぇ~よなぁ~~~』

乙の思惑はこうだ・・・

手負いの339号 小唄選手が最後のアガキでポールを獲りに来る。
RYU君では 難しいだろう???と思うのが現実的
ジェロ君ではA予選何着になるか?? 1秒2秒遅くても不思議が無い出来である。
ここで無理して オートポリスが地元で経験豊富なツツイ隊長を予選起用して
看板ドライバーであるジェロ君のモチュベーションを下げるほうが 
決勝の流れを考えると良くないと言う考えであるのは言うまでも無い。

温泉耐久は 公式予選に出る 二人のドライバーの合算タイムで争われる
一人だけ速くても仕方が無いのであった。


3人の意見がそろい A予選 ジェロ君 B予選 RYU君で 運を天に任せる
また ツツイ隊長を豆乳しても どう考えても339には敵わないと 判断した。

レースウィークには タラレバでイロイロ考えるけども
ようするに 7ポント先を行く 18号と 3.5ポイント差で追いかけてくる58号を
見ていれば良いことだけが 再確認出来た金曜日夜であった。

不要なことは 考えないでおこう・・・
どんなに長い勝負でも勝敗は一瞬で決まるものだと思う乙であった。





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DSCN0579 posted by (C)乙かれ!








土曜日朝

A予選
ジェロ君が元気ない顔で搭乗
発進・・・・・(なんか元気ない)
2分4秒1を出してA組み4番手 S2000勢が1位から4位まで独占して
ジェロ君はS2000の4番手 真後ろに18号インテグラが迫りその後ろにスポット参戦の
40号S2000

正直 ジェロ君の走りを金曜日あまり観察していない。
今回彼の引っ込み思案の悪い癖が出ているようだ。
アクセルの踏みに迷いがある。
自分では上手い積りで合わせているのかも知れないが
アクセルを抜いているからエンドで車速が伸びてない様子である。
また 突っ込みもアマイ・・・
車載録画を見ると 香ばしい・・・
いつも同じこと何度も言っているのに
彼は あ~~~でも無い こ~~~でも無いと テクニック的な話ばかり
僚友ドライバーから技術論を聞いて頭デッカチになっているようだ。
一見 キレイに走れているようで 実はソツが無い代わりに
コレといって速くも無い訳である。
要は単純・・・アクセルしっかり踏めれば(踏めレバ) 速いのだけど・・

 
18号と58号に前に出られなかっただけでも 
拾い物であり、また週末からの走行で予選を自己ベストとした
いつもの尻上りな彼独特のペースを醸し出している。
もちろん強豪のヒシメク中で
予選4位で済んだのは 良くやったと褒めても良いと思うのは言うまでも無い。
いつものパターンでは決勝で調子を上げて行くと想像できる(ドキドキするけど・・)

これでジェロ君が明日戦える気持ちを整えてくれればと思うのであった。

B予選
RYU君が発進
上手い具合に調子の良い339号 KOTAの後ろをホロー
RYU君 俗に言う恥も外聞も投げ捨てた『コバンザメ作戦』であった(^^;
ドライバーの邪魔にならないように 乙は無線盗聴に専念する(^^;

ステアリングを握る手に力が入るのか 
時折 RYU君が無線のスイッチを無意識に押してしまうようだ・・・
そのたびに RYU君のアエギ声が聞こえる・・・・(アァ~~モウタマリャン♪)

以前から 乙は RYU君のオートポリス動画を見ていて 思っていたことがあった。
それを センエツながら 乙なりの説明の仕方でRYU君に前夜レクチャーしていたのであった。
本職の小唄選手のアタックの後ろでどんな思いをしているであろうか?
乙も似たような経験があるので RYU君の気持ちは判る積りだ。

『あっ~~~100Rで滑りました==ToT』 そんなRYU君の声が無線から聞こえる

いつも飄々として冷静 決して苦しんでいる様子を見せないRYU君だけど
必死でシガミ付いていく様子が無線の吐息とモニターから想像できた予選であったのは
言うまでも無い・・・

あぁ~~~~RYU君『コバンザメ作戦』で逝くなら 
前日に乙に聞いて呉れれば『小唄殺し』の秘策を伝授したのにと思う乙・・・

コバンザメ作戦の効果の成果は不明であるが
コンマ2秒届かずでBグループ2位

今回 ストレッチ勝負で小唄と勝負が出来てRYU君 
清清しくコックピットから降りてくる姿が印象的であった。

AB合算で クラス3位で予選終了
コレならなんとかなるかな? 厳しいかな?

ここでポイント計算してみることにする。

クラストップ18号車は現在 72ポイント
38号車は65ポイント 差し引き7ポイント差

最終戦オートポリスはボーナスポイントが付き

優勝24ポイント 2位18ポイント 3位15ポイント 4位12ポイント
5位10ポイント 6位8ポイント

ようするに 38号が優勝しても 2位に18号が入ると
24-18=6  7-6=1ポイント不足する。

38号が優勝しても 18号は3位以下
38号が2位なら18号は5位以下 でないと 38号はシリーズを獲れないのであった。

これは難しい・・・・

そんな理由もあり 乙たち 『全日本S2000友の会 S耐支部 』では 
38号が中心となって 積極的にS2000各チームにデータ 情報を流しまくったのであった(^^;

ようするに38号は より上位を狙い 18号との間にたくさんのS2000を入れると
言うことだ。

それで金曜日から スタッフ。ドライバー皆アチコチに走りまわり 
忙しかったのである(^^;

しかし 予選の結果から見ると 決勝で339がトップを引けば
38は2位 18号との間に3台他の車を入れなくては
18号は5位にならない・・・(^^;

そんなこと出来るのか??
これは優勝するより難しい気がするのは言うまでも無い(^^;

こりゃ 大変だわい・・・と思う乙であった。



思いつけば 続編に続く・・・・(^^;
Posted at 2012/11/16 11:19:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 温泉耐久 | 日記
2012年11月11日 イイね!

2012年 温泉耐久レース♪

2012年 温泉耐久レース♪ドライバーの爽やかで献身的な努力と
ピットメンバーの先を見据えた判断で
最終戦は二位獲得(〃^ー^〃)
首位18号車を逆転して、、。


念願のシリーズ獲得すました(;つД`)

乙は見てただけでつが、ハラハラした模様は
後日、いつものように
ノンフィクション?で書きますね。

取り合えず、チームトレーシーの関係者皆さん
また応援してくれた皆さん、ありがとうございます(^-^)v
Posted at 2012/11/11 21:52:18 | コメント(9) | トラックバック(0) | 温泉耐久 | 日記
2012年11月07日 イイね!

決戦♪

決戦♪
明日から移動である

場所は今年初めてシリーズに加わった 大分県オートポリス

言うなれば 『温泉サーキット』の聖地である。


前回の鈴鹿Rdのレポートは 諸般の事情で掲載自粛した。
乙が鈴鹿に初めて通いだした頃からの超ベテランドライバー
OSAMU選手の死亡事故、
またWTCC併催における現場での混乱
土曜日には取材中のカメラクルーの方も転落事故でお亡くなりになったそうだ。

お二人のご冥福を心よりお祈りしています。

スケジュールに従い 勝つためにレースに臨んでいるわけだが
前回の鈴鹿は非常に非常に堪えたレースだった。


チームの先発隊は火曜日移動を済ませ もう現地で設営が済んでいること
ドライバーも集まり プライベートテストをこなしている頃と思う

乙は金曜日朝から合流

今年 前半をなんとかシリーズ上位を僅差でマークして
虎視眈々と迎えた 岡山Rd  あろう事か ブレーキホースの破損でなんとか完走
首位から5ポイント差

鈴鹿は急遽出場できなかったBドライバーの代わりに
プロまで用意して逆襲の積りも 
金曜日からのセットアップが上手く出来ず
消化不良の鳴かず飛ばずの結果で
7ポント差で 今回のオートポリスの最終戦を迎える

もう 本気を出して優勝しかシリーズを獲る道は無いと考えられる。


後は 総力を挙げて 決戦に挑むのみ

悔いの残らない また 残させない レースが出来るかに掛かっている。


しかし 岡山から流れが悪いなぁ~~

ルーティンで回すより

どこかで 流れを変えなくては・・・・


金曜日朝 みんなどんな顔してるだろうと思う乙なのは言うまでも無い。


Posted at 2012/11/07 21:02:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | 温泉耐久 | 日記

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「(^^_凸 _(-ω- ) ドモドモ」
何シテル?   03/31 13:59
不肖管理人「乙かれ!」です。 走行会でS2000に乗っている「へたれ」です。 もしサーキットでお目に掛かったことのある方は・・・涼しい目で「見逃して」下さい...
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