
あっという間に過ぎていく12月
時間は、誰の上にも平等だって
誰が言っていたんだっけ?
時間の使い方が下手な私
「コレって絶対に必要!今すぐやらなきゃ!」
ってこと、案外少ないって・・・知らなかったんだ
長女のピアノ発表会に、次女の仮装パーティのお衣装探し
ドタバタと駆け回って、ママが得たものは
彼女たちの笑顔と、一回りたくましくなった姿
この笑顔を、また見たいって思うんだ
それから、欲しいものをさりげなく聞き出して
こっそりと家を抜け出して、クリスマスプレゼントを買い
ツリーの下にセッティングするまで、サンタの正体がパパママだとは
何が何でも絶対にバレちゃいけない!
ってなわけで、そりゃ~もう、気の抜けない12月の毎日
ウィッシュも凍る、25日の早朝
まだ眠い目をこすりながら、おふとんから這い出て
プレゼントをコッソリ置いて
のこのこと起きてきた子供たちの喜ぶ顔を見て
やっと一安心
一安心して気が抜けたのか
ここ数日、37度ちょいの微熱にやられてます(笑
そんなママの苦労?も知らず、長女が妹弟に話をしてあげて
彼女の顔は、ちょっと得意げ
「サンタさんは本当にいるんだよ」
もう、小学校4年生
クラスにはサンタの真実を知る子もいるだろうに
未だ、真剣にサンタがプレゼントを届けにやってくると思っている長女
「だって私、サンタさん見たもん!」
長女がまだ幼稚園の頃に住んでいたマンションで
彼女はサンタを見たという
どうせ夢でも見て、寝ぼけたんだろうなぁ
と、思っていたけれども
ウチのジョン・トラボルタ・・・
あ、ウチの旦那様が、その真相を話してくれました
ある年のクリスマスシーズンに
ウチの隣のお宅が、ピザの宅配を頼んだようで
そうです、バイクに乗った「サンタさん」がピザを運んできて
それをたまたま見てしまった長女
幼稚園の頃のその記憶が
ドコをどうしてか、都合のいいように改編されて
「ウチのマンションのベランダでサンタさんを見た!」
・・・そうわけなんだよ、と旦那様は当時のことを覚えていて
そんなことはすっかり忘れていた私
改めて子供の心の純粋さ、大切な思い出
それを信じる気持ちに、親馬鹿ながらちょっと感動して
そうそう、そう
先日、次女の幼稚園から持ち帰ったプリントには、こんな話が載っていて
ある絵本の出版社の方の話なんだけど
「サンタさんがいることを信じて大きくなった子ほど、心が豊かに育つ」
これを、単なる出版社のうたう
売り上げアップのための宣伝広告ととらえるか
それとも、うんうんと頷けるかは
オトナになった今ではアレなんですが
私は、長女を見て、この話が本当であると思っていて
先日、戦場を行くジャーナリストのテレビを見た長女
何もしゃべらず、ただただ涙を流しながら、それを見ていました
人が簡単に殺されるゲームや
残酷な話がどこにでも転がっている今
「死」に対して、「命」に対して
無関心な子供が多くなった気がします
いや、そういう大人が増えた結果
子供達からそんな大切なものを奪ってしまったのかもしれない
真実を知る、心を痛める、言葉も持たず、ただ涙がこぼれる
長女からこぼれ落ちた涙に、彼女の未来を信じたい
人は心のイキモノ、感情のイキモノ
そういう部分、大切に育ててあげたいと思うし
思いのままに突っ走ることも、感情を制御することも
それも、とっても大切だってことも
さてさて、さて
私にもサンタさんが、数年ぶりにプレゼントを届けてくれました
先日のカヤバ?カバヤ?
あれ、なんだっけ?
の、お返しに頂いたのは、EXILEのCD
(私のお財布から半分出したのは、ここだけのお話し♪)
これで来年のクリスマスまで
ATSUSHIの声にどっぷり浸っていられます(笑
が、残念なのは
CDを買いに行った先で、二軒もCD屋さんが無くなっていたこと
イマドキ、お店でCDなんて買わないんですね
なんだか寂しくなっちゃいましたが
これが現実なんだなぁ
かくいう私も、こうしてネットの世界に住んで
それを便利に使わせていただいているけれども
今ある現実の世界、私で言うならば「家族」を
大切にしていかないとな、と
ここをきちんと固めておかないと
ネットの世界でも、ふわふわと浮ついてしまいそうで
PCの前であれこれ・・・考えていたら
少しの間、何をどう話したらいいのか
話そうと思えば思うほど
言葉を無くして無口になっていた私です
ふと、目の前にあったクリスマスのケーキを見ていたら
出来ることなら、あなたにも
「友達」にも分けたいな、と思ったこの日の夜
出会いもあれば、別れもあった一年
楽しいこと、辛かったこと
いろいろな思いが溢れて涙になって
うまくは言葉にできないけれども
ごめんね、も、さよなら、も言わない代わりに
「ありがとう」
それから、今ある繋がり、に
「これからも、どうぞよろしくね」
私にとって、皆がみんな、サンタさんです
そんな私のサンタさんの存在を信じて
また、来年、また、来年・・・ずっと
メリークリスマス!と言えるよう
子供たちと一緒にツリーを片づけながら
鼻歌で、EXILEを
Posted at 2012/12/27 17:16:58 |
ハート絵日記 | 日記