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ハチロックのブログ一覧

2013年11月09日 イイね!

絶対、ということ。

絶対、ということ。  
  
地球が人間を生み出したのだとしたら

将来を見据えて、地球は人間を産んだ瞬間に

自爆スイッチを押したのだと思う










地球を壊すのは、人間だ

その人間を産み落とすとき、きっと地球は

自身の最期を覚悟したのだと思う



どんな人工的な力も、自然の力には及ばない

それでも人間は、何かを作り、未来に繋げようとする

それが、生きるものの本能なんだと思う































ある日ある時、突然訪ねてきたその人は

「永遠の命」を売っていた



全ての話を聞かないうちに、私の口から出た言葉は

「永遠の命なんていりません」



もし私が永遠の命をもらったとしても

自分で自分の命を絶ってでも、その人生を終わらせます

人は、命に限りがあるから頑張れる

ゴールのない人生では、人は頑張ることはできないと思います































ぽかんと口を開けて聞いていたその人は

神、という言葉を口にした



目には見えない「神」という存在は

都合の悪い時の、言い逃れのためにあるんじゃないです



神は、誰の心の中にも存在すると思います

人の心の中には善と悪とが同居していて

それをコントロールする「良心」が、神なんだと思います



人の心の中に神が存在する故に

どんな神様も自然には敵わない

この世に生まれたものは、いつか必ず死を迎える

自然に逆らって、永遠の命をもらおうなんて考えは欲深で

それこそが罪なんだと思います



いつもだったら、「興味ありません」と言って

お帰りいただくところなのだけど

かれこれ十年越しに思っていたことを

いつかこの人たちに伝えたいと思っていた































ある夏休みのこと

うなだれた額に、ダラダラと汗をかいた子どもの手を引いて

家を訪ねてきた人がいる



その後ろを、同じ年頃の子どもたちが連れだって

学校の、夏休みで解放されたプールへ向かう声が行き交う



楽しげなその声を、あの子どもはどんな思いで聞いていたのだろう































子どもが「子供でいられる時間」には限りがあり

それは一生のうちでも、ほんのわずかなこと



夏休みにはプールへ行って、帰りには駄菓子屋へ寄って

少ない小遣いの中から好きなお菓子を選び

日がな一日を、友達と過ごす



家族でも癒せない、埋められない「子ども同士」の時間

それがのちの人生に、どれだけの影響を与えることだろう



そんな貴重な時間は、実の親でさえ

子どもたちから奪うことは、許されないことと思っている



せめて、小学校卒業、できれば中学を卒業して

子どもなりに「善い悪い」の判別がつく年頃になり

親の勧めを、子どもが自分の判断で

自由に選択できるようになるまで

待ってあげたらいいのに、と思う



「この子は自分から一緒に行く、と言ったんです」



うなだれたその子どもに、親の声が重くのしかかって見え

私の勝手な思い違いかもしれないが

声にならない小さな叫びを聞いたような気がする

私なら、友達と遊びに行くことを勧めるだろう

遠慮しなくていいよ、と































そういう経緯があって

私はあなた方を受け入れることができません



思想は自由です

故に、教えそのものを否定するわけではなく

共感できるものもあれば、疑問に思うこともありますが

親として、私には一切を受け入れることはできません



ぱくぱくと動いていた口が

「頭が混乱していて、うまくお伝えすることができません」と一言を残し

その人は帰って行った































ことのくだりを一通り説明すると

レビンマンが真面目な顔でこう言った



次は二人、いや、三人

上司もつれてやってくるよ

きっと狙われるよ



・・・こんなふうに相手を言い負かせるような私が

自分たちの仲間に入れば、強力な味方になる、って?

゚(∀) ゚ エッ?



そのうち拉致られちゃうんだ~、と言うレビンマン



そりゃいくらなんでも偏見でしょ、でも

もしも連れ去られて、魂を売り渡すことになるくらいなら

隙を見計らって、舌を噛み切ってでも自害する

私は絶対に受け入れないから



侍だね~、と笑いながらレビンマンは私の顔を見た



少しの間が空いて、あっ、と思った



「絶対」、なんて、絶対にない

もしかしたら、いつか私も・・・という少しの恐怖心

それを常に持っていることが大切だと



絶対、という強すぎる気持ちは、案外もろく折れやすい



事故も同じ

絶対に事故らないという自惚れは

いつか事故を招くのだろう、それと一緒だ

自分だって、いつなんどき、事故を起こすかわからない

絶対はない、そういう気持ちが必要なんだ



レビンマンにそう話すと

うん、と頷いてくれた































思想は自由だ

誰の思想をも、否定したり、非難するつもりはない



でも

子どもは親の持ち物ではない



私は自分の育ての親から

そういう教えをいただいた































侍だね~、と言われたこの日

女子力が2ポイントさがり

侍力が3ポイント上がったのでありました

(´;ω;`)ウッ…





Posted at 2013/11/09 13:04:46 | アタシ絵日記 | 日記

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