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ハチロックのブログ一覧

2014年04月05日 イイね!

言葉を紡ぐ。

言葉を紡ぐ。晴れと雨とが

入れ替わり立ち代わり

めまぐるしく変わる

春の嵐の一日





雨雲の中から覗く太陽が

ビニルハウスに当たって飛び散る

春の雨を照り返して

眩しい





















照り返しの眩しさに目を細めながら

流れる雲の行先に目をやれば、虹

手を伸ばせば触れる距離に見えながら

行けども行けども追いつかなくて





















人の手に堕ちることのない幻想の花

だから虹は、気高く美しく儚く

人は七色の向こうに希望を映すのだろう






















雨の上がるのを待って、外に出る

田舎では、もう田に水を張りはじめ

初夏に向けての準備が進む

ずっと昔から繰り返されるこの営みに

自分も自然の一部だということを思い出す

大地に心を解放するとき

水田は、心を映す鏡のようだと思う




















心の鏡に自分を映しながら風を読む

気が付けば、青空

まだ一分、二分咲きの桜をあおるように

咲けよ咲けよと

暖かな風が背中を押してくる





















もうじき、この小路を桜の花が覆うだろう

近くの小川には、花筏(はないかだ)が

流れに身を任せ、渦を巻き巻き

一足先に満開を迎えた川下に

こちらにも春が来たよと告げるだろう





















足元の影が、自分の身長よりはるか

長く長く、薄くなってきたことに気付く

陽の傾きが、もう山の天辺を焦がしている

今日もまた夕暮れが夜を連れてやってくる

美しいものは、やはり儚いのだと思う






















山の向こうにすっぽりと沈んだ太陽が

それでも最後の力を振り絞り

白い雲を淡く柔らかな桃色に染める

ほんの少し、寂しくなるのはなぜだろう





















誰かに呼び止められた気がして

ふと足元を見る

今を盛りにと咲き誇る可憐な水仙

空ばかり見ていたせいで

あわや花たちを踏んでしまうところだった





















花も空も何も言わないけれども

言葉を持たず、物言わぬものこそが

真の雄弁者なのだと思う

語るに落ちる、とは言葉を持つ者たちの

心の隙

一心に、ただ一心に存在するものたちに隙はなく

だからこそ、そのひたむきな姿に

人は心を震わせるのだろう





















言葉を紡ぐ者として

何気に放った自分の言葉が

誰かの心を引っ掻いてしまわないかと

いつでも不安になる

自分はおろかだ、おろかだと思いながらも

またひとつ、言葉を紡ぐ

誰かになり替われるわけでもなく

誰かの痛みを癒せるわけでもないけれど

誰かの思いを涙に変えて

ここでそっと、つぶやいていようと思う

踏まれても気付かれなくても

今日も明日も、ここに咲く野の花でありたい
















Posted at 2014/04/05 15:31:59 | ヒトリゴト絵日記 | 日記
2014年03月22日 イイね!

11歳と、ウォークマン。

11歳と、ウォークマン。お彼岸生まれの長女は

21日で11歳になった


ついこの間まで

欲しいものは?と聞かれたら

ゲーム、と答えていた彼女が


11歳の誕生日に

ウォークマンが欲しい、と





お年玉やお小遣いを貯めて

キレイな色のウォークマンを

自分のお財布から手に入れた彼女


ふがいない親だもんで

全額負担してあげられないところが

ちょっと自分でも情けなく思うけれども


せめてCDくらいは親が買ってあげようと

明日はCD屋さんに向かうつもり































何のCDを買うの?との問いに

嵐、と


そっかそっか、ドリカムや徳永は

彼女の趣味ではないもんね


竹内まりやの切ないメロディーも

彼女にとっては退屈なだけだろう


ウィッシュの中で一緒の音楽を聴く機会も

ちょっとずつ減ってくるのかもしれないな・・・































思い起こせば、自分だって

最初に買ってもらったカセットテープは

親も聴かない松田聖子のベスト盤だった


真っ赤なウォークマンに、聖子ちゃん

たしか小学校5年か6年生の時だったと思うけど

自分にとって、当時一番の宝物だった





あの頃からだろう、きっと

次第に自分一人の世界を作り始め

その中の居心地の良さをむさぼっては

子どもと大人の時間を行き来していた


聖子ちゃんのテープが擦り切れる頃

中学の終わりか、高校の初め

夕方のテレビから聞こえたのが

ブルーハーツ


桃色学園都市宣言、ってなテレビの

エンディングテーマだったと思う

”キスしてほしい”


あまりの衝撃に、一目ぼれして

美術の時間、イラストの課題に

モノクロのヒロトを書いて

先生に苦笑いされたことを覚えてる





ふと、そんな10代を思い出しては

嬉しそうにウォークマンを握る

目の前の娘に

小さな焦りを感じた


私の手の届かないところへ行こうとしている・・・































10代にとって音楽は

まさに人生そのものと言っても

きっと言い過ぎではないと思う


あの頃に聴いた音楽は

今も自分の中に息づいているように思う

目をつぶれば、懐かしい音楽とともに

当時の風景


今、長女はその扉の前に立っているんだと

たかだか掌にすっぽり収まる

ちいさな機械のおかげで

母の胸がこんなに嬉しく切なくなるなんて

デンキ屋さんにいたときには思ってもいなかった































手を取って、握りしめて

大人にならないで

なんて言ってみたい気もするけれども


「子どもは、親のものではなく

社会のもので

家族の一員というよりは

社会の一員です

親はしばらくの間、子どもを預かって育て

大きくなると親の手から社会の手に

返さなければなりません

その時子どもは

どんな人間に育って返されるのが幸せでしょうか?」


という話しを読んで

差し出した手を、はっと握りしめて戻してみたり


我が子だけど、社会の子

そんな言葉をかみしめながら

長女を見守っていく日々の始まりの

扉の前に、私もまた立ったのであります





















Posted at 2014/03/22 00:54:30 | コドモ絵日記 | 日記
2014年03月03日 イイね!

Car Beat.

Car Beat.この記事は、

Car Beat vol.16

について書いています。





去年の一月(だったと思う)

一本の電話をいただき

自分の世界が、少しずつ

少しずつ回り始めて

ずっと先にある未来に

一歩、近づけた気がする



出会いに、巡り合わせに、感謝だ





もう何年前のことだったか

あるみん友さんと話していたこと

「世の中にはすごい人がいるよね」



仕事でもないのに、一日900キロの距離を

颯爽と駆け抜けていくその人は

自分とはとても世界の違う人だと

そんな気持ちでブログを読んでは

みん友さんと「すごいね」を繰り返していたのだけれども



その人のブログが更新されるたびに

みん友さんはその人に魅了され

その人の鼓動の高鳴りに誘われるように

みん友さんの中に熱いものがこみ上げてくる様を

私は傍で見ていた



私が付けた足跡に対する足跡返しだったのか

はたまた共通のみん友さんのおかげだったのか

きっかけは、きっとそんなとこだろう

その人は、こちらにも足跡を付けてくれることがあって

当時、図に乗りまくっていた私のブログに

心を揺さぶられるコメントをいただいたり

みん友さんに登録させていただのだけど



そんな私の目の前で

もうずっと昔から決まっていたかのように

止まっていた時間が流れ出すかのように

みん友さんとその人の思いは共鳴していったように思う



人と人との運命的な出会いの場面

その不思議な繋がりに感動すると同時に

自分には踏み入ることのできない世界に

少しだけ寂しい思いをしたのを覚えている



それからいくつかの・・・

思いがぶつかる瞬間というのがあって

そのひとつ、yoshihisaさんのサイトのことで発した自分の言葉が

その人との縁を切ってしまうかもしれない

という覚悟もした



その後、私の心が深い森に迷い込み

あてどなく出口をさまよっていたとき

自分でも知らないうちに、きっと

自分らしさを失っていたのだろう

気が付けば、その人の足跡が無くなり

私の心には、ポツンと小さな穴があいた



穴をふさぐ手立てもなく、気力もなく

それでも

縁を大切にしなさい、という育ての母の言葉と

その人と自分とを信じて

ひたすらに、後をついて行きながら

ただただ、あいた穴を見ていたのだけれども



ふと、穴の向こうに何かが見えた気がして

勇気を出して、踏み込んだ自分の弱さ

「自分の立ち位置。」



小さな穴をこじ開けて

やっとたどり着いた、一つの答え

・・・心にあいた穴は

無理にふさぐことはしなくていいのだと

あるがままを、受け入れることを教えてもらった



何かを手に入れるということは

簡単なことではなく、痛みと

傷みとともに胸に刻まれることを知ったとき

人と自分との世界が違っていても

それは決して悲しむことでも

寂しがることでもないってことに気付いた





それから後、一本の電話が広げてくれた

新しい世界

「Car Beat.」



記事、というにはあまりにも拙く

人の目にさらして良いのか

いまだ戸惑いもあるけれども

でも、本気で挑むと決めた世界



自分の力はまだまだ

どなたの足元にも及ばないけれども

心に溜まった余計なものを捨て去って

自分らしく、書いていきたいと思っている





みんカラでは書けなくなってしまった

私の車への思いを

Car Beat.にぶつけたい





副編集長、.REOさん

お声かけいただき、ありがとうございます

完成されたステージではなく

未完成の、可能性に溢れたステージで

自分なりにこつこつと頑張ります

こんな自分に機会を与えていただけたこと

編集長のノッシーさんにも、心からの感謝を

ハチロック





Posted at 2014/03/03 13:22:24 | トラックバック(0) | car beat.絵日記 | 日記
2014年02月21日 イイね!

迷い道。オヤノキモチ・4

迷い道。オヤノキモチ・4そもそも、アンケートの目的は?

そう聞かれて、本当のことは話せなかった

「皆さんの意見が知りたくて」

「皆さんも、学校のことを知りたくないですか?」

それしか言えずにいた



本来なら、学校で起きたことを全員に説明して

このまま子どもたちのやる気が失われていくのを

黙ってみていていいのか、それとも改善させたいのか

「自分は自分、人は人」がいいのか

みんなの意見をまとめて、学校に話をしに行きたかった

出来ることなら、これまで黙ってみているだけだった

自分たち親のことも、一緒に考えたかった



でも、「もう2月」

そんな焦りが、「とりあえずアンケート」になってしまった



焦りには、理由があった

一向に遅れを取り戻せないままの、授業

担任の態度を言い訳に、やる気を見せない子どもたち

それを見て見ぬ振りの自分たち親

それが少しも改善されないまま、6年生になるのだろうか

そろそろ来年度の異動が決まる時期・・・だから



本音を言えば、今の担任が6年生に持ちあがるのが嫌だった

みんなはどう思っているのだろう?

それが知りたかった

同じ思いの人が、少しでもいてくれたら・・・































でも人事異動は学校が決めることであって

私たち保護者が口出しをすることではない

「担任を変えてください」と言うことは

それこそ「モンスターペアレント」だもの

自分のわがままを、学校に押し付けるわけにはいかない



去年の6月ごろから、校長たちと話し合い

改善に向けてできることはやってきたつもりだけれども

良くなるどころか、クラスのモチベーションは下がるばかり

この状況を、校長がどう判断してくれるのか



最後の悪あがきかもしれないが

一人二人の意見としてではなく

クラス全体の意見を校長の耳に届けたい・・・

不案な気持ちは、皆さんもきっと一緒だろう



と、自分の胸の内を振り返れば

やっぱり「モンペ」だなぁ、と

どんなカタチであれ、担任を変えろと言っていることには

なんら変わらない



本来は、もっと違う気持ちだった

学校と親とで協力して、子どもたちを伸ばしてやりたかった

過干渉「足し算の関わり」じゃなくて

一歩引きながら「引き算の関わり」で

担任と子どもたちとで頑張る姿を

陰ながら支えていきたいと思っていたけれども

結果、ただのでしゃばりになってしまった



どこでどう、道を間違えたのだろう

子どもを思う気持ちが

何処かで深みにはまり、遭難してしまった気がする































振り返ってみれば、やっぱり「当たり前」が原因だろう

親だもの、子どものことには関心があるはずだ

誰かが言い出せば、きっとみんなもついてくるだろう

お子さんから、何か聞いていませんか?

聞いていますよね、心配ですよね?

一緒に考えませんか?



呼びかけに、応えてくれたのは二人のお母さん

でも、そのうちの一人は一緒に行動することなく

直接、教育委員会に話を持ち上げたようだった



クラスで起こったことは、まずは担任に相談

それで解決しなければ、副校長

それでもダメなら、校長と

それが「筋」だと思ってきたから

私は直接教育委員会へ掛け合う気はなかった



小学校の先生をしている方に聞いたのだけれども

掛け合う人の多くは、直接教育委員会に話しを持ち上げるそうで

学校側は、教育委員会から話を聞くことになるのだが

一つひとつ段階を踏んでいくやり方は、珍しいのだそう

ある意味、正当派なクレーマーだっかもしれない(笑



でも、ちゃんと筋を通せば、校長もきちんと向き合ってくれ

できるところから改善の手を打ってくれた

しかしながら、当の担任の口からは

自分の非を認める言葉は聞かれず

他の大人がいないところで、子どもたちを責めてばかりで

でも、子どもたちの話以外に物的証拠の無い親には

それ以上、なすすべがなかった



一度、腹を割って担任と話をしようと思い

自分から頭を下げたことがあるが

その時に、「考えが浅い」と言われただけで

何の解決にもならなかったことがある































そういった経緯と、限られた時間とが焦りとなって

強引なアンケートという形になってしまったが

でも、今回は実施されなくてよかったとも思っている



先月、校長にアンケートをお願いしに行った時

担任が傷つくから、と言う理由で断られたのだけれども

その時に校長に言われた言葉がある



(アンケートをやらなくても)

「お母さんたちの気持ちはわかっていますから」

「お母さんたちには伝わっていないかもしれませんが

私たちもわかってますから、わかってますから・・・」



そう言われて、アンケートの原稿は

校長に預けることになったのだ

もしも今回、アンケートを強行したならば

「わかっている」と言ってくれた校長を、裏切ってしまうことになる

そういう気持ちもあった



校長を信じたい気持ちと

信じられない気持ちと

焦りと不安

無関心に見えるほかの親たち・・・

耐えられなくなって、暴走してしまった



それをどうやって説明していいのか

はたしてどこまで伝わるのか

アンケートの目的を、きちんと言えないまま

お蔵入りにはなってしまったたけれども



でも、それでよかったかもしれない

校長を裏切らずに済んだし

「子どもたちは子どもたちで、きっといろいろ考えている」

そう言うお母さんの声もあって

「子どもたち自身に乗り越えさせなければいけない」

これも経験だから、という言葉に私の暴走が止まった



まわりが無関心、と決めつけていたけれども

私が過干渉だったのかもしれない

そう思うと凹むけれども

でも

無関心は無関心なりに

過干渉は過干渉なりに

良いところも悪いところもあって

それに気付くことで成長していくものなんだと



「子育て、子に育てられ」

いつも自分に言い聞かせている言葉

わかっているつもりが、忘れていた

ダメだな、私

でもいいや、また一つ勉強になった

転んでもタダじゃ起きない

それが私の信念、これだけはブレちゃいけない



それぞれの家庭、それぞれの思い

やり方は違えど、子どもを思う気持ちは

なんら変わることは無いのだと



自分は、筋を通して校長と真っ向から向き合ってきた

単なるクレーマーではなかったと思う

学校側の意見も事情も聞き、その中で折衝してきた

折れるところは折れ、譲るところは譲ってきた

その結果がどうであれ、一本の信念を貫いたのだから

それでいいじゃないか、と



昨夜の電話で、最後に聞いたひとこと

「きちんと説明があれば、アンケートやってもよかったね」

それが聞けただけでも、よかった































いくつもの、長いブログにお付き合いいただき

ありがとうございます



これから小学生の親になられる方には

きっと多くの不安を抱かせてしまったもしれないし

同じ小学生を持つ方からすれば

言いたいことも、たくさんあったかもしれません



子育てが終わった方も、これからの方も

関わりは無くても、子育てに関心がある方も

いろんな方々に心配をかけたこと、ごめんなさい

それから応援をいただけたこと

心から感謝しています



三歩歩いて二歩下がる

そんな子育てですが、自分なりに楽しんでいます

子どもから教わるいろいろなこと

大切なこと

少しでも誰かの役に立てたら、嬉しいです

























Posted at 2014/02/21 10:20:10 | 日記
2014年02月21日 イイね!

視点と立場。オヤノキモチ・3

視点と立場。オヤノキモチ・3もう2月も終わる

早くなんとかしなくては・・・


そんな思いが、不安な背中を後押しして

準備も整わないままに、見切り発車

それが、失敗の原因だったと思う




子どもを思う気持ちに間違いはない

自分は何も間違ってはいない



そう思う一方で、どこか揺れる気持ち

ブレないはずの信念が、何かが違う

何かが違うんじゃない?と、心のどこかでささやいていて



もう一度、あの日教室に集まった

お母さんたちの顔を思い出してみた



何が起こったのか、全く分からないという顔

関わりたくないという面倒くさそうな顔

これが最後のチャンスと焦る顔

訳知り顔

うつむいたまま、前を向かない顔・・・



「学校で起こっていることなんて、知りたくもない!」

そう言ったお母さんの、言葉を繰り返してみる

「何も事情を知らないのに、安易にアンケートなんて答えたくない」



何も事情を知らない、という言葉に

「事情を知ろうとしない、あなたが悪い」

そう決めつけてしまった私



自分の子どものことくらい、自分で知らなきゃダメじゃない

子どもが何も話さないからって

普段の様子や、成績や、宿題の取り組みや

一緒に遊ぶ友達の様子からだって

知ろうとすれば、少しくらいは感じ取れるはず

だって親なんだもの



だって私はそうしてきたもの



と、いう、私の中の当り前を

他のお母さんたちにも押し付けていたこと

「子ども思いの親」という言い訳を盾に

自分は何も悪くない、と思っていた



心のどこかでは、そんな自分の間違いに

気付きたくないけれども、本当は気付いていて

「何か違う」

それが自分の声だということを、認めようと思った





視点を変えること

あのお母さんの立場になって、考えてみる



何も知らない、知ろうとしないことには、賛同できないけれども

そこは考え方の違いだから

これをきっかけに、私自身は子供への関わり方を

過干渉かもしれない自分を、振り返ることにすればいい

人のふり見て、わがふり直せ、だ



では、本当に学校で起きている事実を

何も知らない人の立場になって

いきなり押し付けられたアンケートについて、どう思う?



事情も知らないのに、安易に答えてしまったら

それは無責任ということになるだろう

では、「私は何もわかりません」と書いたら?

他人が書いた意見が、クラスの代表の意見となるだろう

白紙回答で提出したら?

無関心な親、と思われるだろう



どれもみな、きっと自分の本意ではないだろう

ならば、アンケートなんてやらないでほしい



でも

本当はどう思っているのかな?

自分の子どもを心配しない親なんていないだろう

程度の違い、関わり方の違いが

そのまま「子ども思い」の差だとは思ってはいけない

「何も知らない」は

単に「知るきっかけ」がなかっただけかもしれない



家の事情も知らない他人から

ただアンケートに答えろと言われても

そりゃ、誰だって戸惑うよな・・・

なんか、悪いことしちゃったな・・・

私、あのお母さんを責める目をしていたかも?































謝ろう

ちゃんと、趣旨を話そう

相手の話も、よく聞こう

もしかしたら、「売り言葉に買い言葉」だったのかもしれない



良く考えたら、そのお母さんとは、この5年間

一度も話をしたことがない

何処に住んで、何をしているのか、お子さんは何人で

今までどんなふうに学校と関わってきたのか



実は、昨日までお子さんとお母さんとが一致せず

「見たことある」だけのお母さんの、名前も知らずにいた

きっと、お互い様だろう

初めて口をきいたのに、ひどい「初対面」だったな・・・



電話に出た相手は、私の名前を聞いて怪訝な声に変わった

「何か?」

「あの、昨日のアンケートのことなんですが

ご家庭の事情も知らないのに、こちらの都合を押し付けてしまって

本当に申し訳なかったです」



「なにそれ!

そんなことお互い様なんだから、謝ることないじゃない!」

カラカラっとした声で答えてくれたことが

とてもありがたく思えて、ほっとした



「こちらこそ」

と、向こうも私の必死な気持ちはわかってくれて

あっさりと和解、というか、誤解が解けて

本当によかった



最初に説明がなかったこと

準備が不足だったことを謝り

ここ最近のクラスの出来事や今後のこと

色々と話すことができた



きっと、一分もかからずに切れる電話だろうと思っていたら

向こうからも話をしてくれたし

私の話も聞いてくれたし

きっと、「知りたくない」のではなくて

「知る機会」がなかっただけなのかもしれない

本当は、いろいろと心配だったのかもしれない

思いのほか、長い電話になった



フルタイムでお仕事をして、おばあちゃんも抱えて

上のお子さんの学校も大変そうだし

時間がなかっただけなのかもしれない・・・



専業主婦で、子供会の役員も引き受けて

何かと学校に出向いたり、親の話を聞いたり

先生と話す機会の多い私と彼女とでは

入ってくる情報量が違うのは当たり前で

その差が、関心度の差になってしまっても仕方なかったかも



話をしてみなければ、わからなかったこと

単に反対派と決めつけて、もう二度と関わることは無い

そんな流れになりそうだったけれども

振り返ることができて、よかった































それが出来たのも

ブログに寄せられたコメントや

何シテル?へのコメント

そこにはたくさんのヒントがあって

私の暴走を止めるきっかけにもなってくれて

皆さんには、本当に感謝しています



「ところで、これだけ騒ぎになっているなら

来年度は担任は持ちあがらないよね?」

その言葉に、ふと我に返った

彼女も、何も知らないと言いつつも

そこは気になるところだったんだ



「持ちあがらないための、アンケートだったんです」



「モンスターペアレント」

という言葉が頭の中をよぎる



なかなかアンケートの準備ができなかったのも

実はこの言葉が引っかかってのこと

保護者が、学校の人事異動にまで

口を挟むことはしてはいけない

でも・・・でも・・・


























Posted at 2014/02/21 07:36:23 | アタシ絵日記 | 日記

プロフィール

「@ゼフィルス14 さん、応援ありがとうございます(*´∀`)♪ ゼフィルス14さんも、お仕事の行き帰り、どうぞお気をつけて\(^-^)/」
何シテル?   01/25 08:15
・   「日々反省堂」 というお店に勤務しておりますが 本人未だかつて、反省の色なし・・・ いくつもの過ちを繰り返し 繰り返し ...
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心のままに -秋桜とともに- 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/11/10 11:28:43
想い… 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/02/07 05:59:51
考える、、、 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/07/15 21:52:45

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