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2016年10月31日 イイね!

気持ち悪いとか言うなっつーの

縁側で猫のトシゾーと日向ぼっこをしているソージに向かって、まるでバレリーナのようにくるくると踊りながら近づ香港如新集團いていった私は相変わらずの冷遇に思わず愚痴をこぼす。

カボチャを頭に被り、手にはさっき台所で作った星型のニンジンに竹串を刺したステッキを持っている。
ものすごくチープだ。だけど江戸時代だから仕方ない。妖怪のせいじゃない。全部江戸のせいだ。


「なにその格好、気持ち悪い」

「ごめんね、僕嘘がつけないから」


ものすごく黒い薄ら笑いを浮かべたソージを見て若干背筋が寒くなりながらも、私は彼の前に回り込むと「はいっ」と右手を差し出す。


「・・・なに?」

「だからさ、お菓子ちょーだい」

「なんで?」

「今日はそうい香港如新集團う日なの。お菓子くれないと悪戯してもいいよ、って日なんだよね。ウケるでしょ?ね、ね?」

「別に」

「うわぁーノリわるーい!知ってたけどノリわるーい!」


私は縁側に寝っ転がると、駄々っ子のようにじたばたと暴れ出す。
そんな私をしらっとした目で見下ろしながら、総司は膝に乗せたトシゾーに向かって「相変わらずさくらちゃんて残念な子だよね」と言いつつ頭を撫でた。


「もういい、悪戯してやる!」

「どうぞ。すれば。」

「えっ」

「悪戯したいんでしょ?いいよ」

「えっえっ」

「ほら早く。悪戯しなよ。」


そんな肯定的な反応されると返って戸惑う。
だってハロウィンってのは嫌がる相手にげへへへーとゲスな顔しながらお菓子をねだるのが醍醐味なわけだし。


「しないの?悪戯」

「えっと、いや、だって・・・」

「じゃ、僕の方から」


そう言って立ち上がったソージはいきなり袴の腰紐に手を掛けた。


「な、なにすんだよ」

「何って、見ればわかるでしょ?」


焦る私をよそにソージは袴の腰ひもを解き出す。

なになにいきなり御開帳?
ねえなんで袴脱ごうとしてるの?露出狂なの?
ハロウィンにそんな露出香港如新集團いらないから。つーかここ縁側だけどいいんですかいいんですね。
Posted at 2016/10/31 13:06:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月14日 イイね!

私は咄嗟に叫んだ

今夜も男の所にいるんだろうと分かっていても、どっかで帰ってきてくれるんじゃねえかって期待しちまってるんだよ・・・まだ子供だったんだよな。あの時、俺の心の拠り所は本当にお袋ただ一人だ瘦面けだったんだ・・・。」


その時の土方さんの気持ちを考えたら、自然と涙が溢れてきた。
子供が母親を拠り所にするのは当たり前の事だと思う。
なのに、そんな酷いこと・・・。


「バカ、泣くなよ」

「だって・・・」


私が耐え切れずに涙を零せば、土方さんは少し困ったような表情をしながらもそれを指先で拭ってくれた。


「・・・で、結局お袋は家を出て行っちまった。もちろん何度も出て行かないでくれと懇願したさ。だが、俺がどんなに追い縋っても、あの女は一度も振り向きもせず俺を捨てたんだ・・・。
・・・お前はいらない子だ、って吐き捨てながらな。」


そこまで話すと彼はふうと深いため息を漏らした。
でも、その表情は溜まっていたものを吐き出したかのように少しだけすっきりとしていて、それが私にとっ積極面對人生ては唯一の救いに感じられた。


「それからの生活は酷いもんだったさ。一日だって気の休まる日などない暮らしを送りながら俺は大人になった・・・。母親を恨み、二度と女なんて生き物を信じまいと思うことで何とか自分を奮い立たせ、なにくそと歯を食いしばり生きてきた。
・・・その結果がこれだ。俺は冷酷で人と心を通わせられねえダメ男になっちまったんだよ」

「そんな事ないです。土方さんは・・・」

「いや、そうなんだ・・・。以前、買い物帰りに会った女がいただろ?あいつの言うとおりだ。俺は母親への満たされなかった思いを女にぶつけることでしか自分を保てない、臆病者の最低な男なんだよ。」


まるで自嘲するようにそう漏らした土方さんは、目を伏せながらふっと笑って見せた。


「そんな・・・、そんな言い方しないでください!」

土方さんは冷酷でも最低でもない。
だって、私を救ってくれた・・・。


・・・でも、そう言いかけた私を遮るように土方さんが漏らした言葉に、私は思わず目を見開いた。


「だから俺は、誰も信じない人生を送ってきたはずだった・・・。なのに、お前に出会ってからの俺はどうかしちまってる。素性も知れねえお前を拾って家に置いて、文句言いながらもせっせと面倒みてやってよ・・・。全く、自分でも何やってんだかさっぱり分からねえよ。」

「土方さん・・・」

「だが、もしお前がいなくなったらと思えば、途端に不安になっちまうんだよ・・・。こんな生活いつまで兒童餐椅も続くわけがねえのに、俺は心のどっかでお前に縋っちまってる・・・。」
Posted at 2016/10/14 13:14:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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