TMSC-Rのブログ一覧

ノーマルとの違いはなんでしょうか?











------------------------------------------------------------------------
【答え】
「停止表示器材」の形が塗装されています。

ブレーキ関係のブログが続きます。

画像は友人から中古で譲って頂いた日産用4ポットキャリパのパッドです。

上2つは元々付いていたピストン痕です。
(パッド中心寄りの下2つはZ32用キャリパのピストン痕です)

元々のピストン痕は少し変っています。
どのように変っているのでしょうか?

-------------------------------------------------------------------------
【答え】
上2つのピストン痕はR33のもので、オフセットしています。
2つ(4つ)のピストンは同径ですが、オフセットさせる事で低コストで異径と同じように押圧を均一化させる・鳴き抑制等の効果が得られるようです。

R33はロータが入り込む側のピストンが外側にオフセットされています。
異径ピストンの場合はロータが入り込む側のピストンは小さいので、素人考えですが同径ピストンの場合はロータが入り込む側のピストンは内側にオフセットするのが正解のような気がしますが、逆なので不思議です。

手前が今まで使っていたMK63型キャリパです。
奥が現在使用中のZ32用キャリパです。

MK63は13インチホイールが履けますが、Z32用は14インチ以上のホイールでないと履けません。(MK63の方が小型です)

重量はMK63が約3.8㎏でした。
Z32用はどのくらいでしょうか?

-------------------------------------------------------------------------
【答え】
約2.7㎏でした。
(いつもお世話になっているクルマ屋さんからは、軽量化に伴い車高が上がったと冷かされました?????)

｢ばね下重量の軽減は、ばね上重量に対して約１５倍の効果がある…｣ちょっと難解な理論ですが、車の足回りを軽量化すると運動性能に大きく影響して様々なメリットが生まれるようです。
今回の場合、ばね上重量に対して約16.5㎏の効果ですね???
但し、ロータ厚が20mm⇒26mmに伴う重量増で相殺されていますが…。


<参考>
1.MK63型キャリパ
MK63は250型プレジデントに使用されていました。
小径ホイールが履けるようにプレジデント用とはブリーダプラグの位置が変更になったものがNISMOからも販売されていました。
私は13インチのホイールに拘ってNISMO製を使っていました。
シリンダ径は小型キャリパにもかかわらず41.3mmもあります。
20mm厚のロータ対応が基本ですが、インテ96スペックの21mmロータもOKでした。

2.Z32用のキャリパ
シリンダ径は40.4mmです。
初期型のNAのみ26mm厚のロータ対応です。
他は、30mm厚のロータ対応です。

下記はZ32用キャリパの変遷です。
Z32（NA、～94/10）　 280×26 アルミ　
R32タイプＭ/ＧＴＳ４、Z32（ターボ、～94/10） 280×30 アルミ
Z32（94/10～）、S14/15ターボ 280×30 鉄

これはなんでしょうか?














-------------------------------------------------------------------------
【答え】
ブレーキキャリパのピストンです。

ピストンの先端に8ヶ所の溝を切ってあります。
この溝はピストンを空冷するためのものです。
キャリパの冷却風がピストン先端にある溝を通過し、
ピストンを冷却してペーパーロックを防止します。

ちなみに私レベルの走りでは、ブレーキキャリパピストンの冷却溝の効果確認は出来ません。

↓の整備手帳にブレーキキャリパピストンの冷却溝の詳細を載せました。

画像(「さて、問題です。76」と同じ画像です。)の中に組付け上の間違いがあります。
それはどこでしょうか?









-------------------------------------------------------------------------
【答え】
キャリパの「アンチラトルスプリング」が上下逆に付いています。
本当にわかり難い問題で済みませんでした。
(画像にはほんの一部しか写っててません)


↓の整備手帳に詳細を載せました。