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この記事は、無免許に追突されると言うこと。について書いています。

11日に、広島県呉市安浦町へ災害派遣ボランティアへ行ってきました。

きっかけは先月に当地近くへ営業へ行った際に通りかかり、報道では分からない惨状に心を痛めた事です。







盆休みに入ったら少しでも手助けしたいとの想いでボランティア参加を決めました。

事前に高速道路申請書、災害ボランティア保険をネットを基に呉市社協ヘ連絡して申請書をFAXやり取りで作成し、地元役場と社協でその後の手続き。高速道路申請書があれば、提出した通行予定日に高速道路料金所で提出する事で通行料が無料になります。
被災地でも申請は出来ますが、行きの費用の後からの申請が出来ないのと事前に準備しておく事で現場での受付手続きがスムーズになります。
なお、高速道路申請書は申請した日と通過するICの後からの変更は煩雑になるのと、ETCレーン及びETC専用スマートICは利用出来ませんので、計画的な準備が必要です。





その後当日は朝4時に福岡を出発。



約300km、4時間後に呉市内に入り、災害現場を通りながら向かいました。







午前9時前に、目指すボランティアセンターに到着。







準備は作業着上下、厚底長靴、ゴーグル、厚手の手袋、防塵マスク。タオルとスポーツドリンク、昼食を詰めた保冷バッグ。
受付を済ませて11名で班を作り、依頼現場へ向かいました。
現場はプライバシーの問題もあるので撮ってませんが、水深が1ｍ50cm迄浸かったようで、泥が家の中迄積もっており、泥掻き出しと家財の運び出しで時間いっぱいかかって従事。あっという間に土嚢袋が数十個の山となりました。
海沿いのゴミ集積地にも手伝いで同乗しましたが、尋常じゃない高さのゴミ山がいくつも出来てました。
ボランティア作業時間はきめ細かく定められており、午後2時に終了。
ものすごい暑さで、15分おきに水分補給しましたが、汗の吹き出しも膨大で全くトイレに行かないでOK(笑)
しかし経験で、保冷剤とスポーツドリンク500ml6本、半分は凍らせて持っていったお陰で充分持ちこたえました。
防塵マスクは必須。構造上空気の流れにくいので、汗がたまりやすい。複数持っていくかフィルター交換タイプが正解です。
またゴーグルも目に砂ホコリが入りやすいのであった方がイイです。



休みに入った事もあり全国からボランティアの方が集まっており、私の班にも福岡や和歌山からの参加の方がおられました。また女性の割合が多く、仕事の内容からも力作業が多いので、男性にもっと参加を促したい状況でした。

その後汚れと汗を流す為、市街地へ移動し銭湯へ入り、衣類をコインランドリーで洗濯。







呉は港町で、地形上特異な旧軍港でもあります。有名な「大和ミュージアム」もある観光地です。
市街地へ行くと水害の影響は今は殆どなく、市民生活も平常でした。

しかし、休みなのに人通りが少ない。
「広島」「岡山」「愛媛」というだけで旅行をキャンセルされた声を多数聞きました。

確かに被災地の現場は甚大ですが、厳しい被災現場は呉市の場合でも一部分。それが全てと判断し人の流れが止まってしまうと復興もままなりません。

また被災地でも、人は足りない状況です。女性の関心が高いのは喜ばしいですが、力の必要な男手が足りていない。
気軽にとは言いませんが、その目で見て貰う事、時間があれば宿泊してしっかりお金を落として貰う事も含め、もっと男性にも動いて貰いたいと思いました。

私は昨年の九州北部豪雨や大分豪雨等複数の災害支援を経験しましたので今回も役に立ちましたし、その時に活動された方々とも多く出会いました。
明日は我が身、このような機会に敢えて足を運ぶ事も大きな経験になります。
但し災害ボランティアは自己責任が必須です。

正しい理解と、勇気ある行動が必要だと思います。

是非、遊びでも支援でも、足を運んで頂きたいです！