オイル交換

少し遅くなりましたが、今日は新車６ヶ月点検を受けてきました。
点検ついでにオイル交換もしてもらう予定だったんですが、私が利用しているディーラーの場合、アイの指定オイルは『0w-20』だそうです。
説明書などでは、ターボ車の指定は『5w-20』の筈なんですが、ここではとにかく『0w-20』だそうで、指定以外のグレードはオススメできないとのことでした。

ウチのアイだけかもしれませんが、エンジンが冷えている時の方が明らかに回転がスムーズだったり、暑い日にしばらく走っていると熱ダレのような症状が出る事がありました。
そんなわけで、夏の間は少し硬めのオイルを試してみたかったんですが、無理を言っても悪いので、ディーラーでのオイル交換は諦め、いつも通り自分でオイル交換する事にしました。

何もかもが特殊仕様だったり専用パーツだったりするアイの事。どうせ近所のカー用品店に在庫が無い事はほぼ確実なので、オイルフィルターだけはディーラーで購入しておきました。

ブーストアップもしているので、出来るだけ良いオイルを入れてやりたいところですが、今月はとにかく経済状況が厳しく、自分自身の燃料代（食費）の捻出さえ怪しいという有様です。

超自動後退のオイルコーナーに出向き、店員に車の事情を伝えたところ、『飛燕』という高級オイルを勧められたんですが、リッター2200円は経済的にかなりキツイですし、なにより、ヒコーキマニアにとってはオイルの名前が『飛燕』というのは悪い冗談にしか聞こえない（マニアックすぎるネタですみません・・・）ので、とりあえず却下。
悩んだ結果、いろいろと手頃なコイツを選んでみました。

実のところ、オイルのブランドはよくわからないんですが、『聞いた事があるメーカー』の『化学合成油』な『強力保護オイル』なので、たぶん問題無いのではないかと・・・・

ちなみに、このオイルを購入した超自動後退はこの付近では一番大きなカー用品店の筈なんですが、やっぱりアイ用のオイルフィルターの在庫はありませんでした。

廃油処理が面倒なので、出来れば店で交換してしまいたかったんですが、日曜日のせいか待ち時間が90分だったので諦め、自分で交換する事にしました。

で、さっそく家に帰ってジャッキアップしてみると、なんだか異様に巨大なドレンボルトが・・・・・こんなところまでスペシャルかよ・・・・・

２４ミリのレンチなんて持っていないので、近所のホームセンターでソケットを購入してきたんですが、初回点検時の交換でやたらときつく締め込んでくれたらしく、押そうが引こうが叩こうが全くゆるむ気配がありません。
結局、安物ながらも長年愛用してきたラチェットレンチが破損　→　工具入れの奥から引っ張り出してきたモンキーレンチも破損、という経緯を経て、再び出向いたホームセンターで購入したロングタイプのメガネレンチを使って、ようやく緩める事が出来ました。
ドレンボルトを緩めるための工具代だけで2500円も使ってしまいました。
自動後退の交換工賃が500円少々だったような気が・・・・・おとなしく90分待ってれば良かった・・・・

で、苦労の末に取り外したドレンボルトがコレなんですが・・・・
初めて見るタイプなんですが、最近の車はみんなこんな感じなんでしょうか？
ボルトを完全に引き抜かなくてもオイルが抜ける構造なんで、作業がやり易くて助かりました。

ちなみに、オイルフィルターの方は、どこにも在庫が無い割にはごく普通の形状で、取り付け位置も作業しやすい場所だったので、ウチに転がっていたバイク用のフィルターレンチで呆気なく脱着出来ました。

現在の走行距離が4700kmほどなので、初回点検の交換から約4000kmほどの走行だったわけですが、『意外と』と言うべきか『案の定』と言うべきか、オイルはかなり汚れていました。
もともと粘度が低いので、本当に劣化しているのかはよくわかりませんが、やはり真っ黒なオイルよりは綺麗なオイルの方が精神的にも安心ですね。

交換後の印象ですが、エンジン音が少し静かになった事以外は、特に気になるような変化もなく、ごく普通に走ってくれます。

なんだか余計な部分で余計な支出が発生してしまいましたが、とりあえず、これで安心して夏を迎える事が出来そうです。