PHVは書いていましたがノーマルはまだでしたのでご紹介。
グレードは売れ筋のS
ボディーサイズは
全長4575mm
全幅1760mm
全高1470mm
WB 2700mm
となっており全幅こそクラセダやアリオンよりも広いですか、全長は短く、最小回転半径5.1mですのであまり気を使うところはない。
本モデルはMC後アクの強かった前期に比べて少しは大人しくなりましたがそれでもまだまだ歌舞伎顔。
内装も不評だったホワイト部分がなくなりピアノブラック調の物へ変更。
プリウスでは歴代センターメーターを採用されているが私はプリウスに関しては自身の着座位地からするとやや遠く見にくい。
車とは関係ないが新しくなったエントリーナビNSCN-W68は先代の悪名高きNSCD-W66とは比べ物にならないほど動作が早い。
我が家のアリオンに搭載しているNSZT-W68Tと遜色ないレベル。
話を車に戻すと、走り全体は過去に書いたPHVよりもバッテリーの重さが軽い分、走り自体も軽快。
過去30プリウスに感じたリアのバタツキや巡航時の静粛性などが改善され車自体の完成度は高いと思う。
本プリウスから採用されたTNGAの影響で先代よりもボンネットが低くなり前へ走る分には取り回し性能も先代ほど悪くない。
プリウスロケットと揶揄されるようになってしまったプリウス。意外に思われるかも知れないが私自身プリウスは好きな車。
特にTNGAになった50プリウスは車両価格260万円ほどの価格を考えると走り、先進装備、質感などがそつなく纏まっている。
同じトヨタで1.8モデル同士、アリオンとプリウスを買うのであれば私は質感の高い走りを提供する50プリウスを多くの人に勧めるだろう。
私はアリオンは好きなのだが、どうしても走りの質感で劣る。
先進装備も走りも劣ってしまうアリオンとプリウスの差額はアリオンA18 G-plusパッケージ¥2.491.855とプリウスS¥2.565.000の差額は7万ほど。この7万をどう考えるかは人それぞれだが 、楽に移動するということに重きを置くとプリウスを選択するのは、全幅にゆとりがある人には両車を比べた場合プリウスの方がメリットは大きいだろう。
それだけTNGA採用車と非採用車では満足度が違う。
特にわかりやすいのは先日ご紹介したオーリスとカローラスポーツの走りの違いだと思う。
ライバルにホンダのインサイトがあり、ライバル同士比べるとプリウス上級グレードとインサイトを比べる場合はインサイトをお勧めするが、車にこだわりがない人間にはプリウスの中間グレードをおすすめしたい。
プリウスはデザインが個性的過ぎて先代ほど売れてはいないが車としては私は良い車。
自分で運転をして所有するならばインサイトだが今回のようにレンタカーで乗る分にはプリウス。
クラウンやカムリ、プリウスを乗って思うことは、どの車も走りに関しては不満が少なく、そつなく纏まっているが、それだけ印象には残りにくい。
私がプリウスが好きでもアリオンの代替の時に積極的に勧めなかったのはそこ。
私のページへお越しの方はお分かり頂けると思いますが我が家のラインナップは癖の塊のようなものw
そういう人間にはどうしても今のトヨタ車はかつてのトヨタ車のように無個性こそが個性になりつつあるような気がして面白味がないのだ。
何となく、「ああ、良い車だったな」と思う車ではなく、この車のここが良かったと思わせる部分を造り上げていくことが、もっと良い車造りを目標にしている今のトヨタ車の課題ではないかなと私は考える。
番外編で今回の車両ではないが2月に北海道へ行った際に利用した4駆モデルはレジェンドのSH-AWDのように物凄く緻密に駆動配分を制御しており、雪深い所へ行っても不安になることはなかった。
滑りそうな路面でも電子制御が効いているので走行安定性はピカイチ。
雪道以外、特に高速道路では、より恩恵に預かれる。
雪国が販売の殆どだと思うが、私が仮にプリウスを購入するのならば高い走行安定性を誇る4駆モデルを購入するだろう。
何度も述べるが、デザインさえ何とかなればプリウスはとても良い車。
同じシステムを用いた次期カローラはプリウスよりもボディーサイズが小さくなるそう。
プリウスでの走りをそのまま生かすことができるのならばカローラが復活するチャンスもあるかも知れない。
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車の感想 トヨタ | 日記
Posted at
2019/07/19 15:10:56